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のんのんびより のんすとっぷ
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SILVER LINK. |
隣の家に引っ越してきた新しい住人との出会いが、新たなときめきをもたらす。朝日ヶ岡分校の小さな学校に通う生徒たちは、この転入生を温かく迎え入れることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
のんびりとした空気が流れる、のんのんびよりシリーズ第3期。全校生徒がわずか5人の朝日ヶ岡分校を舞台に、自然に囲まれた田舎での何気ない日常が描かれます。小学1年生の宮内れんげ、東京から転校してきた一条蛍、元気いっぱいの越谷夏海とそのしっかり者の姉・小鞠。いつものメンバーが過ごすゆったりとした時間の中に、隣家へ越してきた新しい住人との出会いが、ちょっとしたときめきを運んできます。変わらないようでいて少しずつ進んでいく、のどかで愛おしい田舎の四季。笑って、ほっこりして、心がほどけていく癒しの物語です。みどころ・魅力
① 何も起きないのに見入ってしまう「日常」の魔法
派手な事件は起こりません。それでも畦道を歩く時間や、駄菓子屋でのささやかなやりとりに引き込まれてしまうのが本作の魅力です。ゆっくり流れる田舎の時間が、観ているこちらの肩の力をそっと抜いてくれます。② 個性豊かな5人の掛け合いとマイペースなれんげ
天然でマイペースなれんげ、振り回されがちな小鞠、ツッコミ役の夏海など、キャラクターの絶妙なバランスが笑いを生みます。「にゃんぱすー」をはじめとした名フレーズの数々も、ファンにはたまらないポイントです。③ 新たな出会いで広がる朝日ヶ岡の輪
第3期では新しい住人との出会いが描かれ、いつもの面々の世界が少しずつ広がっていきます。変わらない日常の中に差し込む小さな変化が、シリーズに新鮮な彩りを添えてくれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川面真也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 大塚舞 |
| 音楽 | 水谷広実 |
| 美術監督 | 畠山佑貴 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | ナノ.ライプ「つぎはぎもよう」 |
| ED | 宮内 れんげ「ただいま」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
3期か、と思った。のんのんびより、気づけばずいぶん長く続いている。最初に1期を見たのは、たしか仕事で気が立っていた夜で、れんげの「にゃんぱすー」を聞いた瞬間に肩の力が抜けたのを覚えている。何も起きない。本当に何も起きない。バス停にバスは来ないし、駄菓子屋は今日も商売っ気がない。それが妙にありがたかった。
「のんすとっぷ」を見始めたときは、正直「またあの空気か」と半分くらいは惰性だった。ところが1話の田んぼの匂いがしてきそうな引きの画と、季節が一周する構成に、結局また持っていかれる。2回目に見たとき気づいたのは、自分がこのアニメを「面白いから」ではなく「安心するから」見ているということで、それはたぶん、この作品の本質と同じ場所にある。
「何もない」が、いちばん壊れやすいという話
のんのんびより は田舎を舞台にしたゆるい日常コメディ、で説明は終わる。終わるんだけど、3期まで見てくると、この作品が描いているのは「のどかさ」そのものじゃなくて、「のどかさの有限さ」なんじゃないかと思えてくる。
朝日ヶ岡分校には、学年も年齢もバラバラの子どもたちしかいない。全校生徒が片手で数えられる。これは牧歌的な設定であると同時に、わりと残酷な事実でもある。この子たちはいずれ進学で町へ出る。小鞠は背伸びして大人になりたがっているし、れんげはまだ何も知らない顔で蝶を追いかけている。同じ教室にいる時間の長さが、全員ちがう。その「ちがい」を、作品はわざわざ説明しない。ただ季節を一周させて、雪を降らせて、また春にする。そのループの中で、観ているこっちが勝手に「ああ、この時間はいつか終わるんだな」と気づかされる。
1期のころは、ただ笑っていた。蛍が小鞠に懐く距離感や、夏海の残念さに。でも「のんすとっぷ」で、新しい住人との出会いという小さな揺らぎが入ってくると、急に「変わらないこと」のほうが奇跡だったと分かる。何も起きない毎日は、放っておいて維持されるものじゃない。誰かが転校してくるたび、誰かが少しずつ大きくなるたびに、あの「何もなさ」は静かに目減りしている。
この作品は、単なる癒し系ではない。むしろ、失われていく時間をスローモーションで撮り続けることで、「今ここにある退屈」がどれだけ贅沢かを突きつけてくる。だから見終わったあと、笑っていたはずなのに、少しだけ寂しい。その後味こそが、のんのんびより が長く続いてきた理由だと思っている。
特に刺さったシーン
刺さるのは、いつも何でもない場面だ。序盤の、姉妹がただ縁側でだらだらしているだけのくだり。越谷夏海を演じる佐倉綾音の、あの全力で残念な声。テストの点数に絶望しながらどこか楽しそうな、頭の悪さに愛嬌しかない芝居が、聞いていて本当に気持ちいい。彼女が騒ぐと、画面の温度が一度上がる。
その横で、阿澄佳奈の越谷小鞠が背伸びして「お姉ちゃん」をやろうとして、結局妹に振り回されて声が裏返る。あの上ずり方が絶妙で、思わず笑いながら「分かる、その見栄」とつぶやいてしまった。長女の悲哀という、誰も得しない感情をここまで丁寧に音で表現できる人もそういない。
終盤、季節が移ろう静かな場面で、宮内ひかげ(福圓美里)がふっと帰省してくる空気の変化も好きだ。都会と田舎を行き来する者だけが持つ、ちょっと醒めた優しさ。派手なシーンじゃない。でも、こういう「間」でこそ声優の力が出る作品で、ここは何度見ても巻き戻したくなる。
読んで見たくなったら——『のんのんびより のんすとっぷ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 事件もオチも要らない、ただ画面の中で時間が流れていればそれで満たされる人
- 1期から見ていて、キャラの成長を「親戚の子を見守る目」で追える人
- 田舎で過ごした記憶がある、または無いからこそ憧れがある人
- 佐倉綾音・阿澄佳奈あたりの達者な掛け合いを、芝居として味わいたい人
合わない人
- 1話で何かしらの「展開」や引きがないと耐えられない人
- キャラの関係に明確な変化やドラマを求めている人
- シリーズ前作を見ておらず、いきなり3期から入ろうとしている人(積み重ねが効く作品なので)
次に見るなら
「何も起きない時間」が好きなら、まずゆるキャン△。寒い夜にひとりで焚き火を眺めているような静けさがあって、のんのんびより の田んぼと同じ匂いの「余白」が流れている。ソロの心地よさを知りたい人に。
都会と田舎のギャップ、というテーマで響いたならばらかもん。島に流れ着いた大人が、何もない場所で少しずつほどけていく話で、子どもたちのうるささと優しさの配合がのんのんびより と近い。
そして、終わってしまう時間の愛おしさにやられた人にはたまゆら。風景と日常の中に、ほんのり寂しさを溶かしてくる作風で、見たあとに残るあの後味は、のんのんびより の親戚みたいなものだと思っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「のんのんびより のんすとっぷ」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの5つのサービスで配信されており、視聴環境に困ることはありません。アニメ作品の品揃えが豊富なdアニメストアやU-NEXT、DMM TVなら、第1期・第2期からまとめて楽しめる可能性も高いでしょう。ご自身が普段使っているサービスに合わせて、ゆったりとした朝日ヶ岡の日常を味わってみてください。







