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ブルーロック
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | 8-bit |
日本のワールドカップ優勝への想いから、日本サッカー協会は次代のストライカーを育成する厳しいトレーニングプログラムを開始する。300人の高校生選手がこのポジションを巡って競い合い、その中からたった一人だけが頂点に立つ。日本サッカーの新時代をもたらすストライカーとなるのは、彼ら誰なのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
日本サッカー界の悲願であるワールドカップ優勝を実現するため、日本フットボール連合は前代未聞のプロジェクト「ブルーロック」を立ち上げる。全国から招集された300人の高校生FWたちが、世界最高のエゴイストストライカーの座をかけて熾烈なサバイバルに挑む。脱落すれば日本代表への道は永久に閉ざされる――極限の競争の中で、主人公・潔世一は自らの「最強」を模索していく。みどころ・魅力
① ゼロサムのサバイバルが生む極限の緊張感
脱落=即引退という絶対的なルールが、一試合一試合に文字通り「人生を賭けた」重みをもたらす。仲間でもあり敵でもあるライバルたちとの心理戦・駆け引きは、スポーツアニメの枠を超えたスリリングな展開を生み出している。② 個性爆発のキャラクター群と「エゴ」の哲学
「チームワークより自己主張」を是とする独自の価値観のもと、圧倒的な個性を持つキャラクターたちが次々と登場する。各キャラの信念や野望がぶつかり合う様子は、単純な勝敗を超えた人間ドラマとして見応えがある。③ 躍動感あふれる試合描写と映像クオリティ
8号館スタジオによるアニメーション制作で、ドリブル・シュートシーンに独特のダイナミズムが加わった。スピード感のある作画と演出は、原作ファンはもちろん、サッカーに馴染みのない視聴者も引き込む圧倒的な完成度を誇る。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡邉徹明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓 |
| 原作 | 金城宗幸 |
| 原案キャラデザ | ノ村優介 |
| キャラクターデザイン | 田辺謙司、戸谷賢都 |
| 音楽 | 村山潤 |
| 美術監督 | 高木佐和子 |
| 音響監督 | 郷文裕貴 |
| OP | ユニゾン・スクエア・ガーデン「カオスが極まる」 |
| OP | アッシュ・ダ・ヒーロー「Judgement」 |
| ED | ユニゾン・スクエア・ガーデン「カオスが極まる」 |
| ED | 中村シュンゴ「WINNER」 |
| ED | アッシュ・ダ・ヒーロー「Judgement」 |
| ED | ユニゾン・スクエア・ガーデン「Numbness like a ginger」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「サッカーアニメか、ちょっとパス」と思ってたのが正直なところ。スポーツものはリアル競技の知識がないと乗り切れないイメージがあって、しばらく積んでた。見始めたのは友人に「あれサッカーじゃないから」と言われたのがきっかけで、その一言の意味が最初の数話でわかった。これはバトルだ。選手をサバイバーとして描く構造が、格闘ゲームのキャラ選択画面みたいな快楽に直結している。2回目を見たとき気づいたのは、1話の絵心十八の演説シーンですでにすべてのテーマが言い切られていること。神谷浩史の声が持つ「正しいことを言っているのに絶対に信用してはいけない感じ」が、あの役に完璧にはまっていた。
「自己中心性」を肯定する話——エゴを持てない人間は舞台に立てない
ブルーロックが描いているのは、才能の話じゃない。エゴの話だ。潔世一が最初に抱えているのは「チームのために」「仲間を生かすために」という美徳として刷り込まれた受動性で、それを剥がしていく過程がこのアニメの本体になっている。
スポーツ作品の文脈で言えば、通常は「個」と「チーム」の統合がクライマックスに置かれる。努力して、仲間を信じて、個の力をチームに還元して勝つ。ブルーロックはその設計を最初から拒否している。「誰かのためにプレーしている選手は世界一になれない」という命題を作品全体で検証し続け、しかも反証させない。これは少年漫画的倫理観へのかなり露骨な反論だと思っていて、そこがこの作品が単なるスポーツバトルに留まらない理由だと感じる。
特に凪誠士郎というキャラクターがこのテーマの極点にいる。天才性と無気力が同居していて、「やる気がない」ことへの罪悪感すら持っていない。島﨑信長の演技がここで効いていて、あの抑揚を意図的に殺したトーンが「この人は別の生き物だ」という感触を作り出している。凪が動いた瞬間の落差が怖い。潔にとって「強くなること」が物語の動機なら、凪にとっては「面白いかどうか」が唯一の基準で、その価値観の非互換性がぶつかるシーンに一番テンションが上がった。
2回見ると、序盤の潔の「誰かと共にいたい」という動機が、中盤以降どんどん「自分が世界一になる」に上書きされていく変化が丁寧に積み上げられているのがわかる。それを「成長」と呼ぶかどうかは見る人次第で、そこに作品の面白さがある。
特に刺さったシーン
凪と潔が初めて本気でぶつかる終盤の試合展開が一番きた。凪が本気を出す前後で試合の質感が変わる描写があって、島﨑信長の声が「あ、スイッチ入った」と伝わる瞬間がある。セリフより先に声のテンションで気づく設計になっていて、2回目はそこを待ちながら見てしまった。
馬狼照英の存在感も見逃せなくて、諏訪部順一の声が持つ「有能だがうるさい男」の説得力が役にぴったりはまっている。あのキャラクターは主人公の引き立て役になりがちな構造にいるのに、馬狼自身の論理が一貫しているから安っぽく見えない。諏訪部さんは「自信がある男が言い訳しているシーン」の芝居が特別うまいと思っていて、ブルーロックでもその強みが全開だった。
鈴村健一が演じる吉良涼介は出番が限られているぶん、声の情報密度で「この人は格が違う」を短時間で成立させていた。キャスティングの妙を一番感じたキャラクターかもしれない。
読んで見たくなったら——『ブルーロック』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 格闘ゲームやバトル漫画が好きで、スポーツアニメを避けてきた人(本質的にはそっちの快楽)
- 「チームワーク美談」に若干食傷気味な人
- キャラクターの思想がぶつかる瞬間を楽しめる人
- 声優演技の細かい差異を拾う習慣がある人
合わない人
- 実際のサッカーを知っていて戦術描写の精度を求める人(そこを見る作品ではない)
- 主人公に共感・感情移入を求める人(潔は途中から共感しにくい方向に進化する)
- ライバルとの友情が最終的に結実するカタルシスが欲しい人
- キャラクターが多すぎると整理できなくなる人(序盤はかなり人数が出る)
次に見るなら
ブルーロックの「個の力を極限まで突き詰める構造」が好きなら、アイシールド21も合うと思う。アメフトという競技を舞台に、才能と戦略が交錯するバトル的な展開が続く。スポーツアニメに分類されるが、実質的な読み心地はかなり近い。
「才能ある人間同士の衝突」という軸で見るならハイキュー!!が安牌。こちらはチームワーク寄りの設計だが、個の能力が拮抗するシーンの密度が高く、ブルーロックとは逆の方向から「個とチーム」のテーマを見られる。両方見ると比較が面白くなる。
主人公がエゴを肯定する方向に進化していく過程そのものに惹かれたなら、バキシリーズも視野に入る。競技の文脈は違うが「強くあることへの執着」を軸に据えた作品として、ブルーロックと地続きの快楽がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ブルーロック』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスで幅広く視聴できる。加入中のサービスからすぐに視聴を始められるため、サブスクを別途契約する必要はほとんどない。お気に入りのプラットフォームでそのままチェックしてみよう。




