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ROAD OF NARUTO
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
「ROAD OF NARUTO」は、アニメ「NARUTO -ナルト-」の20周年を記念して制作された完全新作のOVAです。ナルトの成長の軌跡を、第七班結成時の映像や、サスケとサクラの印象的なシーンなどを新たに描き下ろしたアニメーションで振り返ります。物語の核心には、落ちこぼれ忍者ナルトが火影を目指す姿と、仲間との絆が描かれています。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ROAD OF NARUTO」は、アニメ「NARUTO -ナルト-」の放送20周年を記念して制作された完全新作アニメーションです。落ちこぼれ忍者として里の片隅にいたうずまきナルトが、火影を目指して仲間とともに成長していく軌跡を、第七班が結成された日々の情景や、サスケ・サクラとの忘れがたい場面を新たに描き下ろした映像で振り返ります。長い物語の節目に立ち会ってきたファンにとっては、ナルトたちが歩んできた道のりをもう一度たどり直すような一作です。忍の世界で紡がれてきた絆と、夢を諦めなかった少年の姿が、改めて鮮やかによみがえります。
みどころ・魅力
① 新規作画でよみがえる名シーンの数々
本作最大の魅力は、過去の名場面を当時のまま流すのではなく、新たに描き下ろしたアニメーションで再構築している点です。第七班結成のころの初々しい表情や、サスケ・サクラとの印象的なやり取りが、現在の制作技術で鮮やかによみがえります。記憶の中の名場面が新しい絵で立ち上がる感覚は、長年シリーズを追ってきた人ほど胸を打たれるはずです。
② ナルトの成長の軌跡を一気にたどる構成
落ちこぼれと呼ばれた少年が火影を志し、仲間とぶつかり合いながら強くなっていく――その長い道のりを凝縮して振り返れるのが本作の構成です。点在していた重要な瞬間が一本の線につながり、ナルトという人物がどれほどの距離を歩いてきたのかを実感できます。シリーズ全体を俯瞰する視点が得られる点も見どころです。
③ 20周年記念だからこその特別感
20周年という大きな節目を祝うために生まれた完全新作という背景そのものが、作品の価値を高めています。ファンへの感謝と、長く愛されてきた物語への敬意が一本の映像に込められており、お祭りのような高揚感があります。区切りの瞬間に立ち会う特別な体験として、シリーズを愛してきた人にこそ届けたい一作です。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 笹原嘉文 |
|---|---|
| 美術監督 | 小倉宏昌 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言えば、20周年記念の総集編と聞いて最初は身構えた。新しい映像を少し足して、名場面を順番に流すだけのやつだろう、と。落ちこぼれが火影を目指す話の、もう何度も見た流れを、また見せられるのかと。ところが冒頭、第七班が並ぶカットの描き直しを見た瞬間に、その身構えが崩れた。線の一本一本に、20年ぶんの「今ならこう描ける」という意地が乗っている。最初に見たときは懐かしさで胸が詰まり、2回目に見たときは、当時の作画と並べて「ここをこう変えたのか」と細部を追っていた。総集編という言葉が持つ手抜きの響きとは、ずいぶん違う場所にこれはある。配信がどこにもないせいで、わざわざ円盤を手に取らないと会えない一本というのも、なんだか作品の性格を表している気がした。
落ちこぼれが火影になるまでの「途中」を、もう一度描き直すということ
これは単なる名場面集ではなく、「もう結末を知っている物語を、それでも振り返る意味」についての作品だと思っている。タイトルが「ROAD」であることが効いている。ゴールの戴冠式ではなく、そこに至るまでの道——第七班が組まれ、ぶつかり、別れ、それでも絆という言葉を手放さなかった、あの不格好な途中を選んで描き直している。完成形ではなく過程を記念する。これはけっこう珍しい姿勢だ。
ナルトという物語の核は、才能ある者が勝つ話ではなく、認められなかった子どもが認められるまでの話だった。誰も自分を見てくれなかった少年が、うずまきナルトという名前を叫び続けることで、やがて世界に名前を覚えさせる。竹内順子の声は20年を経ても、あの「諦めの悪さ」の質感をまったく失っていない。落ちこぼれの強がりと、その裏の寂しさが同じ一声に同居している。描き直された映像にこの声が乗ると、過去の自分と今の自分が重なって聞こえる。
そして杉山紀彰のサスケ。彼の声は、ナルトとは逆方向に「認められること」をこじらせた人間の声だ。同じ第七班にいながら、片方は外へ叫び、片方は内へ沈んでいく。この二人の対比を、新作画でもう一度なぞること自体が、本編が描いてきたテーマの再確認になっている。火影という肩書きは結果でしかなくて、本当に描きたかったのは、そこへ向かう途中で誰かと手を取り合った事実のほうだった。記念作がわざわざ「道」を選んだ理由は、たぶんそこにある。
特に刺さったシーン
序盤、第七班が初めて顔を揃えるあたりの描き直しで、思わず一時停止してしまった。表情の芝居が、当時よりずっと細かい。ナルトの口の尖らせ方ひとつ、サスケの目線の外し方ひとつに、今の作画体力が惜しみなく注がれている。懐かしいはずの絵なのに、初めて見るような緊張感がある。声優陣も当然のように当時の温度を再現してくるので、画と音が同時に「あの頃」へ引き戻しにかかってくる。終盤、これまでの積み重ねが一気に押し寄せる構成のところでは、ストーリーを全部知っているのに喉の奥が熱くなった。知っているからこそ効くという、総集編ならではの反則みたいな瞬間だ。2回目に見たときは、その熱さの正体が「20年つき合ってきた時間」そのものなんだと気づいて、少し笑ってしまった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズをひと通り見終えて、ナルトとサスケの関係に思い入れがある人
- 名場面の「描き直し」という行為そのものに、作り手の意地を感じられる人
- 結末ではなく、そこへ至る途中の不格好さのほうを愛している人
- 竹内順子・杉山紀彰の声の「変わらなさ」を確かめたい人
合わない人
- 本編未見で、新しい物語として一本の作品を楽しみたい人
- 総集編という形式そのものに価値を感じない人
- 手軽に配信で済ませたい人(これは現状どのサブスクにも無い)
次に見るなら
道の続きが見たくなったら、まずはBORUTO -ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS。火影になったあとの世界と、その子ども世代を見ると、この記念作が描いた「途中」がどこへ着地したのかが分かる。
「落ちこぼれが認められるまで」の構造が好きなら僕のヒーローアカデミア。無個性の少年が頂点を目指す話で、ナルトの血を真っ直ぐ継いだような熱がある。
仲間との絆と長い旅路という軸でいくならONE PIECE。20年以上つき合える物語の重さという意味でも、ナルト好きとは相性がいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
現時点では、本作について確定した配信サービスの情報は確認できていません。視聴を検討される際は、公式サイトや各配信プラットフォームの最新情報をご確認いただくのが確実です。記念作品という性質上、公開状況が変わる場合もありますので、こまめにチェックしておくと安心です。
よくある質問
まとめ
現時点では、本作について確定した配信サービスの情報は確認できていません。視聴を検討される際は、公式サイトや各配信プラットフォームの最新情報をご確認いただくのが確実です。記念作品という性質上、公開状況が変わる場合もありますので、こまめにチェックしておくと安心です。















