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2019

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング
★ 4.0 / 5.0アクションSF
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
UA高等学校1年A組の生徒たちは、冬休みに新しい訓練の機会を得る。日本沖の孤島ナブに自分たちのプロヒーロー事務所を設立・運営するという任務だ。彼らはそこで初めて、学校の支援なしにヒーローとしての日常業務を経験することになる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
UA高等学校ヒーロー科1年A組の生徒たちは、冬休みに日本沖の孤島ナブ島で自分たちだけのプロヒーロー事務所を運営するという実地訓練に臨む。島の人々の小さな依頼をこなしながら、初めて”本物のヒーロー”としての日常を体験していくクラス一同。しかしそこに、複数の個性を奪い操る凶悪なヴィラン・九(ナイン)が島を襲撃する。島の少年カツマと少女マホロを守るため、学校の支援もなくクラス全員で立ち向かうことになる。みどころ・魅力
① クラス全員が見せ場を持つ圧巻のチームバトル
本編アニメではなかなか描き切れない1年A組全20名それぞれの個性を活かした戦いが展開される。デクや爆豪だけでなく、轟・蛙吹・耳郎・上鳴ら脇を固めるキャラクターにもきっちり見せ場が用意されており、劇場版ならではのボリュームと密度で描かれる。② デクと爆豪、2人の覚悟が交差するクライマックス
本作最大の見どころは終盤のデク・爆豪コンビの激突シーン。2人の関係性がここまで掘り下げられる場面は本編でも稀であり、「ワン・フォー・オール」をめぐる決断は本編ファンほど刺さる展開となっている。作画・演出ともに劇場版クオリティの頂点が凝縮されたシーンだ。③ 劇場版スケールで描かれる緻密な作画と演出
BONES制作による作画クオリティはTVシリーズを大きく上回り、個性同士がぶつかり合うエフェクトや島のロケーションを活かした広大なバトルフィールドが圧倒的な没入感を生む。映像体験としての完成度が高く、アクションアニメ映画としても十分に楽しめる一作。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| ED | スミカ「ハイヤーグラウンド」 |
|---|
関連作品
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トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
友達がヒロアカ好きで、「映画はどうなんだろ」と思いながら開いた。深夜に配信で再生ボタンを押す、半分くらいの熱量で。 本編アニメの劇場版って、「本編の合間に挟まるお祭り映画」と「本編と地続きで重要な話」の2パターンに大体分かれる。開始30分くらいは前者の空気が漂っていた。1-Aのメンバーが離島でヒーロー事務所を運営するという設定が微笑ましいくらい穏やかで、「あー夏のアニメ映画だな」と思っていたら、中盤から全然違う話になっていく。 2回目で気づいたのは、その「のんびりした序盤」がきちんと積み上げられていること。島の住人との関係性、1-Aの面々がそれぞれどう動くか。1回目はとにかく後半に全部持っていかれたので、前半をほとんど覚えていなかった。友達が繰り返し見ていたのは、そういうことだったのかもしれない。「守りたい」だけじゃ足りなかった——緑谷と爆豪が2時間かけてたどり着く場所
このシリーズの劇場版で「ヒーローズ:ライジング」が特殊なのは、主人公2人の関係性の話として見ると、かなりの密度を持っているところだ。 緑谷出久と爆豪勝己は、原作・アニメを通じて何度もぶつかりながら少しずつ変わっていく。でもこの映画では、2人の関係の「核」にあるものが、かなり直接的に描かれる。守るためなら自分を削れる緑谷と、負けることを一番恐れる爆豪が、同じ状況の前でどう動くか。 「ヒーローになりたい理由」って、突き詰めるとかなり個人的なものだ。誰かを助けたいとか、弱い自分を変えたいとか。でも映画の終盤で2人が見せるのは、そういう「理由」とは少し違う何かで、理屈より先に体が動いてしまう瞬間のことだった。そこが単なる熱血少年漫画映画とは違う手触りで、2回目に見ると最初の30分からもうその話の準備が始まっていたことがわかる。 岡本信彦さんの爆豪は、感情を言葉にしないキャラクターだからこそ、声の細かいニュアンスに全部が乗ってくる。普段の強がりとは質の違う、追い詰められた場面での演技は1回目に聞いたときよりずっと重く聞こえた。梶裕貴さんの焦凍は出番がそこまで多くはないけれど、1-Aが集団として動く場面での重心の置き方がちゃんとある。 島という閉じた空間で、UAの後ろ盾なしに動かなければならないという設定が、この映画では重要な意味を持つ。学校という安全網の外側で初めて「自分たちは何者か」が問われる。それは1-A全体の成長の話でもあるけれど、特に緑谷と爆豪の2人については、お互いの存在がなければ成立しない話になっている。これは劇場版だからこそ踏み込めた部分で、本編では時間をかけて描かれていくものを2時間に凝縮している。「ヒーローズ:ライジング」というタイトルが、見終わってから改めて機能してくる。特に刺さったシーン
終盤、爆豪が理由を説明しないまま動くところ。 このキャラクターが「なぜか」を言語化しないのは一貫しているけれど、この映画でのその沈黙は重さが違う。岡本信彦さんの声が、セリフのない場面でも何かを語っているような感覚があって、それが2回目に見るとより明確になる。1回目は展開の速さに追いつくのが精一杯だったので、あの場面の「間」をちゃんと受け取れたのは2回目だった。 悠木碧さんの蛙吹梅雨と、佐倉綾音さんの麗日お茶子が序盤から積み上げてきた島の日常描写が、後半の緊張感の土台になっている。集団戦での1-Aの動きは、各キャラクターの個性と声優陣の存在感がちゃんと機能していて、「全員いる映画」としての密度がある。諏訪部順一さんの相澤先生が、学生たちに「任せる」側として立っている場面の絶妙な距離感も、何気に記憶に残った。先生として適切に引いているのに、存在感は消えない。読んで見たくなったら——『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
**刺さる人** – ヒロアカ本編をある程度見ている人(映画単独でも追えるが、緑谷と爆豪の関係性の文脈を知っているかどうかで体験が全然変わる) – 2人の関係性が好きな人 – 夏の少年漫画映画として、純粋に熱量のあるアクションを見たい人 – 劇場版のお祭り感より、ちゃんとドラマがある映画を求めている人 **合わない・ハードルがある人** – 本編未視聴でキャラクターの背景を何も知らない状態だと、感情移入の深さが薄くなる可能性がある – 大人数キャラクターが全員動く展開が苦手な人(1-A全員登場なので画面が忙しい場面がある) – 劇場版オリジナルの敵キャラクターに深みを求める人(映画の性質上、そちらはあっさりしている)次に見るなら
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 二人の英雄——ヒロアカ1本目の劇場版。デクとオールマイトの関係性が中心で、「ライジング」と対になるような構造がある。順番としては先にこちらを見るのが本来の流れだが、どちらから入っても楽しめる作りになっている。 劇場版 呪術廻戦 0——同じ少年誌系アクション映画として比較されやすい1本。本編未視聴でも入れる構成になっていて、単体の映画としての完成度が高い。ヒロアカ映画が好きなら、こちらも外れない。 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-——既存アニメの劇場版としての作り方が近い。本編キャラクター全員を動かしながら、主人公たちの関係性を軸に据えるフォーマットで、ヒロアカ映画と同じ種類の満足感がある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は現在、dアニメストア・U-NEXT・Netflixの3サービスで配信中。いずれも月額サブスクで視聴できるため、すでに加入済みのサービスがあれば追加費用なく楽しめる。本編を追っているなら見逃せない一本なので、お気に入りのプラットフォームからぜひチェックしてみてほしい。


























