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変態王子と笑わない猫。 へんねこBBS
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ライトノベル |
2013年1月から放映開始されたCM用の特別編で、その後BD/DVDに収録された作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『変態王子と笑わない猫。』のBBSサイト「へんねこBBS」を舞台にした2013年制作の特別編。BD/DVD同梱の短編作品として制作され、本編とは一味違う雰囲気でキャラクターたちが繰り広げるコメディが楽しめる。主人公・横寺陽人や筒隠月子、筒隠つきこら馴染みのキャラクターが登場し、ファン向けの濃密なサービス作品として仕上がっている。本編を見た後に視聴することでより一層楽しめる、ファンなら見逃せない一作。
みどころ・魅力
① 本編キャラたちのユニークな掛け合い
本編では見られないキャラクターたちのゆるい一面が楽しめるのが最大の魅力。原作の持ち味であるコメディテイストが短編ならではのテンポで展開され、笑えるシーンが凝縮されている。本編ファンならニヤリとできる小ネタも随所に散りばめられている。
② BD/DVD特典ならではのファンサービス
通常の放送では味わえない特典映像ならではの遊び心が光る作品。CMとして制作されたという背景もあり、コンパクトながら密度が高い。本編の世界観を大切にしながらも、やや砕けたトーンで描かれているため、気軽に楽しめるのも魅力のひとつ。
③ 短時間で完結するお手軽さ
短編・特別編という形式のため、時間をかけずにサクッと視聴できる手軽さがある。本編の合間の箸休め的な位置づけでも楽しめるうえ、本編未視聴者への入門的な役割も果たせる作りとなっている。コメディジャンルが好きな視聴者に幅広くおすすめできる。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 鈴木洋平 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 伊藤美智子 |
| 原案キャラデザ | カントク |
| キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
| 音楽 | 菊谷知樹 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
へんねこ本編を全話見終えて、BD特典まで漁っていたときに存在を知った。CMから始まった特別編という情報だけで、正直期待値は低かった。「こういうのって大抵、本編の名場面をBGM変えて流すだけか、中の人がしゃべって終わりでしょ」と思いながら再生したら、きちんとキャラクターとして動いていて少し驚いた。へんねこのBBSというコンセプトが、このシリーズのあの「なんでも言葉にしちゃう」空気とうまく噛み合っている。2回目は梶裕貴と小倉唯の掛け合いだけに集中して見直した。短いからこそ、1回では拾えないものがある。
「本音を垂れ流すキャラクター」が、BBS形式に乗ると二重に面白くなる
へんねこBBSが成立しているのは、作品の根幹にある「本音ダダ漏れ」というコンセプトをBBSというテキスト形式に置き換えることで、それが二重に機能しているからだ。原作・本編でいつも内心をさらし続けている横寺陽人というキャラクターは、掲示板というフォーマットの中でさらに饒舌になる。現実の掲示板のように、誰かが書いたことに誰かが乗っかり、誰かが横槍を入れて場が展開していく構造は、ショートコンテンツとの相性がいい。
田村ゆかりが演じるつくしは本編でも感情を抑えた役だが、BBSというテキスト形式の中でも「笑わない」印象をしっかり保っていて、声優の仕事の細かさを感じた。テキストで読んでいるはずなのに声が聞こえてくる感覚——これはキャスティングの勝ちだと思う。豊崎愛生の小豆の母も短い出番の中でちゃんとコメディのアクセントになっていた。
このBBSという形式、実はへんねこという作品が持っているテーマ——「言ってはいけないことを言ってしまう人間の可笑しさ」——を別の角度から切り取っている。本編が行動で示すなら、BBSは言葉で示す。媒体は違っても笑いのソースは同じで、CM用という制約の中でそれを成立させているのは地味に評価していい仕事だ。梶裕貴が陽人として書く一言一言のトーンが、テキストの上でも「こいつだ」と思わせてくるあたり、声優が役に乗り切っているときの強さがよく出ている。小倉唯の月子も、本編の張り詰めた空気とは少し違う場所でのびのびしていて、本編だけでは見られない隙間を埋めてくれる。
単なるCMタイアップ企画を、ファン向けのミニチュア劇場として機能させるには、作品の「笑いの文法」をそのまま持ち込む必要がある。へんねこBBSはその点、きちんと及第点を出している。10分も満たないコンテンツに「設計」を感じるのは、素直にいい仕事だと思う。
特に刺さったシーン
野島裕史が声を当てているポン太がBBSに書き込む場面が、個人的にはいちばん笑った。キャラクターとしてのポン太がどういう存在かをある程度わかっていることが前提で、それがBBSというフォーマットに出てきたときのズレが絶妙だった。「このキャラがこういう文体で書くのか」という発見があって、本編だけでは生まれない笑いになっている。
梶裕貴の陽人はとにかく声のトーンで笑いを作るのがうまい人で、このBBSでも短い尺の中でそれがしっかり出ていた。ちょっとした一言のタイミングで「ああ、こいつだ」と思わせる。それが積み重なって、シリーズを追いかけてきた人間にとっての「ご褒美」になっている。特典映像的な立ち位置のコンテンツに求めるものとして、これで十分だ。
読んで見たくなったら——『変態王子と笑わない猫。 へんねこBBS』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- へんねこ本編を全話見終えて、まだキャラクターと一緒にいたい人
- BD/DVD特典まで追いかけるタイプのコアファン
- 田村ゆかり・梶裕貴・小倉唯の掛け合いを声だけで楽しめる人
- 5分前後のショートコンテンツでも集中して見られる人
合わない人
- 本編未視聴の人(前提知識がないとただのキャラ会話になる)
- きちんとしたストーリーや感情的な起伏を求めている人
- CM企画由来のゆるいコンテンツに価値を見出せない人
次に見るなら
へんねこBBSまで追いかけたなら、同じように「本音を言ってしまうキャラクター」のコメディが刺さるはず。俺の妹がこんなに可愛いわけがないは、オタク文化とキャラクターの本音開示という点で空気が近い。BD特典のOVAまで見ると満足感が高い。
声優の掛け合いをもっと聞きたくなったなら、ゆるゆりを。田村ゆかり・豊崎愛生が両方絡む作品として、コメディの温度感もへんねこに近い。日常系のゆるい笑いが合う人向け。
BBSというフォーマットで笑いをとるメタなショートコンテンツに興味が出たなら、gdgd妖精sもあり。キャラクターがメタな感覚でしゃべり続けるスタイルは、へんねこBBSの空気に通じるものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『変態王子と笑わない猫。 へんねこBBS』はdアニメストアで視聴できます。本編と合わせて楽しめる特別編として、ファンにとって見ごたえのある一作です。dアニメストアに加入していればすぐに視聴できますので、本編を楽しんだ方はぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『変態王子と笑わない猫。 へんねこBBS』はdアニメストアで視聴できます。本編と合わせて楽しめる特別編として、ファンにとって見ごたえのある一作です。dアニメストアに加入していればすぐに視聴できますので、本編を楽しんだ方はぜひチェックしてみてください。