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ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | SILVER LINK. |
OVAは「Operation Victory Arrow」の略で、第2期テレビシリーズの火星作戦終了後と2012年の劇場版の間の時期を舞台としている。3つの30分の短編は、それぞれの故郷に帰還したメンバーたちの生活を描いている。この新しいストライクウィッチーズプロジェクトを記念して、短編の特別上映会が予定されている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』は、テレビアニメ第2期終了後から劇場版(2012年)の間を舞台にした全3話のOVAシリーズ。火星作戦を終えた501統合戦闘航空団のメンバーたちが、それぞれの故郷へと帰還し、平和な日常を取り戻していく姿を描く。戦いを離れたウィッチたちの素顔と、仲間との絆が温かく描かれた短編集だ。
みどころ・魅力
① 戦場を離れたウィッチたちの”素顔”
テレビシリーズでは戦いの中心にいたキャラクターたちが、故郷でどのような顔を持つのかを丁寧に描写。バルクホルン、ハルトマン、エイラとサーニャなど、お気に入りキャラクターの日常に密着できる贅沢な内容になっている。
② 各話完結の短編形式で気軽に楽しめる
1話約30分・全3話の独立したエピソード構成なので、忙しいときでも1話ずつ視聴しやすい。シリーズ本編を見たあとの”エピローグ”として、余韻をじっくり味わいたいファンに特に刺さる構成だ。
③ 劇場版につながる”橋渡し”として重要
テレビ第2期と2012年の劇場版をつなぐ空白期間を補完する位置づけのOVA。シリーズをコンプリートしたいファンにとっては欠かせない作品であり、劇場版鑑賞前に見ておくことで物語の流れをより深く理解できる。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高村和宏 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 島田フミカネ |
| キャラクターデザイン | 高村和宏 |
| 音楽 | 長岡成貢 |
| OP | 石田燿子「Connect Link」 |
| ED | 野川さくら「Fly away」 |
| ED | 沢城みゆき「Fly Beyond」 |
| ED | 園崎未恵「Fly Chronicle」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
TVシリーズを一切見ていない状態でこのOVAから入った。理由はとくになく、配信ラインナップに引っかかって再生ボタンを押しただけだ。そもそも「ストライクウィッチーズ」というタイトルは知っていた。知りすぎていた。ある年代のアニメオタクにとってこのシリーズは「あの時代の空気」として記憶されていて、内容より先に印象が染みついている。
「Operation Victory Arrow」はTVシリーズ2期の戦後から劇場版の間を描く全3話のOVAだ。つまり前提知識が要る作品で、本来なら自分のような新規が手を出すものではない。実際、1話目の冒頭から「え、誰これ」という状態が続いた。それでも見続けられたのは、内容が戦場後の日常を描くスライスオブライフ寄りで、知識がなくても感情の文脈だけで追えるものだったから。2回目を見て、初見のその「わからない感覚」がむしろこの作品のテーマと噛み合っていたと気づく。
勝利の後、故郷に帰っても「元の自分」には戻れない
このOVAの3話は、それぞれ異なるキャラクターが故郷に帰還するエピソードで構成されている。戦争に勝った。作戦は終わった。では帰ろう——という話だ。表面だけ見ると「日常ほのぼの回」に見える。だがこのOVAが丁寧に描いているのは、「帰れるはずなのに帰れない感覚」のほうだと思う。
戦場で得た経験、一緒に戦った仲間との関係、非日常の強度。そういうものを抱えたまま「元いた場所」に戻っても、身体は帰還できても内側は戦場の時間軸でまだ動いている。この宙づり感を、作品は台詞で語らせるのではなく日常の描写の隙間に置いている。故郷の空気と、自分が変わってしまったことのズレ。それが静かに滲んでいる。
「ストライクウィッチーズ」というシリーズは魔法少女×軍事ファンタジーとして語られることが多いが、このOVAに関していえばそういう要素は添え物に近い。3話30分という短い枠の中で、各キャラクターがそれぞれの「帰還の形」を持っていて、その差異がシリーズを通して見てきたファンには堪えるだろうし、知らないまま見た自分にも「この子はそういう重さを持ってここに帰ってきたんだな」という読み取りができる。
特に沢城みゆき演じるぺリーヌのエピソードは、プライドと柔らかさが同居した複雑なキャラクターで、故郷フランスの風景との対比が効いていた。沢城みゆきの声は感情を「見せない」演技ができる声優で、この役のように内側で葛藤しているキャラクターに乗せると言葉にならない部分まで伝わってくる。
特に刺さったシーン
伊藤静が演じるマルセイユの話数で、作戦の英雄として帰還した後に故郷の人々の視線と自分の感覚がどこかすれ違っている場面。具体的な台詞より、そこでの間の取り方が良かった。伊藤静は「からっとした強さ」を出せる声優で、弱さや迷いをあえてサラッと流すときの演技に独特の説得力がある。泣かせに来ていないのに、受け取る側は勝手に食らう。
それからルッキーニ(斎藤千和)のパートは一見ただのコメディ回なのだが、2回目に見ると彼女の「また戦場に帰りたい」という欲求が底流に流れていることに気づく。日常が窮屈になっているんだよな、と。斎藤千和の高音の声質は軽さを演出しながらその奥にある切実さを消さないので、笑えるシーンが単純なギャグで終わらない。
本編未視聴でこれだけ読み取れるなら、シリーズを全部追った上で見た人間の刺さり方はそれとは比べ物にならないはずだ、というのが正直な感想だった。
読んで見たくなったら——『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ストライクウィッチーズTVシリーズ2期まで見たファン(このOVAはそのためにある)
- 戦後・帰還・日常復帰というテーマが好きな人
- 沢城みゆき・伊藤静・斎藤千和の演技をじっくり聞きたい人
- 30分×3話という短い枠の中でキャラクターの掘り下げを楽しめる人
- 派手なバトルより感情の機微を重視して見る視聴スタイルの人
合わない人
- 本編未視聴で「まず入門として」見ようとしている人(逆順になる)
- 全話通じて大きな事件や戦闘のカタルシスを期待している人(ほぼない)
- キャラクター間の関係性の前提なしに感情移入したい人
- OVA特有の「ファン向けのご褒美回」という作りが肌に合わない人
次に見るなら
同じ世界観の別部隊を描いたブレイブウィッチーズは、本作の「戦場と日常の狭間」という感覚を別キャラクターで体験できる。こちらはTVシリーズなので通し視聴向き。ストライクウィッチーズのOVAが刺さったならほぼ確実に入れる。
少女たちが特殊な能力を持って特殊な状況に置かれ、その中で日常と関係性を紡ぐという構造が好きならガールズ&パンツァーも近い。こちらは戦争ではなくスポーツとして消化しているぶん「帰れない」感覚は薄いが、キャラクターの群像と細部への作り込みの密度は共鳴する部分がある。
「勝利の後の日常」というテーマそのものに興味があるなら宇宙よりも遠い場所が別角度から応えてくれる。南極という非日常から帰還した後の話ではないが、「特別な経験が日常の感覚を変えてしまう」という核の部分で繋がっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。月額サービスに加入していれば追加料金なしで視聴できる場合が多く、手軽にチェックできます。お気に入りのプラットフォームからぜひ視聴してみてください。
よくある質問
まとめ
『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。月額サービスに加入していれば追加料金なしで視聴できる場合が多く、手軽にチェックできます。お気に入りのプラットフォームからぜひ視聴してみてください。









