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B: The Beginning Succession
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Production I.G |
キースが誘拐され、クルの過去の友人が現れると、キラーBが再び姿を現す。王妃に関わる陰謀に全員が巻き込まれていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
連続殺人犯「キラーB」をめぐる事件が一応の決着を迎えてから、再び王国に不穏な影が忍び寄ります。ある人物の誘拐をきっかけに、クルの過去とつながる旧友が姿を現し、封印されたはずの「B」が再び動き出します。王妃にまつわる陰謀が静かに進行する中、捜査官キース・フリックとクルは、それぞれの宿命に引き寄せられるように巨大な渦へと巻き込まれていきます。人間の業と血の宿命が交錯する、緊迫のサスペンスアクション続編です。みどころ・魅力
① 「キラーB」の謎が再び動き出す緊張感
一度は幕を閉じたかに見えた連続殺人鬼「B」の存在が、新たな事件とともに再浮上します。誰が、なぜ動くのか――張り巡らされた伏線が少しずつ明らかになる構成が秀逸で、ミステリーとしての引きの強さが続編でも健在です。② キースとクル、二人の宿命の再交差
論理で事件を解き明かす捜査官キースと、特別な力と過去を背負うクル。対照的な二人が再び同じ事件の中心で交わっていく様子は本作最大の見どころです。それぞれの内面が掘り下げられ、人物ドラマとしての深みが増しています。③ スタイリッシュな映像とアクション演出
重厚な空気感を支える美術と、スピード感あふれる戦闘シーンの作画クオリティが高水準です。超自然的な力が絡むバトルとサイコロジカルな緊張が融合し、ダークで洗練された世界観に一気に引き込まれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川崎逸朗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中澤一登、石田勝也 |
| キャラクターデザイン | 矢野茜、草間英興、中澤一登 |
| 音楽 | 池頼広 |
| 美術監督 | 田中孝典 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| ED | アッカマー「Be Down」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に書くと、1期は見ていた。見ていたはずなのに、内容がほとんど残っていない。キースと黒羽がいて、連続殺人の捜査があって……というぼんやりした輪郭だけ。だから「Succession」というタイトルを見つけたとき、最初に思ったのは「続きあったの?」だった。期待というより確認の気分で再生ボタンを押したら、冒頭の数分で記憶のスイッチが入った。あの乾いた都市の空気、Netflix配信オリジナルらしい余白の多い演出。1期を覚えていない自分でも置いていかれない作りになっていて、むしろ忘れていたからこそ素直に入り込めた。2回目に見返したときは、序盤の何気ない会話が後半の伏線だったと気づいて、最初に取りこぼした理由がなんとなくわかった。これは流し見を許さないタイプの作品だ。
正義を名乗らない人間たちが、それでも誰かを救おうとする話
この作品は単なる超能力バトルでも、警察ミステリーでもない。中心にあるのはずっと「動機」の話だと思う。キラーBが再び姿を現し、王妃をめぐる陰謀に全員が巻き込まれていく——あらすじだけ追えば派手なスリラーだ。でも実際に画面を支配しているのは、それぞれが抱えた事情のぶつかり合いで、誰一人として「正義のため」と胸を張っていない。黒羽は自分の出自と力に折り合いをつけられず、捜査側は組織の論理と個人の良心の間で揺れる。イザナミに象徴される血の継承=Successionというモチーフは、選べなかった出自をどう引き受けるかという問いそのものだ。タイトルが「継承」なのは伊達じゃない。能力も、罪も、誰かの期待も、本人の意思とは関係なく受け渡されていく。その重さに各キャラがどう抵抗し、どこで諦め、どこで踏みとどまるか。サイコロジカルというジャンル表記は飾りではなくて、超自然的な力の派手さよりも、力を持たされてしまった人間の内側を解像度高く描こうとしている。1期で取りこぼしていたのはここだったんだろう。アクションの記憶は消えても、人物の選択は2回目でちゃんと刺さってきた。救うという行為が、必ずしも正しさと一致しないこと。それを断罪せずに最後まで見せきるところに、この続編の誠実さがある。
特に刺さったシーン
黒羽役の梶裕貴の芝居が、終盤に向かうほど効いてくる。序盤は感情を抑えた低い声で、何を考えているか読ませない。それが過去の友人との対峙で一瞬だけ揺れる——あの声の温度が変わる瞬間に、思わず巻き戻した。怒鳴るわけでも泣くわけでもなく、息の量だけで内面を見せてくる芝居で、338本出ている人の引き出しを感じた。雪風役の内山昂輝も良くて、淡々とした台詞回しの奥にある冷たさが場面を引き締める。そしてイザナミ役の斎賀みつき。継承の象徴とも言える存在に、静かな威圧と哀しさを同居させていて、出てくるだけで画面の空気が変わる。キャラの説明台詞に頼らず、声の質感で立場と業を背負わせる。配信オリジナルだと音響にコストがかかりにくい印象もあるけれど、ここのキャスティングと演技に関してはTV作品と比べても引けを取らない。終盤のある対決で、台詞より先に呼吸が聞こえてきたとき、ああこの作品は声で語らせる気だな、と腑に落ちた。
読んで見たくなったら——『B: The Beginning Succession』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 都市を舞台にした暗めのミステリー・スリラーが好きな人
- 派手な能力バトルより、力を持たされた人間の葛藤を見たい人
- 声優の芝居の細部、息や間で感情を読むのが好きな人
- 1期を見たけど内容を忘れている人(むしろ素直に入れる)
合わない人
- テンポよく爽快なアクションを期待している人
- 説明台詞で人間関係を整理してほしい人
- 流し見・ながら見で済ませたい人(伏線を取りこぼす)
- 後味のすっきりした勧善懲悲を求める人
次に見るなら
力と罪をめぐる人間ドラマと都市の空気感が好きなら、残響のテロル。社会から弾かれた者たちの動機を、断罪せず最後まで描ききる作りが近い。捜査と超常的なモチーフが絡む構造に惹かれたなら、ID:INVADED イド:インヴェイデッドがおすすめで、ミステリーとサイコロジカルの噛み合わせ方に共通点がある。秩序と個人の良心がぶつかる構図そのものを掘りたいなら、PSYCHO-PASS サイコパス。正義を名乗らない人間たちの選択を見たあとなら、より深く刺さるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「B: The Beginning Succession」は、Netflixで配信されており、見放題で視聴することができます。前作からの物語を引き継ぐ続編のため、第1シーズンとあわせて一気に楽しむのがおすすめです。配信状況は変更される場合があるため、視聴前にNetflixの最新情報をご確認ください。

