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2016

くまみこ
★ 3.0 / 5.0コメディ日常系
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kinema Citrus |
田舎の山奥で暮らす巫女・町は、喋る熊の夏に守られながら育ってきた。14歳になった町は、都会の高校進学を決意する。しかし夏の奇想天外な修行で、町は都会生活に対応できるのか。熊と少女の珍騒動を通じて、成長と冒険の物語が繰り広げられる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
東北の山奥にある小さな村。村の守り神を祀る神社で巫女を務める少女・まちは、言葉を話す熊・ナツとともに暮らしてきた。世間をほとんど知らないまちは、ある日「都会の高校へ進学したい」と願うようになる。しかし極度の人見知りで、コンビニすら満足に使えない彼女を、ナツは本気で案じはじめる。やがてナツが課すのは、奇想天外な「都会対応特訓」の数々。のどかな山里でのんびり暮らしてきた少女と、過保護すぎる熊が織りなす、おかしくも心温まる田舎コメディが幕を開ける。みどころ・魅力
① 「巫女×喋る熊」という唯一無二の設定
神社の巫女を務める少女と、人間の言葉を話す大きな熊が一緒に暮らす——という奇抜な設定が最大の魅力。神聖な雰囲気とコメディが絶妙に同居し、ありそうでなかった世界観を生み出しています。第1話から引き込まれる、くまみこならではの個性です。② まちの人見知りとナツの過保護な掛け合い
都会に憧れながらも、緊張で何もできなくなってしまうまち。そんな彼女を心配するあまり、ナツの特訓は次第に空回りしていきます。気弱な少女と過保護な熊、二人のテンポのよいやり取りが笑いを誘い、見ているうちに自然と応援したくなります。③ のどかな田舎の風景と日常系の空気感
山に囲まれた村の暮らしや、四季の移ろいがていねいに描かれているのも見どころ。派手な事件は起きないけれど、登場人物たちのささやかな日常がじんわり心に残ります。ほのぼのとした空気に浸りたいときにぴったりの作品です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 松田清 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 齊田博之 |
| 音楽 | 立山秋航 |
| 美術監督 | 森川篤 |
| 音響監督 | たなかかずや |
| OP | 花谷 真紀「だって、ギュってして。」 |
| ED | 雨宿まち「KUMAMIKO DANCING」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
熊が喋る、というだけのアニメだと思っていた。山奥の巫女と、その子を育てた熊。あらすじを読んだ時点では、ほのぼのした田舎コメディの棚に置いて、何も考えずに流し見するつもりだった。実際、序盤はそのつもりで見られる。問題は、見終わったあとに残るものが「ほのぼの」ではなかったことで、正直に言えば内容の細部はだいぶ忘れているのに、最終回だけは妙にはっきり覚えている。放送当時、ラストが物議を醸していたのも含めて。二度目に見返したのは、その記憶のほうが正しいのか、それとも自分が勝手に重く受け取っただけなのか、確かめたくなったからだった。「都会に出る」のが正解だと、誰が決めたのか
くまみこは、田舎の少女・まちが都会の高校へ進学しようとする話だ。普通のアニメなら、これは「狭い世界から広い世界へ羽ばたく成長物語」のフォーマットに収まる。本人の意志、外への憧れ、それを後押しする周囲——そういう型になるはずだった。でもこの作品は、その型をわざと外してくる。まちが都会に出たがるたびに、育ての親である熊のナツが奇妙な「修行」を課す。表向きは都会に適応させるための特訓なのに、やればやるほどまちは都会を怖がり、自信を削られていく。応援しているはずの行為が、本人を縛りつける鎖になっている。 ここが面白いところで、見ているうちに「この子は本当に都会に行きたいのか」「行かないのは負けなのか」という問いがじわじわ立ち上がってくる。外に出ること、変わること、成長すること——それを無条件に「善きもの」としては描かない。むしろ、変化を強いられる側の恐怖と、変わらないでいたいという気持ちのほうを、コメディの皮をかぶせて差し出してくる。だから最終回の評価が割れた。あれを後退と見るか、ひとつの正直な結末と見るかで、この作品の印象は正反対になる。少なくとも、ただの田舎ほのぼのアニメではない。守られて育った子が、その守りの外へ出ていくことの難しさ。その居心地の悪さを、最後まで甘くしなかった作品だと思っている。特に刺さったシーン
ナツの声がずるい。安元洋貴の、落ち着いた低音で諭すようにまちへ語りかけるあのトーンが、修行のたびに無茶を言い出すギャップを、最高に気持ち悪く——褒めている——機能させている。声だけ聞いていれば完全に信頼できる保護者なのに、口から出てくる内容には容赦がない。終盤、まちが知らない状況や人混みに放り込まれて固まっていく展開は、コメディとして笑っていいのか迷う緊張感があって、初見では笑い、二度目では息が詰まった。酒田響まわり(喜多村英梨)のにぎやかさや、雨宿良夫(興津和幸)が日常側の温度を上げているぶん、まちが縮こまる瞬間の落差がきつい。あの「身体を小さくしていく」芝居の説得力は、見返すたびに効いてくる。読んで見たくなったら——『くまみこ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 日常系の皮をかぶった、ちょっと不穏な手触りの作品が好きな人
- 「成長=外へ出ること」という前提に、どこか居心地の悪さを感じたことがある人
- 喋る熊と少女のかけ合いを、声優の芝居ごと味わいたい人
合わない人
- 最後まで安心してほのぼのできる田舎コメディを期待している人
- 主人公がちゃんと前に進んで終わる、すっきりした着地が欲しい人
- キャラが追い詰められる描写を、笑いとして処理しきれない人
次に見るなら
田舎の空気そのものを浴びたいならのんのんびより。不穏さを抜いた、純度の高い田舎日常系で、くまみこの序盤の心地よさだけを引き伸ばしたような時間が流れる。何も起きないことの贅沢さを思い出させてくれる作品だ。 都会と田舎、人との距離の話として見たならばらかもん。都会から島へ流れ着いた青年が、土地と人にほどかれていく物語で、「環境が人を変える」ことを、くまみことは逆の方向から優しく描いている。 喋る動物とのゆるい掛け合いが心地よかったならしろくまカフェ。テンション低めの会話劇で、ナツのようにマイペースな動物たちが、人間に妙な距離感で絡んでくる。肩の力が抜ける一本。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
くまみこは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。アニメ作品が豊富なdアニメストアをはじめ、見放題作品の多いU-NEXTやDMM TVでも視聴できるため、ふだん使っているサービスに合わせて選べます。いずれかに加入していれば、すぐに視聴を始められます。


