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うーさーのその日暮らし
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SANZIGEN |
Wooserは、一見かわいい見た目をしているが、実は腐った心を持つ謎のマスコットキャラクターを中心とした3DCGショートアニメ。彼の魅力的な外見と相反する邪悪な本性が、ユーモアとシニカルなストーリーを生み出す作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
一見かわいらしいマスコットキャラクター「うーさー」を主人公とした3DCGショートアニメ。ふわふわとした見た目とは裏腹に、欲望に忠実でやる気ゼロ、腹黒さ全開の本性を持つうーさーが、日々のちょっとした出来事に巻き込まれたり、自ら騒動を引き起こしたりする姿をシニカルなユーモアで描く。かわいさとダメさのギャップが生み出すブラックな笑いが最大の持ち味で、1話数分の短編形式でテンポよく楽しめる作品です。みどころ・魅力
① かわいいのに腹黒い——ギャップ萌えならぬ「ギャップ笑い」
ふわもこな外見と、お金・食欲・サボりに正直すぎる本性のズレが笑いの核心。うーさーの欲望に忠実なモノローグやツッコミは、ひどいのに妙に共感できる絶妙な塩梅で、見ているうちにこのキャラクターが愛おしくなってきます。② 1話数分のテンポで気軽に楽しめるショートアニメ
1話あたり数分の短編形式のため、隙間時間にサクッと視聴できるのが魅力。テンポの速いボケとシュールな展開が畳み掛けるように続くため、ダレることなく最後まで楽しめます。連続して一気見しても疲れない軽快さが好評です。③ 3DCGならではのコミカルな動きと表情
3DCGで描かれたうーさーの動きは、丸くてシンプルな造形だからこそぬるぬると動き、表情のバリエーションも豊富。シュールな状況をあえて淡々と演じるアニメーションの温度感が、作品全体のとぼけたユーモアをさらに引き立てています。キャスト・声優一覧










スタッフ
| 監督 | 山田豊徳 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| ED | 「ラブミーギミー」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2012年当時、アニコレのリストを眺めて「短いやつ適当に消化するか」と再生したんだと思う。見た記憶はある。でも内容の記憶がない。これはつまり、放映当時は流し見して何も残らなかったということで、今回改めて見直してみたら「あ、これかわいくはあるな」と思った。
うーさーというキャラクターは、見た目だけ取り出すとぬいぐるみとして普通に売れそうなデザインをしている。ところが口を開くとだいたい碌でもないことを考えている。2012年のショートアニメブームの初期に、3DCGでこういうキャラを主役にした作品を作った判断は、今見るとわりと先を走っていた気がする。
宮野真守がうーさーの声をやっていると知ったのは2回目に見たとき。声だけ聞くとわからなくて、なるほどそういう方向でやってるのかと思った。
見た目がかわいければ、中身がゴミでも5分持つ——という実験
うーさーのその日暮らしは、基本的に一つのジョークで成立している。うーさーの見た目と中身の乖離、それだけだ。かわいいマスコット然とした外見を持ちながら、内側は「お金が欲しい」「女の子と仲良くしたい」「でも何もしたくない」という、あまりにもフラットな欲望の塊として動いている。
これを単なるギャップコメディと片づけてしまうと見逃すものがある。うーさーが面白いのは、彼がいわゆる「腹黒キャラ」の類型に収まっていないところにある。腹黒というのは基本的に何か企んでいるキャラクターに使う言葉で、それはそれなりのエネルギーを持っている。うーさーにはそのエネルギーがない。欲望があって、でも行動しない。諦めているわけでもなく、ただそういうものとして日々を過ごしている。
ショートアニメという形式がこの設定に完全に合致している。5分という時間は、うーさーの怠惰と等価だ。何かが解決されなくてもよく、何かが積み上がらなくてもよく、ただその日の気分でくだらないことをして終わる。これを30分やると破綻するが、5分なら成立する。フォーマットとキャラクターの相性がここまでかみ合っているのは珍しい。
3DCGという選択も、この作品の「温度感のなさ」に貢献している。手描きアニメの線は感情的な揺らぎを持ちやすいが、3DCGの動きはどこかマペット的というか、存在として少し距離がある。うーさーのクズっぷりが嫌みにならずに済んでいるのは、この距離感のせいだと思っている。
特に刺さったシーン
うーさーが画面の外に向かって語りかけてくるシーンが何度かある。女の子について、お金について、今日の気分について。このモノローグパートで、宮野真守の演技がかなり意図的に「抑えて」いるのが面白い。
宮野真守という人は、感情の振れ幅が大きい演技を得意とするイメージが強い。ところがうーさーは基本的に平坦なトーンで話す。欲しいものがあっても大騒ぎしない、腹が立っても爆発しない。この落差を意識しながら聞くと、抑制の中にある小さな感情の揺らぎがちゃんと入っていて、そこで初めて「ああ演じてるな」と感じる。1回目はキャラの外見を追いながら流し見していたので完全に聞き逃していた部分だった。
あと、エンディング周辺のノリが毎回少しずつ違うのに気づいたのも2回目以降。本編と同じくらいの情報量がエンドカードあたりに詰まっていて、5分以上楽しめる構造になっている。
読んで見たくなったら——『うーさーのその日暮らし』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「かわいい見た目」と「だらしない中身」のギャップが好きな人
- 5分アニメを日課にしている習慣がある人
- 宮野真守が低温でしゃべるのを聞きたい人
- 何も解決しない話をそれとして楽しめる人
- 2010年代前半の深夜アニメの空気感が懐かしい人
合わない人
- 物語的な引きがないと1クール見続けられない人
- キャラクターに感情移入することを求める人
- 一発ギャグが1シーズン繰り返される構造が苦手な人
- 3DCGアニメの動きにまだ慣れていない人
次に見るなら
テーマ性もオチもない日常系が好きなら——ぷちます! -プチ・アイドルマスター-。こちらも3DCGのショートアニメで、特に何も起きない日々をかわいいキャラクターで回し続ける構造が似ている。うーさーのシニカルさはないが、「5分で満足できる」体験としては近い。
腹黒い主人公のコメディが気に入ったなら——干物妹!うまるちゃん。家の外と中で人格が別人になるキャラクターの話で、うーさーほど諦念はないが「かわいい外見に反した内面」というコアは共通している。30分アニメなので情報量はだいぶ多い。
宮野真守の演技をもっと振れ幅で聞きたいなら——機動戦士ガンダム00。うーさーで抑制した演技を聞いた後に全開の演技を比べると、改めて仕事の幅に驚く。ジャンルは全然違うが、同じ声優のレンジを確認するという意味で面白い組み合わせだと思っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『うーさーのその日暮らし』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サブスクで見放題対象となっているため、加入済みの方はすぐに楽しめます。短編作品なので全話まとめて一気見しても時間がかからず、気軽に視聴を始めやすい作品です。

