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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Actas |
王妃リチャードへの暗殺未遂事件後、王位継承者のメアリー王女が暗殺者たちの標的となる。ホワイトピジョンチームはメアリー王女を守りながら、致命的なカボライト爆弾を探さなければならない。しかし、アンジェが変装したメアリー王女の妹という身分が、任務を一層困難にする。
作品概要・あらすじ
あらすじ
王妃リチャードへの暗殺未遂事件が起きた後、王位継承者であるメアリー王女に新たな刺客の手が迫る。ホワイトピジョンチームはメアリー王女の護衛と、壊滅的な被害をもたらすカボライト爆弾の回収という二重の任務を課される。さらに、アンジェがメアリー王女の妹に変装しているという事実が複雑な人間関係を生み出し、チームは危険と欺瞞が交錯する作戦に挑む。
みどころ・魅力
① スパイと護衛が交差する重層的なミッション設計
爆弾の回収と王女の護衛という二つの目標が同時進行する構成は、緊張感を途切れさせない。どちらが優先されるか、どちらかを犠牲にせざるを得ない局面が訪れるかという駆け引きが、物語全体を引き締めている。
② アンジェの”偽りの身分”がもたらすドラマ
メアリー王女の妹として潜入するアンジェの立場は、任務の核心と個人の感情が衝突する場面を生み出す。スパイとして嘘をつき続けることの代償が、劇場版の密度ある尺の中で丁寧に描かれる点が見どころだ。
③ 劇場版クオリティの映像美とアクション
19世紀末ロンドンを舞台にしたスチームパンク風の世界観を、劇場版ならではの高精細な作画で体感できる。息をのむアクションシーンとダークな政治サスペンスの融合は、シリーズファン以外にも十分な見応えを提供する。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橘正紀 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 木村暢 |
| 原案キャラデザ | 黒星紅白 |
| キャラクターデザイン | 秋谷有紀恵、西尾公伯 |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| 美術監督 | 杉浦美穂 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | Void_Chords feat. Yui Mugino「LIES & TIES」 |
| ED | アンジュ「Nowhere Land」 |
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アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第1章を飛ばして劇場に入った話
正直に言うと、第1章を見ていない。公開時に気づいていなかったわけじゃなくて、単純に「劇場版の第1章を追いかける習慣がなかった」だけなんだけど、結果的にいきなり第2章から入ることになった。
TVシリーズは履修済みだったから、キャラクターの関係性はわかる。でもCrown Handlerの文脈は手探りで見ることになって、それが意外と正解だったかもしれない。情報量が制限された状態で見ると、「何が起きているか」より「どう動いているか」に集中できる。スパイものとしてそれはたぶん正しい見方だ。
映画館の音響で沢城みゆきが7役を使い分けているのを聞いたとき、改めてこの人は何者なんだという気持ちになった。最初の数分で、あ、これはちゃんと見るやつだと思った。
「本当の自分」を守ることと、「別の誰か」として生きることの、矛盾しない両立
この作品が扱っているのは、スパイアクションの皮をかぶった「アイデンティティの問題」だと思う。アンジェがメアリー王女の妹として潜入するという構造は、TVシリーズからずっと続く「本物と偽物の入れ替わり」テーマの変奏だ。
ただ第2章で面白いのは、「演じている」側のコストがじわじわと積み上がっていくところで。アンジェが妹を演じれば演じるほど、メアリー王女との関係に妙な実質が生まれてしまう。嘘のはずの関係が、任務の文脈を超えてきてしまう。
古賀葵が演じるアンジェは、感情をほとんど表に出さない設計になっているのに、それでも声の質感でちゃんと「揺れ」が伝わってくる。抑制された演技で感情を滲ませるというのは、技術的にもかなり難しいことで、それが劇場の音響で増幅される。セリフが少ない分、音の細部が全部耳に入ってくる体験だった。
王妃暗殺未遂の後始末という状況の中で、チームが王女を守りながらカボライト爆弾を探すというプロットは、表向きはアクションの骨格だけど、その内側にあるのは「誰かを守ることと、自分を偽ることが同時に起きるとき、人はどちらを優先するか」という問いだ。スパイものにしては珍しく、その答えをあえて曖昧なまま残している。それがこの作品を単純なエンタメに終わらせていない理由だと思う。
興津和幸のリチャード役は、権力側の人間として描かれながら、どこか複雑な立ち位置にいる。菅生隆之が声を当てるL役も、威圧感の出し方が一本調子にならないところがよくて、敵がちゃんと「人間」として動いている感じがする。大地葉のドロシーはチームの中で一番地に足がついているキャラクターで、緊張した場面での一言のタイミングが絶妙だった。
特に刺さったシーン
終盤の追跡・逃走シーケンスで、アンジェが王女を庇いながら移動するくだりがある。あそこはアクションとして見ればスムーズに流れるシーンなんだけど、古賀葵の声の低さと、沢城みゆきの変声のタイミングが重なる瞬間があって、そこで思わず姿勢が変わった。
劇場のスクリーンサイズと音響の組み合わせで、背後の気配とか空間の広さとか、テレビで見るのとは全然別の情報量がある。特にこの作品はカット割りが長めで、動きよりも「静止した緊張」を映像で作るのが上手いから、大スクリーンの効果が素直に出る。
カボライト爆弾が絡む緊迫したシーンで、チームの誰かが判断を迫られる瞬間の間の取り方が好きで、そこで大地葉の声が入るタイミングが、ちょうどいい重さだった。派手な場面じゃないのに、じっと見てしまうシーンというのが、この作品のところどころにある。
読んで見たくなったら——『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズのプリンセス・プリンシパルを見ていて、あの世界観の続きが見たい人
- スパイものでもアクション一辺倒より、心理的な駆け引きや関係性の変化を好む人
- 声優の演技の細部を聞き取ることに喜びを感じるタイプ
- 劇場音響でアニメを体験することに価値を感じている人
- 沢城みゆきの多役演技を追っかけるのが趣味になっている人
合わない人
- 第1章を見ていない状態で文脈を追うことにストレスを感じる人(第1章先行推奨)
- 50分前後の尺で「完結感」を求める人(第2章単体ではあくまで途中)
- 派手な戦闘シーンや爆発の連続を期待するタイプ
- スパイものの設定や用語が苦手で、世界観への没入に時間がかかる人
次に見るなら
ジョーカー・ゲームは戦前日本を舞台にしたスパイもので、感情を排した工作員たちの動き方がプリプリと重なる部分がある。派手さより心理戦を好む人に向いている。dアニメストアで配信中。
エスピオナージ的な空気を劇場クオリティで体験したいなら、劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスシリーズも選択肢に入る。システムと個人の対立という軸は違うが、作画と音響の密度が近く、劇場体験の文脈でセットで語られることが多い。
スパイ×ファミリーは設定だけ見ると全然違うようで、「偽りの関係が本物の重みを持ってしまう」というテーマはかなり近い。プリプリのシリアス路線が好きなら、このコントラストを楽しめると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも高画質で配信されており、シリーズのおさらいや一気見にも適した環境が整っています。スパイアクションの続きが気になる方は、ぜひこの機会に確認してみてください。
よくある質問
まとめ
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも高画質で配信されており、シリーズのおさらいや一気見にも適した環境が整っています。スパイアクションの続きが気になる方は、ぜひこの機会に確認してみてください。









