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オリエント
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A.C.G.T. |
10歳の武蔵と小次郎は、小次郎の父から無実の者を狙う悪魔と、それを倒す戦士の物語を聞き、世界最強になることを誓う。しかし成長するにつれ、小次郎は皮肉的になり、武蔵は150年間の悪魔の支配に一人では対抗できないことに気づく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
鬼神(おにがみ)が支配する世界へと変わった日本。150年前に現れた鬼神を人々はいつしか神として崇め、かつて英雄だった「武士」は忌み嫌われる存在へと落ちぶれていた。炭鉱の町で暮らす少年・武蔵は、武士を蔑む世間に反発しながらも、幼馴染の小次郎と交わした「最強の武士団をつくる」という幼き日の誓いを胸に秘めていた。やがて武蔵は鬼神と戦う運命へ足を踏み入れ、仲間と出会いながら本当の強さとは何かを問い続けていく――。少年たちの友情と成長を描く、王道アクションファンタジー。みどころ・魅力
① 『マギ』の大高忍が手がける王道ファンタジー
原作は『マギ』で知られる大高忍によるバトル漫画。少年が仲間とともに巨大な脅威へ立ち向かう熱い王道展開と、緻密に作り込まれた世界設定が魅力です。ジャンプ系譜の少年漫画らしい高揚感を、和風の舞台で存分に味わえます。② 武蔵と小次郎、対照的な二人の絆
まっすぐで情熱的な武蔵と、現実を見据えて皮肉屋になった小次郎。幼い頃に同じ夢を誓った二人が、成長の過程ですれ違い、それでも互いを思う姿が物語の軸となります。友情と決別、再会のドラマが胸を打ちます。③ 鬼神×武士団の和風バトルアクション
人々を脅かす鬼神と、それに挑む武士団の戦いが見どころ。和の意匠を散りばめた世界観の中で繰り広げられる迫力のバトルシーンは、アニメならではの動きと演出で描かれ、原作ファンも初見の視聴者も引き込まれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 柳沢哲也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 國澤真理子 |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| 音楽 | 深澤秀行 |
| 美術監督 | 坂上裕文 |
| 音響監督 | 納谷僚介 |
| OP | ダイス「Break out」 |
| ED | 羽多野渉「ナニイロ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初は「また和風ファンタジーか」と少し身構えながら再生ボタンを押した。鬼が支配する日本、それに立ち向かう武士団——あらすじだけ追うと、どこかで見た骨組みに思える。ところが冒頭十数分で、その先入観はわりとあっさり崩れた。鬼が「悪」として描かれていない序盤の世界観——人々が鬼を神として崇め、武士のほうがむしろ嫌われ者扱いされている——この倒錯した前提が効いていて、最初に見たときは「あ、これそういう話か」と素直に引き込まれた。2回目に見返して気づいたのは、武蔵と小次郎、この幼なじみ二人の温度差が初回から丁寧に仕込まれていたこと。1回目は勢いで流していた小次郎の表情の翳りが、2周目だと全部伏線に見えてくる。原作者が『マギ』の人だと後で知って、なるほど少年漫画の血が濃いわけだ、と納得した。
信じることをやめた相棒と、信じ続ける主人公の話
この作品は、単なる「鬼退治の冒険活劇」ではない。中心にあるのはずっと、武蔵と小次郎という二人の少年が同じ夢を見て、同じ夢から片方だけが降りていく——その距離の話だと思っている。幼い頃、二人は「世界最強の武士団をつくる」と誓い合う。けれど成長するにつれ、小次郎は皮肉屋になっていく。150年も続いた鬼の支配を前に、夢を口にし続ける武蔵の無邪気さが、小次郎にはどこかで「眩しすぎて見ていられないもの」になっていく。この構図がいい。
夢を諦めることは、ふつう「成長」とか「現実を知る」とか、そういう前向きな言葉で語られがちだ。でもこの作品は、小次郎の諦めを成熟として美化しない。むしろ「信じ続けるほうがよっぽど難しくて、よっぽど勇気がいる」という方向に話を引っ張っていく。斉藤壮馬が演じる小次郎の、あの低く乾いた声のトーンが効果的で、彼が皮肉を吐くたびに「本当は誰よりも信じたかった奴なんだろうな」という裏側が透けて聞こえる。声優の演技で人物の二面性を立てる、その典型みたいな配役だ。
鬼と武士、崇拝と迫害、夢と諦め——この作品はずっと「立場が逆転して見える瞬間」を描いている。誰が正しくて誰が間違っているかは、見る角度で簡単にひっくり返る。だからこそ武蔵の「それでも信じる」という芯が、ただの少年漫画の熱血ではなく、ひとつの選択として重く響いてくる。2周目で一番刺さったのは、そこだった。
特に刺さったシーン
序盤、武蔵が初めて鬼神と正面から対峙する一連の場面。あそこで彼が見せる「怖いのに引かない」表情の作画が、思わず巻き戻したくなるくらい良かった。少年が虚勢を張っているのではなく、震えながら踏みとどまっている——その微妙な揺れがちゃんと絵で伝わってくる。
あとは服部つぐみが武士団の中で立ち回る中盤の展開。高橋李依の声が、つぐみの勝ち気さと、ふとした瞬間にこぼれる年相応の素直さを器用に行き来していて、ここで一気にこのキャラが好きになった。鐘の音みたいに芯のある芝居をする人だと改めて思う。
そして日野聡が演じる武田尚虎。武士団を率いる男の貫禄を、声だけで二段も三段も上に押し上げてくる。彼が低く一言放つだけで場の重力が変わる感じがあって、「ああ、この人がいるなら大丈夫だ」と画面のこっちが勝手に安心してしまった。終盤、武蔵たちが大きな選択を迫られる展開で、思わず前のめりになったのを覚えている。
読んで見たくなったら——『オリエント』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 『マギ』のような、王道少年漫画の「夢を語る熱さ」が今でも好きな人
- 幼なじみ二人の、すれ違いと温度差の人間ドラマに弱い人
- 和風ファンタジーの世界観・設定の作り込みをじっくり味わいたい人
- 声優の芝居でキャラの裏側を読み解くのが楽しいタイプの人
合わない人
- 1話完結のスピード感やひねった群像劇を求めている人
- 少年漫画的な「真っ直ぐな夢の語り」がもう照れくさく感じてしまう人
- 序盤の世界観説明のテンポを、もたつきと感じてしまう人
次に見るなら
同じ原作者つながりなら、やっぱりマギ。冒険の高揚感と、夢を語る少年たちの熱量はそのまま地続きで、オリエントの骨格が好きならまず外さない。
和風×異形の存在との戦い、という軸でいくと鬼滅の刃。鬼を相手に立ち向かう剣戟ものとして雰囲気が近く、人間ドラマの重さで選ぶならこちら。
そして相棒同士の信じる・信じないのすれ違いに刺さったなら、少し毛色は違うが双星の陰陽師あたりも。和風の異能バトルと、近い距離の二人の関係性を同時に味わえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
アニメ『オリエント』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されています。アニメ作品に強いこれらのサービスなら、いずれかに加入すれば視聴可能です。初めて観る方も、原作を追ってきた方も、ご自身が使いやすい配信サービスで楽しめます。


