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のんのんびより りぴーと 蛍が楽しんだ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SILVER LINK. |
田舎の朝日ヶ丘での生活は独自のペースで進む。都会の喜びと悩みから遠く、この小さな村は退屈に見えるかもしれない。しかし、東京から遠く離れて暮らすホタルは、充実した時間を共にできる友人グループを見つけた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京から田舎の朝日ヶ丘へ引っ越してきた一条蛍は、全校生徒わずか5人という小さな分校に通いながら、都会とはまったく違うのんびりとした時間の流れに身を置いていきます。最初は退屈に思えるかもしれない村での暮らしも、宮内れんげや越谷姉妹といった個性豊かな仲間と過ごすうちに、かけがえのない日々へと変わっていきます。本作は、そんな蛍の視点を通して、何気ない毎日の中にある小さな発見や心温まる交流を丁寧に描いたOVAです。ゆったりとした空気の中で紡がれる友情と日常が、観る人の心をやさしくほぐしてくれます。みどころ・魅力
① 蛍を主役に描く特別な日常
TVシリーズでは群像劇の一員だった一条蛍に焦点を当て、彼女の内面や朝日ヶ丘での暮らしぶりをじっくり描いているのが本OVAの魅力です。都会育ちの蛍だからこそ感じる田舎の新鮮さが、視聴者の共感を呼びます。② 心が和むスローライフの空気感
派手な事件は起こらず、ただ穏やかに過ぎていく時間そのものが主役です。四季の移ろいや自然の美しさを背景に、登場人物たちの素朴なやり取りが続き、観ているだけで日々の疲れが癒やされていく感覚を味わえます。③ 個性豊かなキャラクターたちの交流
天真爛漫なれんげ、しっかり者の越谷姉妹など、魅力的な仲間たちと蛍が織りなす交流も見どころです。年齢も性格も異なる面々が一緒に過ごすことで生まれる、自然な笑いと温かさが作品全体を彩ります。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 川面真也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 大塚舞 |
| 音楽 | 水谷広実 |
| 美術監督 | 日下部夏月 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | ナノ.ライプ「こだまことだま」 |
| ED | 宮内 れんげ「おかえり」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「りぴーと」の本編を見終わって、まだ朝日ヶ丘に足を半分つっこんだままだったときに、このOVAの存在を知った。TVシリーズの外伝というより、こぼれ落ちた半日をすくい上げた補完エピソードに近い。だから最初は「おまけでしょ」と高をくくって再生した。ところが見終わるころには、本編をもう一周したくなっていた。蛍が東京から持ってきた感覚と、朝日ヶ丘の時間の流れがズレたまま噛み合っていく、あの手触りがちゃんと一話ぶん詰まっている。2回目に見たときに気づいたのは、ここで描かれる「何でもない一日」が、本編のどのエピソードよりも蛍という子の輪郭をはっきりさせていることだった。タイトルが「蛍が楽しんだ」なのは、伊達じゃない。
都会から来た子が、”何もない”を持て余さなくなるまでの話
のんのんびよりは、よく「癒し」とか「日常系」とひとくくりにされる。それは間違いではないけれど、このOVAに関しては少しもったいない言い方だと思う。ここで描かれているのは、退屈を退屈のまま受け取れるようになるという、わりと厄介な成長の話だ。
東京から越してきた蛍は、もともと「予定のある時間」に慣れた子だ。塾、習い事、目的のある移動。そういう密度で生きてきた子にとって、朝日ヶ丘の一日は最初、間延びした空白に見えるはずだった。本編でもそうだった。けれどこのOVAの蛍は、もう空白を埋めようとしない。何もない時間を、何もないまま味わっている。畦道を歩くこと、誰かのうちに上がりこむこと、たいして意味のない会話で午後がまるごと溶けていくこと——それを「もったいない」と感じなくなった蛍が、ここにいる。
これは単に田舎がのどかで気持ちいい、という話ではない。都会で身についた「時間を効率で測る癖」が、ゆっくり剥がれ落ちていく過程の記録だ。そして剥がれた先で蛍が見つけたのは、こまちゃん(小鞠)への憧れだったり、れんちゃんの理屈の通らない世界だったりする。意味のない時間の中にしか宿らないものが、ちゃんとある。蛍が「楽しんだ」のは、特別なイベントではなく、何も起きなかったことそのものだ。そこに気づいたとき、このOVAは急に重みを持つ。
特に刺さったシーン
蛍がこまちゃんに向ける視線が、ふっと熱を帯びる瞬間がある。本人はクールな顔のまま、内側だけ赤くなっているのが声でわかる。あの「表面は平熱、中身は沸騰」の温度差が、蛍というキャラの一番おいしいところだ。対して小鞠を演じる阿澄佳奈の、背伸びしては足元をすくわれる感じの芝居がいい。お姉さんでありたいのに一番子どもっぽい、あの矛盾を声だけで成立させている。
そして場を引っかき回すのはやっぱり越谷夏海だ。佐倉綾音が、考える前に口と体が動いてしまう夏海の勢いを、一切ためらわずに出してくる。終盤、たわいもないやり取りで全員がだらけていくくだりで、夏海の一言が空気を一段ゆるめる。ここで思わず頬がゆるんだ。加賀山楓——佐藤利奈の駄菓子屋も、出てくるだけで画面の温度が一個下がって、いい意味で気が抜ける。誰も急いでいない。その「急いでいなさ」を全員の芝居で支えているのが、地味にすごい。
読んで見たくなったら——『のんのんびより りぴーと 蛍が楽しんだ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- のんのんびより本編を見終えて、まだあの空気から抜けたくない人
- 蛍というキャラの、表面の落ち着きと内側のはしゃぎのギャップが好きな人
- 「何も起きない時間」をごちそうとして味わえる人
- 声優の細かい温度調整で芝居を聴くのが好きな人
合わない人
- はっきりした起承転結や事件がないと物足りない人
- 本編を未見で、いきなりこのOVAから入ろうとしている人(蛍の前提が効いてこない)
- テンポの速い展開を求めている人
次に見るなら
朝日ヶ丘の余韻が抜けないなら、ゆるキャン△がいい。何もない場所で何もしない贅沢、という芯が共通していて、こちらは焚き火と冬の空気でそれをやる。「予定のない時間の濃さ」が好きならまず外さない。
都会から田舎に放り込まれた人間の戸惑いと馴染みを描いたものならばらかもん。蛍の「最初は持て余していた空白」を、大人版でもっと不器用にやっている話で、刺さり方が近い。
キャラの距離感とゆるい会話そのものを楽しみたいならひだまりスケッチ。事件で進むのではなく、空気と関係の積み重ねで見せていくつくりが、のんのんびよりの体温とよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「のんのんびより りぴーと 蛍が楽しんだ」は、dアニメストア、U-NEXT、Huluの3つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluでも配信されているため、ご自身が使いやすいサービスを選んで楽しめます。各サービスの無料体験などを活用すれば、気軽に本作の世界観に触れられます。







