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キングダム 第2シリーズ
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 39話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
秦国は趙との壮絶な戦いから一年後、他の六国を征服して中国統一を目指す。次の標的は地理的に重要な小国・魏である。シンは三百人隊の司令官に昇進し、急速に成長する軍隊の中で、ついに自らの野心実現への道を切り開き始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
趙との壮絶な戦いから一年。中華統一という遠大な夢を掲げる秦は、いよいよ本格的な領土拡大へと動き出します。次なる標的は、地理的にも戦略的にも重要な隣国・魏。天下の大将軍を志す少年・信は、武功を重ねてついに三百人隊「飛信隊」の将へと昇進し、一兵卒から指揮官へと立場を変えていきます。仲間とともに数々の死線をくぐり抜けながら、信は自らの野心を実現する道を切り開き始めます。一方、若き王・嬴政もまた、国内の権力闘争と向き合いながら「中華統一」という理想へ歩みを進めていきます。戦場の熱と政の駆け引き、両輪で描かれる第2シリーズです。みどころ・魅力
① 一兵卒から「将」へ——信の成長と飛信隊の躍動
第2シリーズ最大の見どころは、信が三百人隊の将として部隊を率いる立場になることです。個の武勇だけでは勝てない集団戦の難しさに直面し、仲間を生かし生かされながら指揮官として成長していく姿が熱く描かれます。飛信隊メンバー一人ひとりの個性も光ります。② 知略がぶつかり合う本格的な戦場戦術
力押しだけでなく、地形・兵の配置・心理を読み合う緻密な軍略が物語の核です。敵将との頭脳戦、寡兵で大軍に挑む逆転の采配など、将棋盤を俯瞰するような戦術描写が見応え十分。戦の勝敗が論理で動く知的な興奮を味わえます。③ 戦場と宮廷、二つの「統一への道」
信の戦いと並行して、王・嬴政が国内の権力闘争を勝ち抜いていく政治劇も描かれます。剣で道を拓く者と、玉座で天下を見据える者。立場の違う二人の若者が同じ「中華統一」という夢に向かう構図が、物語に厚みと壮大さを与えています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岩永彰 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 荒川稔久 |
| キャラクターデザイン | 竹田逸子 |
| 音楽 | 関美奈子 |
| 美術監督 | キムヒョンス |
| 音響監督 | 高桑一 |
| OP | D☆DATE「GLORY DAYS」 |
| ED | The Sketchbook「21」 |
| ED | ザ・スケッチブック「Exit」 |
| ED | ザ・スケッチブック「そこに君がいる」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
キングダムの2期。1期を見終わって、そのままの流れで再生ボタンを押したクチだ。1期でどうしても引っかかっていたのは、戦場のCGだった。兵士が群れで動くときの、あのつるっとした質感。最初の数話は話の中身より、そっちに目がいってしまっていた。ところが2期に入る頃には、もう気にならなくなっていた。慣れた、というか、慣れさせられた。物量で押されると人間は順応するらしい。2回目に通して見たときには、CGの兵が波みたいに押し寄せる画面を見て、ちゃんと「数」の恐ろしさを感じている自分がいた。最初は粗に見えていたものが、いつの間にか戦争の規模を伝える装置になっていた。慣れって、たまに作品の側が仕掛けてくる罠だと思う。
「天下の大将軍」という夢が、三百人の命を預かる重さに変わるとき
1期のシンは、要するに身一つで暴れる男だった。剣を振るって、目の前の敵を斬って、そのぶんだけ自分の名前が上がっていく。話としてはわかりやすいし、見ていて気持ちもいい。けれど2期で彼が三百人隊の長になった瞬間、この作品の重心が静かにずれる。ここから先は、自分が前に出て斬るだけでは済まない。後ろにいる三百人が、シンの判断ひとつで生きもするし死にもする。
「天下の大将軍になる」という夢は、1期では子どもが空に向かって叫ぶ理想みたいなものだった。それが2期では、急に具体的な重さを持ちはじめる。将軍になるというのは、誰かを死なせる立場になるということだ。号令ひとつで仲間を突撃させ、その何割かは帰ってこない。シンがその現実とどう折り合いをつけていくか——というより、折り合いをつけきれないまま走り続けるところに、この物語の芯がある。
だからこの作品は、単なる成り上がりバトルではない。個人の野心と、国家規模の暴力という、本来かみ合わないはずの二つを、シンという一人の人間の体の中で無理やり接続しようとする話だ。夢を叶えるほど、背負うものは増えて、引き返せなくなる。痛快さの裏に、ずっとその引き返せなさが流れている。2回目に見て一番ぞっとしたのは、シンが強くなることと、彼が抱える死の数が比例していく構造そのものだった。
特に刺さったシーン
軍議の場面が、思っていたよりずっと効いてくる。盤面を前に策が組み立てられていく終盤の展開で、諏訪部順一の昌平君が低く言葉を置いていくたびに、戦場の景色がぐっと俯瞰に切り替わる。剣戟の熱とは別の、頭で殴り合う冷たい緊張があって、私はこの手のシーンになると一時停止して何度も巻き戻してしまう。声の重みだけで「これは負けられない盤面だ」と伝わってくるのがいい。
そして福山潤の嬴政。序盤の静かな場面で彼が口を開いた瞬間、空気の温度が一段下がる。野心を声高に叫ぶのではなく、抑えた声の底に確信だけがある——あの感じは福山潤じゃないと出ない気がする。敵側だと、櫻井孝宏が演じる輪虎の声がいまだに耳に残っていて、ああいう常軌を逸した相手の不気味さは、画より先に声でやってくる。強い敵ほど声で覚えている、というのは個人的な癖かもしれないけれど。
読んで見たくなったら——『キングダム 第2シリーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 個人の武勇より、軍と軍がぶつかる「数の駆け引き」にしびれるタイプの人
- 主人公が成り上がっていく過程を、何巻でも何話でも追いかけたい人
- 羌瘣を演じる日笠陽子や、王賁役の細谷佳正など、脇のキャラの声で物語の厚みを感じたい人
- 1期のCGに一度離脱しかけたけど、もう一回チャンスをあげてもいいと思っている人
合わない人
- 戦場のCG表現がどうしても受けつけず、慣れる前に閉じてしまう人
- 1〜2話で物語が完結する、テンポの速い作品を求めている人
- 血と死がつきまとう戦争の描写そのものがしんどい人
次に見るなら
個と軍勢のあいだで揺れる感覚が好きなら、アルスラーン戦記。敗走から始まる王子の物語で、若い主人公が「人の上に立つとは何か」を一歩ずつ覚えていく流れがキングダムと響き合う。
頭で殴り合う戦の面白さに惹かれたなら、銀河英雄伝説。舞台は宇宙だけれど、やっていることは結局、数と策と人心の戦争だ。軍議の緊張が好きな人ほどハマると思う。
「戦って強くなる」物語の、その先の重さまで見たいなら、ヴィンランド・サガ。剣で名を上げた先に何が残るのかを、容赦なく突きつけてくる。シンが背負っていくものの正体を、別の角度から確かめられる一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『キングダム 第2シリーズ』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、複数の大手配信サービスに対応しているため、ご自身が普段使っているサービスで気軽に楽しめます。第1シリーズから続けて一気見したい方にもおすすめです。






