アニメ「ディメンション ダブリュー」配信状況・作品紹介

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2016ディメンション ダブリュー

ディメンション ダブリュー

★ 3.4 / 5.0アクションSF
放送年2016年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Studio 3Hz

2071年、世界はW次元という異次元からエネルギーを抽出する「コイル」ネットワークにより、エネルギー問題を解決していた。しかし違法なコイルが出現し、警察では対処できない力を発揮するようになる。これらの違法コイルに対抗するため、特殊な能力を持つ者たちが立ち上がる。

「ディメンション ダブリュー」はどこで見れる? 視聴方法・Blu-ray情報・最新ニュースを一覧でまとめています。配信解禁情報も随時更新します。

配信状況まとめ

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ディメンション ダブリュー』はHuluで視聴可能です。全12話をまとめて一気見できるので、週末のイッキ見にもぴったりです。SFアクションとしての完成度が高く、Huluに加入中であれば追加料金なしで楽しめます。
目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

西暦2071年、世界は「W次元」と呼ばれる異次元空間からエネルギーを取り出す「コイル」技術によってエネルギー問題を克服していた。しかし公式ネットワーク外で動作する違法コイルが各地に出回り始め、通常の警察では手に負えない超常現象を引き起こすようになる。元「コイル回収人(コレクター)」の青年・京夜は、ひょんなことから少女型アンドロイドのミラと行動をともにしながら、違法コイルの謎と、W次元が秘める巨大な真実へと否応なく引き込まれていく。

みどころ・魅力

① 独創的な世界観と緻密な設定

「W次元」という概念を軸に構築されたSF世界は、エネルギー問題が解決した近未来社会の光と影を丁寧に描いている。コイル技術の仕組みや違法コイルがもたらす超常現象など、ハードSFとしての説得力ある設定が物語に奥行きを与えており、設定好きの視聴者を引き込む。

② 対照的な主人公コンビの化学反応

寡黙で孤独なコレクターの京夜と、明朗かつ好奇心旺盛なアンドロイドのミラという凸凹コンビが物語の核。バトルシーンでの息の合った連携と、互いの過去・内面が少しずつ明かされていく過程に、アクション以上の感情的な読みごたえがある。

③ スタイリッシュなアクションと映像クオリティ

Production I.Gが手がけた映像は流麗で、京夜の肉体派戦闘とコイルを活用した超常バトルが組み合わさったアクションシーンは見応えたっぷり。テンポよく畳みかける演出と重厚なBGMが緊張感を盛り上げ、1クール全12話を飽きさせない。

キャスト・声優一覧

マブチ・キョーマ
マブチ・キョーマ
メイン
小野大輔
百合崎ミラ
百合崎ミラ
メイン
上田麗奈
ユーリー・アントノフ
ユーリー・アントノフ
サブ
間宮康弘
ハリー・イーストリヴァー
ハリー・イーストリヴァー
サブ
阪口大助
ラシティ
ラシティ
サブ
能登麻美子
K・K
K・K
サブ
津田健次郎
ルワイ=オーラ=ティベスティ
ルワイ=オーラ=ティベスティ
サブ
山下大輝
鮎川麻奈
鮎川麻奈
サブ
日岡なつみ
榎南森晴菜
榎南森晴菜
サブ
石上静香
ダグラス・マークス
ダグラス・マークス
サブ
稲田徹
ハルカ・シーマイヤー
ハルカ・シーマイヤー
サブ
梶裕貴
ソフィア・タイラー
ソフィア・タイラー
サブ
高橋美佳子

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スタッフ

監督亀井幹太
キャラクターデザイン松竹徳幸
音楽椎名豪、藤澤慶昌
美術監督垣堺司、竹田悠介、岡本春美
音響監督明田川仁
OPSTEREO DIVE FOUNDATION「Genesis」
EDFo’xTails「Contrast」
EDSTEREO DIVE FOUNDATION「Genesis」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・考察

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「見た気がするけど記憶にない」。これが正直な出発点だ。2016年冬クール、たしか配信で追っていたはずなのに、なぜか頭の中に残っているのは「小野大輔が乗ってる車」と「緑色の目をしたアンドロイドの女の子」という断片だけ。感想どころかオチも覚えていない。こういう作品、ある。「見たログ」はあるのに「見た記憶」がない。

改めて最初から見直したとき、「あ、これ好きだったやつだ」という感覚が序盤10分で蘇った。作画の質感、あの妙に重厚なSFギミックへの全力投球っぷり。2回目を通して気づいたのは、記憶に残らなかった理由も、たぶん同じところにある——この作品、「コイル」という概念の説明に序盤の体力をかなり使っていて、感情移入より先に設定理解が来るんだ。それが合う人には最高のフックで、合わない人には振り落としになる。

過去を「エネルギー」にして生きることの不可能さ

表向きには近未来SFアクションだ。W次元からエネルギーを抽出する「コイル」が世界を変えた2071年、その違法コイルを追う男とアンドロイドの少女——という骨格だけ見ると、よくある相棒バディものに見える。でも2回通して見ると、この作品が一番執着しているのは「テクノロジー」でも「バトル」でもなく、喪失を抱えた人間がどこに向かうかという話だとわかる。

主人公のキョーマはコイルを生理的に拒絶している。文明が依存しているインフラを、自分だけ使わないという姿勢。これは単なるキャラクター付けじゃなくて、彼の過去——失ったもの——と地続きになっている。コイルは「可能性空間」を扱う技術で、つまり「あったかもしれない別の現実」を物理的に干渉できる代物だ。過去に近づける技術を、過去に傷を持つ男が憎んでいる。そのアイロニーが物語の骨格になっている。

ミラもそうで、彼女は亡くなった父親が作ったアンドロイドだ。存在そのものが誰かの「残したかったもの」として機能している。キョーマとミラは方向性は真逆だけど、どちらも「過去を引きずった存在」として置かれている。この二人が組む必然性が、設定ではなくテーマレベルで成立している。

コイルネットワークが「便利なエネルギー源」である以上に「過去を閉じ込めておける装置」として機能する場面が中盤以降に出てくる。そこで初めて、この世界の怖さが露わになる。喪失を受け入れずに技術で「保存」しようとする人間の話として読むと、SF的なガジェットが全部意味を持ってくる。

特に刺さったシーン

中盤の孤島編と呼べる区間、閉鎖空間で各勢力の思惑が交差していくあの構成が好きだ。密室サスペンスとSFアクションを無理やり同居させているんだけど、意外と成立している。ここで津田健次郎演じるK・Kが画面に出てくるたびに空気が変わる。ああいう「胡散臭いのに存在感がある」キャラクターは津田さんにしか出せない声の重さがあって、セリフ量が少ない場面でも勝手に「何か企んでいる感」が漏れ出てくる。

上田麗奈のミラは、感情表現の「ちょうどよい機械っぽさ」が絶妙で、人間に近いんだけど少しだけずれている、というラインを声だけで表現していた。感情があるのかないのかわからないキャラクターを、説明台詞なしに成立させているのはほぼ演技の力だと思う。2回目で聴くと、序盤から既にその「ずれ」が仕込まれていることに気づいて、それだけでもう一度見た価値があった。

読んで見たくなったら——『ディメンション ダブリュー』はHuluで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • SF設定を「道具」ではなく「テーマの核」として使っている作品が好きな人
  • バディものの関係性が少しずつ変化していく過程を楽しめる人
  • 小野大輔津田健次郎能登麻美子といったキャストの演技を目当てに見られる人
  • 2016年代の作画クオリティが気にならない人(悪くはないが時代感はある)
  • 伏線を後から回収してくれる構成が好きで、序盤の設定説明を辛抱できる人

合わない人

  • バトルシーンに爽快感を求めている人(どちらかというとドラマで見せるタイプ)
  • 序盤から感情移入できるキャラクターが欲しい人(キョーマは取っつきにくい)
  • 設定説明が多い序盤で離脱しやすい人
  • 全12話で完結しているが、原作が未完なのでスッキリした終わり方ではない。「続きを知りたい」で終わることが許容できない人にはきつい

次に見るなら

トライガン・スタンピード(2023年)——荒廃した世界で「力を拒絶する理由」を持つ主人公という意味で近い空気感がある。過去の喪失とアクションが地続きになっている点も共通している。こちらはフルCGで映像的なアップデートがされているので、ディメンション ダブリューで物足りなかった人にも届きやすい。

プラスティック・メモリーズ(2015年)——アンドロイドと人間の関係性、感情の有無という問いを軸に据えた作品。ミラというキャラクターに引っかかりを感じた人なら、こちらでより深く掘れる。ただしこちらはアクション皆無でラブコメ寄りなので覚悟はいる。

91Days(2016年)——同年のアニメで、こちらも復讐と喪失を主軸にした骨太のドラマ構成。舞台は禁酒法時代のアメリカで完全に毛色が違うが、「過去に縛られた男の話」として見ると不思議と似た読後感がある。梶裕貴が主演で、ディメンション ダブリューとはまた違う面が見られる。

よくある質問

Q. 『ディメンション ダブリュー』は全何話ですか?
A. 全12話の1クール作品です。2016年1月から3月にかけて放送されました。コンパクトにまとまっているため、短時間で完走できます。
Q. 原作はありますか?
A. はい、岩原裕二によるSF漫画が原作です。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されていました。アニメはおおむね原作序盤〜中盤をカバーしています。
Q. アクション初心者でも楽しめますか?
A. 楽しめます。バトル描写は迫力がありつつも過度にグロテスクではなく、SF世界観やキャラクターの関係性に興味を持てれば、アクション慣れしていない方でも引き込まれる作品です。
Q. アニメは原作の結末まで描かれていますか?
A. アニメは原作の途中までのストーリーをアニメオリジナルの展開で締めくくる形になっています。続きが気になった方は原作漫画でその後を確認するのがおすすめです。

まとめ

『ディメンション ダブリュー』はHuluで視聴可能です。全12話をまとめて一気見できるので、週末のイッキ見にもぴったりです。SFアクションとしての完成度が高く、Huluに加入中であれば追加料金なしで楽しめます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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