銀魂オンシアター2D バラガキ篇

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2023銀魂オンシアター2D バラガキ篇

銀魂オンシアター2D バラガキ篇

★ 3.4 / 5.0アクションコメディドラマSF
放送年2023年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画

『銀魂』の20周年記念プロジェクトの一環。第244~247話「トゲトゲ編」の劇場版カットで、追加映像を収録している。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『銀魂』20周年を記念した「オンシアター2D」プロジェクトの一環として2023年に公開された劇場版作品。テレビアニメ第244〜247話「トゲトゲ編」を劇場用にリマスターし、追加映像を収録した特別編集版となっている。幕末の江戸を舞台に、坂田銀時・桂小太郎・高杉晋助ら「バラガキ」と呼ばれた若き侍たちの過去と絆を描いたエピソードが、映画館の大スクリーンでよみがえる。笑いと熱さが交錯する銀魂らしい物語を、劇場ならではの臨場感でたっぷりと堪能できる一作だ。

みどころ・魅力

① 劇場版クオリティで蘇る「バラガキ世代」の青春

テレビ放送版をただ上映するのではなく、劇場向けのリマスター映像と追加シーンで再構成されている点が最大の魅力。銀時・桂・高杉の若き日を描いたこのエピソードが、映画館のスクリーンと音響によって新たな感動として体験できる。

② 銀時・桂・高杉、三者三様の絆と因縁

銀魂の中でも屈指の人気を誇るバラガキ三人組の関係性が濃密に描かれる。それぞれが異なる道を歩みながらも交差し続ける絆と因縁の深さは、ギャグ多めの本編とは一線を画すドラマ性があり、シリーズファンほど刺さる内容となっている。

③ 20周年記念ならではの特別感と追加映像

20周年という節目に合わせて制作されただけあり、ファンへの感謝と作品愛が随所に込められている。既視感のあるエピソードであっても、追加映像による新たな発見が用意されており、一度見たことがある人こそ楽しめる構成になっている。

キャスト・声優一覧

土方十四郎
土方十四郎
メイン
›
中井和哉
佐々木異三郎
佐々木異三郎
メイン
›
森川智之
近藤勲
近藤勲
サブ
›
千葉進歩
山崎退
山崎退
サブ
›
太田哲治
沖田総悟
沖田総悟
サブ
›
鈴村健一
今井信女
今井信女
サブ
›
平野綾
佐々木鉄之助
佐々木鉄之助
サブ
›
伊藤健太郎
坂田銀時
坂田銀時
サブ
›
杉田智和

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スタッフ

監督藤田陽一
キャラクターデザイン竹内進二

関連作品

アニメ

書籍

感想・評価

最初に見たとき——「銀魂追い切れてない民」が劇場に来た話

正直に言う。銀魂、途中で置いてきた。テレビシリーズが長すぎて、どこかで「続きは今度」と言ったまま、そのまま数年が過ぎた。バラガキ篇がどのエピソードかもうろ覚えのまま、20周年記念と聞いて「まあ劇場くらいなら」と足を運んだ。

座席に着いたとき、周囲は明らかに銀魂歴が長い客ばかりだった。スクリーンが暗くなって、杉田智和の声が響いた瞬間——ああ、銀さんだ、と思った。それだけで妙に安心した。キャラクターを思い出すより前に、声で記憶が戻ってくる。音響の良い箱で聴く杉田智和の銀時は、テレビ越しとは別物だった。

「バラガキ」とは何か——秩序を守る人間が、かつて秩序を壊していた話

バラガキ、という言葉がある。意味は荒くれ者、刺だらけの子、要するに誰にも御せなかったガキたちのことだ。この篇が描いているのは、今は鉄の規律で知られる新撰組の面々が、もともとはそういう連中だったという事実だ。

土方十四郎というキャラクターは、テレビシリーズでは副長として秩序の側に立っている。ルールを作り、それを守らせる側の人間だ。中井和哉の声が乗ると、その硬質さがいっそう強調される。低く、あまり揺れない声。なのにこの篇では、その人間が「バラガキ」と呼ばれていた時期がある。

沖田総悟も同じだ。鈴村健一の芝居は、いつもどこか飄々としている。何を考えているか読ませない軽さがある。でもその軽さの裏に、何かを削り続けて手に入れたものがある気がして、この篇を見るとその気配が少し見えてくる。

佐々木異三郎——森川智之が演じるこの人物が絡んでくることで、「過去」と「現在」の歪みがより際立つ。清廉ではない、どちらかといえば策士型のキャラクターを、あの声で演じると妙な品が出る。善悪のグラデーションが生まれる。

平野綾が演じる今井信女も忘れがたい。感情の起伏を極力抑えた演技なのに、かえってセリフの重さが増す瞬間がある。「バラガキ」という荒々しいタイトルの作品に、ああいう静けさが混ざることで、全体のトーンに奥行きが出た。

秩序を守る人間が、かつて秩序を壊していた。その事実は、今の彼らを否定しない。むしろ逆で、そういう来歴があるから今の強さがある、という構造になっている。銀魂という作品全体がそうなのかもしれないが、この篇はその一点をかなり直接的に突いてくる。追い切れていない視聴者にも、それだけは伝わった。

特に刺さったシーン

終盤の、土方と沖田が向き合う場面。台詞の量は多くない。むしろほとんど無言に近い。なのに中井和哉と鈴村健一の間に流れる空気が重くて、劇場の音響がその沈黙を全部拾っていた。どちらが先に動くか、というより、どちらが何を飲み込んだか、が伝わってくる芝居だった。

銀魂のコメディ部分に慣れていると、こういうシーンの落差が効いてくる。笑いで緩んでいたところに、いきなり締まった音が来る。音楽の入りもそこだけ変わっていて、劇場のスピーカーで聴くとその切り替わりが体で分かった。ああ、映画館で見て正解だったな、と思ったのは多分そこだった。

読んで見たくなったら——『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 新撰組周りのエピソードが特に好きな銀魂ファン
  • 土方・沖田の過去に興味がある人
  • コメディと真剣な芝居が混在するテイストが合う人
  • 中井和哉・鈴村健一の演技をちゃんとした音響で聴きたい人
  • 追加映像込みで総集篇を劇場体験したい人

合わない人

  • 銀魂を全く見たことがなく、いきなりここから入る人(前提知識がないと人物関係がきつい)
  • 銀時が主軸でないと物足りない人
  • 新規カットよりオリジナル展開を期待して入ると温度差がある
  • 総集篇形式に対して「それなら配信でいい」と感じるタイプ

次に見るなら

新撰組のキャラクターが気に入ったなら、まず銀魂テレビシリーズを新撰組メイン回だけでも拾い読みするのが早い。ただ本数が多すぎるので、銀魂°(2015年〜)から入り直す手もある。土方・沖田の関係性がある程度わかった状態でこの篇を再見すると、見え方が変わる。

「過去と現在が交錯する群像劇」という軸で見るなら、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズは構造的に近いものがある。荒くれ者が組織に属することで何かを得て何かを失う話で、銀魂とはジャンルが違うが、「バラガキ」的なテーマを真正面から扱っている。

劇場版という体験そのものが良かったなら、劇場版 呪術廻戦 0を映画館品質の音響・映像で見ておくことをすすめる。複数キャストのアンサンブルと、過去の傷が現在に干渉してくる構成が、似たような感触を持っている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要7サービスすべてで視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なくすぐに視聴できる場合がほとんどです。気になるサービスで銀魂ファンならではの劇場体験をお楽しみください。

よくある質問

Q. 銀魂オンシアター2D バラガキ篇はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の7サービスで配信中です。お使いのサブスクでそのまま視聴できます。
Q. テレビアニメ版と内容は同じですか?
A. 第244〜247話「トゲトゲ編」をベースにしていますが、劇場版にリマスターされた映像と追加シーンが収録されており、テレビ放送版とは異なる特別編集版となっています。
Q. 銀魂を初めて見る人でも楽しめますか?
A. 銀時・桂・高杉の過去と絆が中心のエピソードのため、シリーズを知っているほど深く楽しめます。初見でも物語としては追えますが、まずはテレビシリーズから入ることをおすすめします。
Q. オンシアター2Dシリーズは他にも作品がありますか?
A. はい、「銀魂オンシアター2D」は20周年記念プロジェクトの一環として複数作品が展開されています。バラガキ篇以外の作品も配信サービスで確認できます。

まとめ

『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要7サービスすべてで視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なくすぐに視聴できる場合がほとんどです。気になるサービスで銀魂ファンならではの劇場体験をお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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