銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅

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2018銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅

銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅

★ 3.7 / 5.0アクションドラマSF
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作その他
制作Production I.G

遠い未来、専制的な銀河帝国と民主主義の自由惑星同盟が終わりなき戦争を繰り広げていた。物語は、ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリーという二人のライバルが、それぞれ銀河帝国と自由惑星同盟で権力と名声を手にしていく様子を描く。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

遠未来、宇宙は専制的な銀河帝国と民主主義を掲げる自由惑星同盟に二分され、終わりの見えない戦争を続けていた。帝国の若き貴族ラインハルト・フォン・ミューゼルは、姉を奪った皇帝への復讐と全宇宙の改革を胸に軍歴を駆け上がる。一方、同盟軍には「不敗の魔術師」と呼ばれながらも戦争を嫌う異色の提督ヤン・ウェンリーがいた。アスターテ会戦で相まみえた二人の天才は、互いの存在を強く意識しながら、それぞれの陣営で名声と権力を手にしていく。歴史を動かす二人の邂逅から、壮大な銀河の物語が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 対照的な二人の天才が織りなす群像劇

改革を志す帝国のラインハルトと、戦を嫌いながら勝ち続ける同盟のヤン。理想も立場も異なる二人を軸に、数多の将官たちの思惑が交錯します。敵味方それぞれに信念があり、誰に肩入れするか迷うほど人物描写が緻密に描かれているのが本作最大の魅力です。

② 圧巻のスケールで描かれる艦隊戦

数万隻の戦艦が宇宙空間でぶつかり合う大艦隊戦を、最新のCG技術で立体的に表現。陣形や補給線を読み合う戦術の駆け引きが知的な興奮を呼びます。光と砲火が交錯する戦場の迫力は、リメイクならではの映像美として見応え十分です。

③ 民主主義と専制を問う重厚なテーマ

「腐敗した民主政治と、優れた専制君主のどちらが良いのか」——本作は単なる戦記にとどまらず、政治・歴史・人間の業を深く掘り下げます。名台詞の数々が視聴後も心に残り、何度見返しても新たな発見がある哲学的な奥行きを備えています。

キャスト・声優一覧

ラインハルト・フォン・ローエングラム
ラインハルト・フォン・ローエングラム
メイン
›
宮野真守
ヤン・ウェンリー
ヤン・ウェンリー
メイン
›
鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス
ジークフリード・キルヒアイス
メイン
›
梅原裕一郎
ウォルフガング・ミッターマイヤー
ウォルフガング・ミッターマイヤー
サブ
›
小野大輔
ムライ
ムライ
サブ
›
大塚芳忠
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
サブ
›
稲田徹
ダスティ・アッテンボロー
ダスティ・アッテンボロー
サブ
›
石川界人
マクシミリアン・フォン・カストロプ
マクシミリアン・フォン・カストロプ
サブ
›
エルネスト・メックリンガー
エルネスト・メックリンガー
サブ
›
大場真人
シュターデン
シュターデン
サブ
›
水内清光
ワルター・フォン・シェーンコップ
ワルター・フォン・シェーンコップ
サブ
›
三木眞一郎
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
サブ
›
竹内良太

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スタッフ

監督多田俊介
シリーズ構成高木登
キャラクターデザイン菊地洋子、寺岡巌、津島桂
OPSawanoHiroyuki[nZk]:Uru「Binary Star」
OPSawanoHiroyuki[nZk]:mizuki「CRY」
EDエリサ「WISH」

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OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

名前だけは二十年くらい前から知っていた。アニメ好きを名乗っていると、どこかのタイミングで必ず「銀英伝は通ったの?」と踏み絵みたいに聞かれる作品だ。そのたびに曖昧に頷いてやり過ごしてきた。理由は単純で、長い。旧作のあの巻数を思うと、登山靴を履く前から足が止まる。

で、リメイクのこれなら入り口として軽いだろう、という不純な動機で『邂逅』を再生した。最初の十分で艦隊が画面を埋め尽くした瞬間、ああこれは舐めてかかる作品じゃないなと姿勢を正した。一回目はキャラの名前を覚えるだけで精一杯で、二回目にようやく「誰が何のために喋っているか」が立ち上がってくる。そういう作りだった。

無能な民主主義は、有能な独裁にどこまで抗えるのか

この作品を派手な宇宙戦争モノだと思って見始めると、たぶん途中で居住まいが変わる。撃ち合っているのは艦隊だが、本当にぶつかっているのは二つの政体の思想だからだ。腐敗して機能不全に陥った自由惑星同盟の民主主義と、若き天才が一人で書き換えていく銀河帝国の専制。どちらが「正しい」かを、作品は最後まで断言してくれない。

ラインハルトは間違いなく有能だ。腐った貴族社会を実力で薙ぎ倒していく様は、見ているこちらが胸のすく思いさえする。一方でヤン・ウェンリーが守ろうとしている同盟は、無能な政治家が私腹を肥やし、兵士を無駄に死なせる、擁護しづらい器だ。それでもヤンは「最低の民主主義は最良の独裁に勝る」という一点に踏みとどまる。一人の英雄に運命を委ねた社会は、その英雄が間違えたとき止められないから——という理屈を、彼は飲み屋で愚痴る教師みたいな顔で語る。

単なる善悪の対決じゃない。有能さと正しさは別物だ、という居心地の悪い問いを、二人のライバルにそれぞれ背負わせて並走させている。一回目はラインハルトに痺れ、二回目はヤンの諦念に唸る。見るたびに自分がどっち側に立っているかが揺れる。そこがこの古典の、いまだに錆びていない芯だと思う。

特に刺さったシーン

序盤の艦隊戦で、圧倒的不利の数的状況をヤンが盤面ごとひっくり返していくくだり。ここで鈴村健一の声が効いてくる。英雄的に張り上げるんじゃなく、面倒くさそうに、けれど頭だけは異様に回っている男の温度で指示を出す。戦術の冴えと本人のやる気のなさのギャップが、台詞の「間」だけで成立していて唸った。

対して帝国側、宮野真守のラインハルトは同じ戦場を見ていても声の硬度がまるで違う。野心を隠さない若さと、それを支える知性が、語尾のわずかな鋭さに乗っている。そこへ小野大輔のミッターマイヤーが入ると場が締まり、三木眞一郎のシェーンコップが顔を出すと急に空気が剣呑で色っぽくなる。あの飄々とした凄みは三木さんの独壇場だ。石川界人のアッテンボローも、軽口の奥に芯がある同盟側の良心として効いていて、戦場の会話劇として何度でも聞き返せる。

読んで見たくなったら——『銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 政治・組織・思想のぶつかり合いを、台詞で読み解くのが好きな人
  • キャラ同士の「立場の違い」が会話に滲む芝居を味わいたい人
  • 旧作未見で、古典の入り口を新しい作画で踏みたい人
  • 戦闘より、戦闘に至るまでの理屈と人間関係に興奮する人

合わない人

  • テンポよく一話完結で爽快に終わってほしい人
  • 登場人物が多くて名前と肩書きを覚えるのが苦痛な人
  • 明確な正義と悪、勝者と敗者をはっきり示してほしい人
  • 長尺の群像劇に腰を据える時間が今ない人

次に見るなら

組織の論理と個人の信念がぶつかる重さが好きならコードギアス 反逆のルルーシュ。こちらは一人の天才が盤面を引っ繰り返していく快楽に振り切っていて、ラインハルト側の魅力を煮詰めた味がする。

「正しさとは何か」を会話で延々と問い続ける手応えが欲しいならPSYCHO-PASS サイコパス。管理された社会の是非を、撃ち合いの合間の議論で突きつけてくる骨格が近い。

群像で戦争と政治を腰を据えて描くものを探しているならヨルムンガンド。スケールは違うが、力と理想のどちらを取るかという居心地の悪さは地続きだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入中の動画配信サービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合は、アニメ作品数の多さや無料お試し期間などを比較して、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。

よくある質問

Q. 「邂逅」は全何話ですか?
A. 「Die Neue These 邂逅」は全12話で構成されています。物語の序盤にあたり、ラインハルトとヤンの出会いから帝国・同盟双方の情勢が描かれる導入編となっています。
Q. 旧作を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作は原作小説をあらためて映像化したリメイク作品で、物語の最初から描かれるため予備知識は不要です。旧アニメ版を未見の方でも、ここから問題なく世界観に入っていけます。
Q. どこで配信を見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴可能です。いずれも見放題対象として配信されているので、加入中のサービスがあればそのまま楽しめます。
Q. どんな人におすすめの作品ですか?
A. 重厚な群像劇や本格的なSF戦記が好きな方に特におすすめです。壮大な艦隊戦と政治ドラマ、そして人間の生き様を深く描く物語は、骨太な作品を求める視聴者の期待に応えてくれます。

まとめ

「銀河英雄伝説 -Die Neue These- 邂逅」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入中の動画配信サービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合は、アニメ作品数の多さや無料お試し期間などを比較して、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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