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僕のヒーローアカデミア トレーニング・オブ・ザ・デッド
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
僕のヒーローアカデミア 出久のクラスと雄英学園を訪れた異美高の生徒たちが、特訓試合を行う物語です。第二期の野外訓練編後の出来事を描いており、両校の生徒たちが激しい戦闘を繰り広げます。このOVAは原作漫画14巻に同梱されました。
作品概要・あらすじ
あらすじ
雄英高校1年A組のもとへ、姉妹校である異美高校(いびこう)の生徒たちが交流授業のために訪れます。両校の生徒が入り混じってのトレーニングが始まりますが、その最中、思わぬハプニングが発生。緑谷出久(デク)たちは予期せぬ混乱に巻き込まれながら、仲間との連携と個性を駆使して事態の収拾に奔走します。第二期の野外訓練編後を舞台に、ヒーロー候補生たちの賑やかな日常と特訓の様子を描いた、ファン必見の番外編エピソードです。みどころ・魅力
① 本編では見られない学校間交流という特別なシチュエーション
姉妹校・異美高校の生徒たちが登場し、雄英高校1年A組と交流するという本編未登場の設定が魅力です。新キャラクターとのやり取りや、いつもとは違う環境でのトレーニング風景は、原作ファンにとっても新鮮に映る特別なエピソードとなっています。② デクとクラスメイトたちの賑やかな掛け合い
緑谷出久をはじめ、爆豪・お茶子・飯田など1年A組の個性豊かな面々が勢揃い。シリアスな本編とは一味違うコメディタッチの展開で、キャラクターたちの素の表情や賑やかなやり取りをたっぷり楽しめるのが本作の大きな見どころです。③ 原作14巻同梱の貴重なオリジナルOVA
本作は原作コミックス第14巻に同梱された限定映像作品です。アニメ本編のスタッフ・キャストがそのまま担当しており、クオリティの高いアクションと作画はそのまま。短編ながら見応えのある特訓試合シーンも収録されています。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 長崎健司 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| 美術監督 | 丸山由紀子、池田繁美 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
友達が「これ好きなんだよね」と言うから見た。きっかけはそれだけ。タイトルに「オブ・ザ・デッド」と付いているせいで、てっきり雄英にゾンビでも湧く話かと身構えて再生したら、中身は雄英高校と異美高校の生徒による特訓試合だった。肩透かし——かと思いきや、あのゾンビ映画じみた仰々しい看板で「訓練回」を堂々とやってのける度胸が、いかにもこの作品で、最初の数分で力が抜けた。原作コミックス14巻に同梱されたOVAで、時系列は二期の野外訓練編のあとあたり。つまり本編を追いかけている人間に向けた、完全なおまけ枠だ。初見では「短いな」で見終わってしまったけれど、シリーズを最後まで通したあとにもう一度見ると、この何でもない訓練の時間が、妙に沁みてくる。
ゾンビ映画の看板で描かれるのは、ヒーローになる手前の「ただの放課後」
このOVAは、本編のバトルの焼き直しではない。むしろ逆で、本編なら数コマで流してしまう「訓練そのもの」を、まるごと一本の主役に据えている。ヒーローものというと、つい敵との死闘や個性のぶつかり合いに目がいく。でもこの作品が切り取るのは、その手前にある地味な時間だ。他校の生徒と組まされて、ぎこちなく距離を測りながら、誰かの個性の使い方に感心したり、自分の未熟さに舌打ちしたりする——そういう、放課後の延長みたいな時間。
「オブ・ザ・デッド」という大仰なタイトルは、たぶん照れ隠しでもある。真正面から「訓練回です」と言うのは格好がつかないから、ゾンビ映画のパロディめいた看板を掲げて、B級映画のノリで一本撮ってみせる。その軽さが、この作品の余裕だと思う。本編であれだけ重いもの——個性社会の歪み、ヒーローの責任、誰かを救うことの代償——を背負っているからこそ、こういう脇道で肩の力を抜いてみせられる。
個人的に好きなのは、ここで描かれる強さが「勝ち負け」に直結していないところだ。特訓試合だから当然決着はつくけれど、こちらが覚えているのは結果じゃなくて、生徒同士が手探りで噛み合っていく過程のほうだ。雄英の連中は本編で散々鍛えられている分、他校から見れば異質で、その外からの視線が入ることで、見慣れたクラス1-Aがもう一度新鮮に見える。シリーズを全部見たあとにこのOVAを通すと、「あの子たちはこういう地味な時間を積み重ねてヒーローになっていったんだな」と、妙に納得させられる。看板はゾンビ、中身は青春。その落差こそが、このおまけ一本の正体だと思っている。
特に刺さったシーン
クラス1-Aの面々が他校相手に個性を見せ合う場面。ここで改めて唸らされるのが、声の説得力だ。轟焦凍を演じる梶裕貴は、相変わらず氷と炎の温度差をそのまま声に乗せてくる。淡々としているのに芯が熱い、あの不思議なバランス。蛙吹梅雨の悠木碧は、冷静な観察役としての落ち着いた声が、わちゃわちゃした空気の中でいい錨になっていて、彼女が一言挟むだけで画面が締まる。麗日お茶子の佐倉綾音は、訓練の合間のちょっとした掛け合いで、明るさと負けん気を同居させてくる。常闇踏陰の細谷佳正の、低く構えた声も、短い出番でしっかり効いていた。
そして全体を締めるのが諏訪部順一の相澤消太だ。普段どおりだるそうに、けれど生徒をちゃんと見ている教師の声。この特訓を特訓として成立させているのは、結局この人の存在感なんだと、終盤の一言で思い知らされる。派手な必殺技より、こういう声の手触りのほうを覚えて帰ってしまった。
読んで見たくなったら——『僕のヒーローアカデミア トレーニング・オブ・ザ・デッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編(少なくとも二期の野外訓練編まで)を見終えていて、クラス1-Aの面々に既に愛着がある人
- 派手なバトルより、キャラ同士の何気ない掛け合いや訓練風景にこそ萌える人
- 大仰なタイトルでゆるい中身をやる、シリーズの遊び心を面白がれる人
合わない人
- 本編未見で、ここから僕のヒーローアカデミアに入ろうとしている人(前提知識がないと置いていかれる)
- OVAにも本編級の重いドラマや物語の進展を求める人
- タイトルの「オブ・ザ・デッド」に本物のホラーやゾンビを期待してしまう人
次に見るなら
まずは大前提として僕のヒーローアカデミアのTVシリーズ本編。このOVAは本編を追っている人へのおまけだから、未見ならまずこちらから。二期の野外訓練編まで見ておくと、このOVAの立ち位置がすっと腑に落ちる。
チームでの連携や戦術の駆け引きにグッときたならワールドトリガー。個性ならぬトリガーを駆使した集団戦が緻密で、「仲間と噛み合っていく面白さ」を、どっしり腰を据えて描いてくれる。地味な訓練の積み重ねが好きな人ほど刺さるはず。
あと半分は冗談だけれど、タイトルの「オブ・ザ・デッド」つながりで本物のほうに行きたくなったら学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD。学園×ゾンビを正面からやった一本で、こっちの看板に偽りはない。この緩急の落差ごと楽しめるなら、いい口直しになる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「僕のヒーローアカデミア トレーニング・オブ・ザ・デッド」は、現在dアニメストアで配信されており視聴することができます。原作14巻同梱の貴重なOVA作品を、サブスクで手軽に楽しめるのは嬉しいポイントです。本編の合間に観られる番外編として、ぜひチェックしてみてください。
























