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フェアリーゴーン 2
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | P.A.WORKS |
戦争終結から9年後、不安定な社会情勢の中、違法妖精を取り締まる組織「ドロテア」の新入隊員マーリヤは、故郷を焼いた仇である暗殺者ヴェロニカと対峙する。黒の妖精書を巡る戦いが激化し、マーリヤは故郷・妖精郷スーナの森の真実と向き合うことになる。マーリヤとヴェロニカは、神獣を倒すため妖精(魂)を融合させ、最後の戦いに挑む。フリーと共に戦うマーリヤの姿が描かれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
戦争終結から9年。復興の途上にありながらも社会不安がくすぶる世界で、違法な妖精を取り締まる組織「ドロテア」の一員となったマーリヤは、かつて故郷を焼いた暗殺者ヴェロニカと再び対峙します。すべての発端である「黒の妖精書」をめぐる争いは激しさを増し、各勢力の思惑が交錯。マーリヤは故郷である妖精郷スーナの森に隠された真実と、自らの過去に向き合っていきます。やがて世界を揺るがす脅威を前に、かつての宿敵と肩を並べて最後の戦いへと挑むことになります。
みどころ・魅力
① マーリヤとヴェロニカ、宿敵から共闘への関係性
故郷を焼いた仇であるヴェロニカと、その被害者であるマーリヤ。憎しみで結ばれたはずの二人が、黒の妖精書をめぐる戦いの中で互いの立場や過去を知り、やがて同じ脅威に立ち向かうために手を取り合っていきます。シーズン2はこの複雑な関係の行方が最大の見どころです。
② 「黒の妖精書」を軸に加速する群像劇
物語の鍵を握る黒の妖精書を奪い合い、ドロテアや各組織、個人の思惑が激しくぶつかり合います。誰が何のために動くのか、立場が二転三転する駆け引きと陰謀が、シーズン1から続く世界観をより深く描き出していきます。
③ 妖精能力を駆使したアクションと重厚な世界観
魂から具現化する妖精の力を操ったバトルが見応え十分。退廃と再生が同居する独特の世界設定と、戦争の傷跡を背負ったキャラクターたちのドラマが融合し、ダークファンタジーならではの緊張感あふれる物語が展開されます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 鈴木健一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 十文字青 |
| 原案キャラデザ | 中田春彌 |
| キャラクターデザイン | 清水貴子 |
| 音楽 | 宮崎誠、睦月周平 |
| 美術監督 | 東潤一 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | (K)NoW_NAME:Ayaka Tachibana & NIKIIE & AIJ「STILL STANDING」 |
| ED | (K)NoW_NAME:Ayaka Tachibana「Stay Gold」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、1期を途中で止めていた。情報量の多さに「これ、ちゃんと座って見ないと無理なやつだ」と腰が引けて、そのまま積んでいた口だ。なのでリストに「2」を見つけたとき、まず驚いた。あ、ちゃんと2期まで行ってたんだ、と。世界観の難しさで脱落者を量産したであろう作品が、それでも続きを作ってもらえた——その事実だけで、ちょっと見直す気になった。改めて1期から見直して2に入ると、印象がまるで違う。最初は「設定を理解する作業」だった視聴が、2では「この人たちの落とし前を見届ける時間」に変わっている。同じ画面なのに、こちらの座り方が変わるアニメだった。戦争は終わったのに、終われなかった人たちの話
フェアリーゴーンという作品の芯は、派手な妖精バトルでもなければ、黒の妖精書をめぐる宝探しでもない。戦争が終わって9年経っても、その中で何かを失った人間はどうやっても「終戦」できない、という一点に尽きると思う。世界は復興の体裁を整えていく。けれど故郷を焼かれたマーリヤにとって、その火はまだ消えていない。仇であるヴェロニカと向き合うとき、彼女の中で時計は9年前で止まったままだ。2で踏み込まれるのは、その止まった時計をどう動かすか、という途方もなく地味で重い問題だ。復讐は、果たしても何も戻ってこない。でも捨てれば、失ったものを二度殺す気がする。その板挟みを、誰も格好よく解決してくれない。妖精郷スーナの森の真実にたどり着いたところで、過去が無かったことになるわけでもない。むしろ知ってしまったぶん、背負うものが増える。この作品が単なるダークファンタジーと違うのは、力(妖精=魂)を融合させて神獣に挑むという最終局面ですら、「勝つための盛り上がり」より「それでも生き残った側が抱え続けるもの」に視線を残しているところだ。終わらせるために戦うのではなく、終われない自分とどう手を打つか。マーリヤとヴェロニカという、本来なら殺し合うしかなかった二人が同じ方向を向く瞬間に、この作品の答えのようなものが滲む。許しではない。和解でもない。ただ、止まった時計を二人がかりで動かす、それだけのことが、どれだけ難しいか。特に刺さったシーン
終盤、妖精(魂)を融合させて最後の戦いに挑む流れ。理屈で言えば力の足し算なのに、画面から漂うのは高揚より覚悟で、ここで市ノ瀬加那のマーリヤの声がぐっと低く据わるのがいい。序盤の、まだ感情をうまく扱えていなかった彼女の声を覚えていると、この変化は効く。最初に見たときは展開を追うので精一杯だったけれど、2回目で気づいたのは、フリーの距離の取り方だ。前野智昭の芝居が、踏み込みすぎず突き放しすぎず、マーリヤの隣に「いる」ことだけを徹底している。叫ばない芝居がこれほど雄弁なのか、と。ウルフラン・ロウの細谷佳正、ビター・スウィートの寿美菜子、ジェット・グレイブの東地宏樹と、脇に回る声がいちいち重たくて、組織の人間それぞれにちゃんと戦後を生きてきた年輪が乗っている。仇と向き合うあの対峙で、思わず息を止めていた。読んで見たくなったら——『フェアリーゴーン 2』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 説明されない設定を、自分で拾って組み立てる視聴が苦じゃない人
- 戦後・復讐・喪失といった重たいテーマを腰を据えて見たい人
- 叫ばない芝居、低めのトーンで芯を出す声優の仕事が好きな人
- 1期を途中で止めた人(むしろ2まで来ると印象が変わる)
合わない人
- 序盤から全部わかりやすく説明してほしい人
- テンポよくスカッと勝つバトルを求めている人
- キャラの関係が短い尺で整理されることを期待している人
次に見るなら
戦争の後始末を背負う人間の話が刺さったなら、86―エイティシックス―。戦場に置き去りにされた者たちの感情を、派手さでごまかさず描く手つきが近い。
喪失と、それでも前に進もうとする時間の流れを味わいたいなら、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。戦争が終わってから始まる物語、という芯がフェアリーゴーンと重なる。
組織と裏稼業、重たい世界観で大人たちが動く空気が好きなら、プリンセス・プリンシパル。スパイという題材ごしに、嘘と本音の距離を描くのが効く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『フェアリーゴーン 2』は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。シーズン1から続く物語の決着までを一気に楽しみたい方は、Huluでの視聴がおすすめです。配信状況は時期によって変わる場合があるため、視聴前に最新の情報を確認しておくと安心です。
よくある質問
まとめ
『フェアリーゴーン 2』は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。シーズン1から続く物語の決着までを一気に楽しみたい方は、Huluでの視聴がおすすめです。配信状況は時期によって変わる場合があるため、視聴前に最新の情報を確認しておくと安心です。


