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2008

ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜
★ 3.5 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
映画はドラム島編を新しい音楽とアニメーションで再構成したものです。ビビはストーリーから外され、ドラム島編後に船に加わったニコ・ロビンとフランキーが追加されました。また、麦わら海賊団の新しい船、サウザンドサニー号も登場します。尾田栄一郎が新キャラクター、ワポルの兄ムシュルを作成することが明かされました。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
冬の島・ドラム王国を舞台に、トナカイの少年トニートニー・チョッパーの過去と仲間との絆を描いた劇場版です。病に倒れたナミを救うため、麦わらの一味は医療設備が整うと噂されるドラム王国を訪れますが、そこは暴君ワポルが去り、たった一人の医者しかいない国でした。青い鼻ゆえに疎まれたチョッパーと、彼を救った変わり者の医師・ヒルルクとDr.くれはの物語、そして雪山に咲く「奇跡の桜」をめぐる感動の冒険が幕を開けます。原作のドラム島編を新作画・新音楽で再構成した一作です。みどころ・魅力
① チョッパー誕生秘話と「桜」に込めた想い
仲間からも人間からも疎まれた孤独なチョッパーが、ヒルルクとDr.くれはとの出会いを通して医者を志すまでの過去が丁寧に描かれます。雪国に咲く桜が象徴する希望と、命をめぐる師弟の物語が物語の核となり、涙なしには観られない感動を生み出します。② 新作画・新音楽で蘇るドラム島編
原作屈指の名エピソードであるドラム島編を、劇場クオリティの作画と新たな音楽で再構成。テレビ版を知るファンも初見の人も楽しめる映像表現に仕上がっており、雪原での戦いやチョッパーの七段変形などアクションシーンも迫力満点です。③ 新キャラと新船サウザンドサニー号の登場
本作ではビビに代わり、ドラム島編後に仲間入りしたニコ・ロビンとフランキーが活躍。新たな海賊船サウザンドサニー号も登場します。さらに尾田栄一郎が手がけた新キャラクター、ワポルの兄ムシュールが物語に新たな緊張感を加えています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 志水淳児 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 舘直樹 |
| 音楽 | 田中公平、浜口史郎 |
| ED | ドリームズ・カム・トゥルー「またね」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ワンピースの映画は、もう何本あるのか数えるのをやめた。気づけば毎年のように公開されていて、途中から追いかけるのを放り出していた。これもそのクチで、タイトルを見て「ああ、チョッパーのやつか」くらいの温度で再生ボタンを押した。ドラム島編は原作で知っているし、いまさら焼き直しを見てもな、という冷めた気分だったのを覚えている。ところが序盤、雪山の白い画面にあの茶色い丸い影が出てきた瞬間、温度が変わった。テレビで通った話のはずなのに、初めて聞く昔話みたいに身を乗り出している自分がいる。総集編だと侮っていた分、不意打ちで足をすくわれた格好だった。「化け物」が、誰かに「お前がいてほしい」と言われるまでの話
この映画を、ただのドラム島編リメイクとして片付けると半分も持って帰れない。芯にあるのは、青っ鼻の駆け出し医者でもなんでもない、トナカイにも人間にもなりきれなかった一匹の獣が、「ここにいていい」と言われるまでの話だ。チョッパーは仲間の群れから鼻の色で弾かれ、悪魔の実を食って言葉を喋れるようになった途端、今度は人間からも化け物扱いされる。どっちにも入れない。この「どっちでもない」という孤独は、種族の話に見えて、もっと普遍的な何かに刺さってくる。学校でも職場でも、半端な立ち位置で浮いた経験のある人間ほど、この鼻の色が他人事に思えない。 そこに現れるのがヤブ医者のヒルルクで、彼はチョッパーを「役立たず」ではなく「相棒」として扱う。治せもしない病気を治すと言い張り、島中に桜を咲かせるという与太話を本気で追いかける男。彼が遺した夢——冬に咲く桜——が、そのまま「お前は生きてここにいろ」というメッセージに化けていく構造がうまい。再構成にあたって音楽と作画を入れ替えた狙いも、たぶんここにある。理屈で泣かせるんじゃなく、雪と桜という絵と音で、居場所の話を体ごと浴びさせにきている。単なる感動の総集編ではなく、「必要とされる」とはどういうことかを一本通して描き切った、わりと骨太なテーマの映画だと思う。特に刺さったシーン
やっぱり終盤、チョッパーが自分なんか仲間になる資格はないと逃げ回るところだ。化け物だから、人間じゃないから、と理由を並べて拒もうとする彼に、ルフィが何の理屈もなく「うるさい、いこう」と手を伸ばす。あの突き放すような優しさで全部ひっくり返るのを、何度見ても処理しきれない。大谷育江の声がまた絶妙で、強がりと泣き声の境目みたいなトーンが、画面の桜と一緒にこっちの涙腺を直撃してくる。雪のように散る桜の中を船が進むあの絵を、劇場のスクリーンサイズと音響で浴びた人は相当ずるい体験をしたはずだ。野沢雅子が演じるくれは先生の、感傷を一切まぶさない突き放した一言も効いている。泣かせにきているのに湿っぽくならない、あの乾いた塩梅が好きだ。読んで見たくなったら——『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 原作やテレビ版でドラム島編に泣いた記憶があり、それを新しい音と絵で浴び直したい人
- チョッパー加入のいきさつを、一本の映画としてまとめて受け取りたい人
- 「どっちにも属せない」孤独の話に弱い人
- 雪と桜の作画を、できれば大きな画面と音響で味わいたい人
合わない人
- ビビ不在、ロビンとフランキー・サウザンドサニー号の追加といった改変が気になって集中できない人
- 長い本編の文脈なしに、単発の映画として完結した物語を求める人
- 既知のエピソードの再構成にあまり価値を感じない人
次に見るなら
ONE PIECE FILM STRONG WORLDは、尾田栄一郎が制作に深く関わった一本で、麦わら一味の総力戦をたっぷり浴びられる。この映画で船の温度感に当てられたなら、次はチームとしての強さを見せつけてくる方向へ進むのがいい。 BEASTARSは、肉食でも草食でもない自分の居場所を探す話。チョッパーの「どっちでもない鼻の色」の孤独が刺さったなら、種族の壁を別の角度から描くこの作品が地続きに感じられるはず。 ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、誰かが遺した言葉を継いでいく物語。ヒルルクの桜に泣いた人なら、残された想いがゆっくり形になっていく過程に、また同じ場所を殴られると思う。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」は、現在Netflixで配信されており、見放題で視聴できます。チョッパーの感動的な過去を劇場版クオリティで楽しみたい方は、Netflixでチェックするのがおすすめです。配信状況は変更される場合があるため、視聴前に最新の情報を確認しておくと安心です。



































