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インフェルノコップ
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | CoMix Wave |
肉眼では見えない暗い世界に住む者たちがいる。彼らは時折その牙をむき出しにして人々を襲う。インフェルノコップは地獄の底から現れた正義の使者で、人々をそのような存在から守るために活動している。
作品概要・あらすじ
あらすじ
肉眼では捉えられない暗黒の世界——そこには人知れず潜む者たちがいる。彼らは時に牙をむき、平穏に暮らす人々を容赦なく襲う。そんな脅威に立ち向かうのが、地獄の底から舞い戻った正義の使者「インフェルノコップ」。燃えさかる髑髏の頭部を持つ異形の警官は、理不尽な悪と戦いながら街の人々を守り続ける。常識やセオリーをかなぐり捨て、圧倒的な勢いとスピードで突き進む姿は唯一無二。短い尺の中に詰め込まれた怒涛の展開が、観る者を一気に作品世界へ引きずり込んでいく。
みどころ・魅力
① 紙芝居風の超高速アニメーション
切り絵を動かすようなミニマルな手法で作られた映像は、他のどんなアニメとも一線を画す独特の質感。1話あたりの尺が非常に短く、テンポよく次々と場面が切り替わるため、隙間時間でもサクッと楽しめるのが大きな魅力です。
② 勢いとカオスが生む爆発的コメディ
シリアスな設定をぶち壊すかのような破天荒な展開と、予測不能なギャグの連続が最大の見どころ。理屈よりも勢いを優先したノリは唯一無二で、ツッコミが追いつかないほどの怒涛の笑いを生み出します。一周回ってクセになる中毒性があります。
③ スタジオトリガーの原点
本作は、後に数々の話題作を世に送り出すスタジオトリガーが初期に手がけた作品としても知られています。限られたリソースの中でアイデアと熱量だけで突き抜けた、制作陣の遊び心とエネルギーが凝縮された一本です。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 雨宮哲 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 若林広海 |
| ED | ???「Die Hollen Polizei」 |
| ED | ???「Gruss Elise von mir」 |
| ED | ???「Glitter I.C.」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
キル・ラ・キルでトリガーを知って、過去作を漁っていたら出てきたのがこれだった。1話3分くらい、画面はほぼ静止画。人物が切り絵みたいにスライドして動く。最初は「再生数稼ぎの未完成品でも踏んだか」と本気で思った。それくらい何も動かない。でも英語混じりの大仰なナレーションと、燃える頭の警官が映った瞬間に、これはわざとやってるやつだと気づく。2回目に見たときには、もう動かない画面のほうが面白く見えていた。動かないからこそ、ナレーションと効果音が全部こっちの脳内で暴れる。あれ何なんだ、と思いながら、結局通しで何周もした。謎のやつ、としか言いようがない。
金がない、を笑いの燃料に変換した発明
これを「低予算アニメ」と呼ぶのは、たぶん半分しか当たっていない。確かに作画はない。背景は写真みたいな一枚絵、キャラはペラペラのカットアウト、爆発はオレンジ色の塗りがドンと乗るだけ。普通ならごまかしたくなる部分を、この作品は逆に全部前に出してくる。動かないことを恥じるどころか、動かないことそのものをネタにしている。
面白いのは、足りないものを足し算で埋めない代わりに、引き算で勝負しているところだ。音だけは無駄に豪華で、ナレーションは映画の予告編並みに重く、声優は全力で叫ぶ。視覚をわざと貧しくして、聴覚と想像力に全部押し付ける。すると見ているこっちが勝手に「いま壮絶なバトルが起きているはずだ」と補完しはじめる。一枚絵の前で繰り広げられる脳内の超大作。これは手抜きじゃなくて、観客を共犯にする仕掛けだと思う。
だからこの作品は、ただのバカアニメではない。制約をハンデじゃなくて武器に変えられるか、という制作側の度胸試しみたいなものだ。後にトリガーが大作で見せる勢いの原型が、いちばん貧しい形でここに全部入っている。金がないときに何で笑わせるかを真剣に考えた人たちの、最初の答えがこれなんだろう。
特に刺さったシーン
序盤、敵が現れて状況が一気にエスカレートしていくくだり。画面ではほとんど何も起きていないのに、ナレーションだけがどんどん大げさになっていく。あの温度差で笑った。映像は静止画なのに、言葉だけが勝手に世界の危機を語りはじめる。視覚と聴覚が完全にケンカしていて、その隙間に笑いが落ちてくる感じ。
あと、主人公の決め台詞まわり。燃える頭でひと言だけ吐き捨てるあの突き放した芝居が良い。感情を込めすぎず、でも妙に重い。終盤に向かって展開がどんどん斜め上にぶっ飛んでいくんだけど、その理不尽さを声優が大真面目に演じきっているから、ふざけているのに変な迫力が出る。動かない絵の前で本気の声だけが響く。あの不釣り合いが、何度見ても効く。
読んで見たくなったら——『インフェルノコップ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 作画のクオリティより、勢いとアイデアで笑わせてくる作品が好きな人
- 大げさなナレーションと貧しい映像のギャップ、その温度差で笑える人
- 1話数分でサクッと見られる、隙間時間のおかしなやつを探している人
- スタジオトリガーの原点・出発点に興味がある人
合わない人
- きれいに動く作画や、丁寧に積み上げられた物語を求めている人
- ギャグの理屈やオチがちゃんと回収されないと落ち着かない人
- 悪ふざけに本気で付き合うのが、そもそも性に合わない人
次に見るなら
このノリが好きなら、同じスタジオのニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨンへ。これもカットアウト多用の確信犯的な作りで、貧しさを勢いと中毒性に変えてくる系譜がはっきり見える。
映像と中身のバカバカしさで殴ってくる感覚が刺さったなら、ポプテピピックもいい。フォーマットそのものをおもちゃにして観客を振り回す姿勢が近い。理屈で見るとしんどいので、頭を空にして付き合うのが正解。
もう少し作画も欲しくなったら、同じくトリガーのキルラキルへ。インフェルノコップにあった勢いと暑苦しさが、ちゃんと動く形で爆発しているのが見られる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「インフェルノコップ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴することができます。いずれのサービスも見放題対象で配信されているため、ご自身が利用している、または利用予定のサービスに合わせて選べます。短い尺でテンポよく観られる作品なので、まずは無料体験期間などを活用して気軽に試してみるのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
「インフェルノコップ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴することができます。いずれのサービスも見放題対象で配信されているため、ご自身が利用している、または利用予定のサービスに合わせて選べます。短い尺でテンポよく観られる作品なので、まずは無料体験期間などを活用して気軽に試してみるのがおすすめです。
