※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

モンスターストライク 続・最終話「パンドラの箱」
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Studio Hibari |
戦神を倒した後、蓮と仲間たちは平穏な日々を取り戻していた。しかし、謎の少女パンドラが現れ、決して開けてはいけない箱を持ってくる。不幸な事件が世界中で発生し始め、奇妙な現象が地球を襲う。蓮たちは、この危機に立ち向かわなければならない。シーズン1とシーズン2をつなぐ重要なエピソードとなる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
戦神を打ち倒した蓮たちは、ようやく平穏な日常を取り戻していた。しかし、その平和は長くは続かない。謎の少女・パンドラが突如現れ、「決して開けてはいけない箱」を蓮たちの前に持ち込む。まるで呼応するかのように、世界各地では不幸な事件が相次ぎ、奇妙な現象が地球を次々と侵食していく。再び仲間たちと力を合わせた蓮は、迫りくる未知の脅威に立ち向かう決意を固める。シーズン1の終幕を飾り、続くシーズン2への重要な橋渡し役を担う注目エピソード。
みどころ・魅力
① パンドラの箱が引き起こす世界規模の異変
パンドラの箱というモチーフを軸に、世界各地で同時多発的に怪異が起きる描写はスケール感抜群。ONA作品ながら大きなキャンバスで語られるストーリーは、モンスト世界の広がりを改めて実感させてくれる見どころのひとつ。
② シーズン1の集大成と絆の見せ場
戦神との決着後の「余韻」から一転、新たな脅威が姿を現す構成が巧み。シーズン1を通じて積み上げてきたキャラクターの絆や成長が随所に活かされており、続編前の締めくくりとして十分な満足感が得られる。
③ シーズン2への橋渡しとして絶妙な位置づけ
「続・最終話」という特殊な立ち位置ながら、単体でもしっかり完結感があり、同時に次章への期待を高める構成になっている。パンドラというキャラクターの登場がシリーズ全体の世界観を大きく広げるきっかけとなっている。
キャスト・声優一覧
























関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
モンスターストライクのアニメを見ようと思ったのは、友人に「スマホゲーのONAにしては作り込んでる」と言われたからだ。正直なところ、ゲーム原作ONA特有の「キャラ紹介PV+薄いバトル」を想定していた。実際に見始めると、作画の密度が予想より一段上で、序盤から少し引き込まれた。ただし「続・最終話」というタイトルには最初から引っかかりを覚えた。続? 最終話? どっちなんだ。2回目に見たとき、これがシーズン1とシーズン2をつなぐ橋渡しエピソードだと分かったが、それでもタイトルの奇妙さは消えなかった。続きを想定して作られているのに「最終話」と名乗る。この矛盾が、作品の立ち位置をそのまま象徴している気がした。
「箱を開けるな」と言われながら、開けることでしか始まらない話
パンドラの箱、という題材は使い古されている。ギリシャ神話の元ネタから現代のフィクションまで、「開けてはいけないものを開ける」という構造は何千回と繰り返されてきた。モンスターストライクがこのエピソードでやろうとしたのは、その王道モチーフを「シーズンとシーズンの間」という特殊な場所に置くことだ。
戦神を倒した後の平和な日常、という設定は一種の「閉じた箱」だ。蓮たちはその状態を保ちたい。しかしパンドラという少女が現れ、決して開けてはいけない箱を持ち込む。小倉唯が演じるパンドラの声のトーンが、この役割をよく支えている。無邪気さと不吉さが同居した声で、「この子が来た時点でもう何かが始まっている」という予感を自然に漂わせる。小倉唯はこの時期からキャリアを積み重ねており、表面の明るさの奥に何かを隠すキャラクターへの解像度が高い。
箱が開くことで世界に不幸が広がり、奇妙な現象が始まる。ここで興味深いのは、「誰が悪いか」が単純でない点だ。パンドラは箱を持ってきたが、彼女が開けたのか、それとも別の力が働いたのか。津田健次郎が演じるケイというキャラクターの存在感が、この曖昧さをさらに複雑にする。低く落ち着いた声の中に含まれる含意の重さは、津田健次郎の十八番で、見ていて「このキャラクターはまだ何かを言っていない」という感覚を与え続ける。
日笠陽子演じるルシファー、小西克幸の白浜太陽、小野大輔の神倶土春馬という布陣は、キャラクターの個性の違いを声だけで際立たせる。日笠陽子のルシファーは特に、声の硬度と温度の調整が細かく、「敵なのか味方なのか分からない存在」としての立ち方が終始ぶれない。
このエピソードが描こうとしているのは、平和とは「箱を閉じておくこと」でしか維持できず、しかし何かを始めるためには必ず箱を開けなければならない、というジレンマだと思う。シーズン1の終わりとシーズン2の始まりの間に置かれた意味がそこにある。完結しない「続・最終話」というタイトルは、バグではなくそういう設計だ——たぶん。
特に刺さったシーン
パンドラが初めて箱を提示する場面は、2回目で見方が変わった。最初は「また選択肢を迫られるシーン」として流していたが、2回目に小倉唯の声の細部に集中すると、言葉と感情がわずかにずれている瞬間があることに気づく。「開けてはいけない」と言いながら、「でも開いてほしい」という引力を声に滲ませている。これは演技の話であって、テキストだけでは出ない情報だ。
もう一つは、終盤に世界規模の異変が広がっていく展開の中で、蓮たちが状況を把握しようとする場面。日常の喪失を前にしたキャラクターたちの反応が、過剰に劇的にならず、少し間を置いてから動く、という演技プランが全員で揃っている。ONA作品でここまでアンサンブルの呼吸が整っているのは珍しいと思った。配信で気軽に見られる作品でないのが惜しい——今となってはAmazon DVDで購入するしか手段がないのだが、この品質ならそれだけの価値はある。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- モンスターストライクのゲームをリアルタイムでプレイしていた世代
- シーズン1を見ており、シーズン2との橋渡しとして文脈込みで楽しめる人
- 日笠陽子・小野大輔・津田健次郎の競演をキャスト目当てで追う人
- スマホゲー原作ONA特有の「割り切った尺感」が苦にならない人
- ギリシャ神話モチーフのファンタジーが好きで、小倉唯のパンドラ解釈に興味がある人
合わない人
- シーズン1を見ていない状態でこのエピソード単体から入ろうとしている人
- 物語が単体で完結することを求める人(このエピソードは本質的に「続く」で終わる)
- 配信で手軽に見たい人(現状DVD購入以外の手段がない)
- ゲーム原作ONA全般に対してテレビシリーズと同水準の尺と密度を期待する人
次に見るなら
「パンドラの箱」という題材と「続きへの橋渡し」という構造が気に入ったなら、selector infected WIXOSSも試してみてほしい。カードゲーム原作でありながら「開けてはいけない扉を開ける」構造を1クールかけて丁寧に描いており、ONA的な割り切りとは違うアプローチでゲーム×運命系ファンタジーを仕上げている。
日笠陽子の演技が印象に残った人にはハイスクールD×Dシリーズをすすめる。別方向ではあるが、日笠陽子がキャラクターのアーキタイプを声だけで構築する技術がよく分かる作品で、その技術の土台を確認する意味で見る価値がある。
モンスターストライクの世界観ごと好きになったなら、素直に本編シーズン1から追い直すのが正解だ。モンスターストライク(TVシリーズ)は本エピソードより尺があり、キャラクターへの解像度が上がった状態でこの「続・最終話」を見返すと、細部の意味がかなり変わる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「モンスターストライク 続・最終話『パンドラの箱』」は、現時点で公式に確認できる配信サービスでの視聴はできない状況です。ONAとして公開された作品のため、視聴手段については各プラットフォームや公式サイトで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。シリーズ本編と合わせて楽しみたい方は、モンスターストライクアニメの関連情報もあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「モンスターストライク 続・最終話『パンドラの箱』」は、現時点で公式に確認できる配信サービスでの視聴はできない状況です。ONAとして公開された作品のため、視聴手段については各プラットフォームや公式サイトで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。シリーズ本編と合わせて楽しみたい方は、モンスターストライクアニメの関連情報もあわせてチェックしてみてください。


