HELLSING:THE DAWN

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2011HELLSING:THE DAWN

HELLSING:THE DAWN

★ 3.4 / 5.0アクションホラー超自然
放送年2011年
フォーマットスペシャル
話数3話
原作漫画
制作Graphinica

1944年9月、ヨーロッパで第二次世界大戦が激化している。戦場での優位を得るため、ナチスは人工吸血鬼技術の実験を行っていた。目標達成にはまだ遠いが、研究の中間段階でさえ反ドイツ連合にとって大きな脅威となっている。ナチスのプロジェクトを阻止し、イギリスと連合国を保護するため、特別な部隊が派遣されることになった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

1944年9月、第二次世界大戦の戦火がヨーロッパ全土を覆っていた。戦局を一気に傾けようと目論むナチスは、人工吸血鬼を生み出す禁断の実験に手を染めていた。技術はいまだ未完成ながら、その中間段階の成果さえ連合国にとって看過できぬ脅威となりつつあった。暴走するナチスの計画を阻止し、イギリスと連合国を守るため、王立国教騎士団ヘルシングは特別な刺客を敵地へと送り込む。差し向けられたのは、若き日の執事ウォルターと、最強の吸血鬼アーカードであった。本作は『HELLSING』の前日譚として、二人の出会いと激戦の幕開けを描く。

みどころ・魅力

① 『HELLSING』本編へとつながる前日譚

物語の舞台は本編より遡ること数十年、第二次世界大戦下のナチス占領地。後にヘルシング機関を支える執事ウォルターの少年期と、アーカードの過去が描かれ、本編ファンにとっては origin を補完する貴重なエピソードとなっています。シリーズの世界観をより深く味わえる一作です。

② 若き日のウォルターとアーカードの共闘

本作最大の見どころは、まだ年若いウォルターと、異なる姿をまとったアーカードのコンビネーション。後の冷徹な執事へと至る前の、瑞々しくも凄腕の戦いぶりが楽しめます。二人の掛け合いと圧倒的な戦闘描写は、シリーズ屈指の魅力です。

③ 戦時下を舞台にしたダークなアクション

ナチスの人工吸血鬼計画という重厚な設定を背景に、血と硝煙にまみれた激しいバトルが展開されます。『HELLSING』ならではのゴシックでバイオレントな空気感はそのままに、戦場という舞台が緊張感をいっそう高めています。

キャスト・声優一覧

ウォルター・C(クム)・ドルネーズ
ウォルター・C(クム)・ドルネーズ
メイン
朴璐美
少佐
少佐
メイン
飛田展男
アーサー・ヘルシング
アーサー・ヘルシング
サブ
浪川大輔
アーカード
アーカード
サブ
中田譲治
ヒュー・アイランズ卿
ヒュー・アイランズ卿
サブ
諏訪部順一
ドク
ドク
サブ
中博史
大尉
大尉
サブ

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スタッフ

音楽松尾早人
美術監督田代一志

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「HELLSINGの前日譚」と聞いた時点で、こちらのハードルは勝手に上がりきっていた。本編のOVA——あの血の飛び方と作画のテンションを知っていると、外伝にどこまで期待していいのか測りかねる。だから最初に見たときは「30分弱でどこまで描けるんだ」と半信半疑だった。ところが、少女の姿をしたアーカードと、まだ少年のウォルターが並んで歩く画面が出た瞬間に、その心配がどうでもよくなった。2回目に見ると、これは結末を知っているからこそ刺さる種類の話だと分かってくる。断片なのに、妙に尾を引く。

老執事ウォルターの「始まり」を、終わりを知った目で見る話

この作品は、本編であの老紳士然とした執事だったウォルター・C・ドルネーズが、まだ十四歳の「死神」だった頃を描く。これを単なるファンサービスの過去編として処理するのはもったいない。ここにあるのは、一人の少年が何を選んで、結果としてあの執事になっていったのか——その分岐点の、さらに手前だ。 朴璐美が演じる少年ウォルターは、生意気で、血の気が多くて、本編の落ち着いた所作とは別人に聞こえる。でもよく聞くと、声の芯にある冷たさは同じだ。人を斬ることに一切ためらわない少年が、長い年月をかけてあの慇懃な仮面を被るようになる。その過程を、こちらは結末から逆算しながら見ている。だから一挙手一投足が、後味として重い。 そして中田譲治のアーカードが、少女の姿で隣にいる。この「最強の存在が誰かに従属している時間」こそ、本編のアーカードを理解する鍵になっている。少佐——飛田展男の、あの粘っこい声——が人工吸血鬼計画を進める一方で、まだ何者でもない少年と、すでに何者かでありすぎるアーカード。始まりと完成形が同じ画面に並ぶ構図そのものが、この作品が描こうとしているものだと思う。未完であることすら、なんだか主題に見えてくる。

特に刺さったシーン

特に刺さったのは、少年ウォルターが初めて本気で得物を振るう場面だ。後年のあの優雅なワイヤー捌きの原型が、まだ荒削りなまま、勢いだけで敵を切り刻んでいく。朴璐美の声が戦闘中だけ一段低くなる瞬間があって、そこで「ああ、こいつは本物だ」と背筋が冷えた。少年の高い声と、殺しに慣れた声が同じ口から出てくる気持ち悪さ。あれは芝居でしか作れない。 それから、少女アーカードがウォルターを見る目線。庇護でも対等でもない、もっと突き放した何かで、中田譲治の低い声がほんの一言かけるだけで場の温度が変わる。初見では戦闘の派手さに目を奪われたが、2回目はずっとこの二人の距離感ばかり追っていた。少佐がにやりと笑う数秒のカットも、本編を知っているとぞっとする種類の引っかかり方をする。

読んで見たくなったら——『HELLSING:THE DAWN』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編OVA(Ultimate)を見て、ウォルターというキャラに少しでも引っかかった人
  • 「結末を知っているからこそ重くなる過去編」という構造が好きな人
  • 平野耕太の暴力描写とケレン味に耐性がある、というかそれが好物な人

合わない人

  • TVシリーズ・OVA未見で、ここから入ろうとしている人(前提知識ありきで作られている)
  • 短尺できれいに完結する物語を求めている人。これは未完の断片だ
  • 血と暴力の生々しい描写そのものが苦手な人

次に見るなら

まず順当にHELLSINGのOVA版(Ultimate)。本作で少年だったウォルターの「その後」が、まるごとここにある。THE DAWNを先に見たなら、本編での彼の振る舞い一つひとつが違って見えるはずだ。 同じ平野耕太のDRIFTERSも外せない。歴史と暴力とブラックユーモアの混ぜ方が完全に地続きで、HELLSINGのテンションが好きならまず間違いなく引きずり込まれる。 吸血鬼アクションの乾いた手触りで攻めるならヴァンパイアハンターD。古い作品だが、夜と血の美学はこちらが一枚上手なところもある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『HELLSING:THE DAWN』は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。シリーズの前日譚にあたる本作を、追加料金を気にせずじっくり楽しめるのは嬉しいポイントです。『HELLSING』の世界をより深く知りたい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『HELLSING:THE DAWN』はどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信されており、見放題で視聴できます。月額料金内で追加課金なく楽しめるため、シリーズをまとめて観たい方にもおすすめです。
Q. 『HELLSING』本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作は前日譚にあたるため単体でも楽しめますが、ウォルターやアーカードの背景を知っていると、より深く味わえます。本編とあわせて観るのがおすすめです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション・ホラー・超自然をテーマにしたダークな作品です。第二次世界大戦下を舞台に、吸血鬼を巡る重厚でバイオレントなバトルが描かれます。
Q. 公開年はいつですか?
A. 2011年に公開されたSP(スペシャル)作品です。『HELLSING』シリーズの一編として制作され、前日譚として位置づけられています。

まとめ

『HELLSING:THE DAWN』は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。シリーズの前日譚にあたる本作を、追加料金を気にせずじっくり楽しめるのは嬉しいポイントです。『HELLSING』の世界をより深く知りたい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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