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2025

ムーンライズ
★ 3.2 / 5.0アクション冒険SF
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 18話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | WIT STUDIO |
近未来、人類は国際AI「サピエンティア」に管理される世界統一政府を樹立し、その合理的決定に従うことで平和な生活を送っていた。しかしサピエンティアが地球の平和維持のため犯罪者と汚染物質を月に送る開発計画により、月には貧困と不平等が生じていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
近未来、人類は国際AI「サピエンティア」が統治する世界統一政府のもと、その合理的な判断に従うことで平和な暮らしを手にしていた。しかし地球の平和と環境を守るため、犯罪者や汚染物質を月へ送り込む開発計画が進められた結果、月には深刻な貧困と不平等が広がっていく。やがて月と地球を二分する大きな争いが勃発し、ひとりの青年がその渦中へと巻き込まれていく。AIによる管理社会の理想と矛盾、虐げられた者たちの怒り、そして失われたものを取り戻そうとする闘いが交錯する、近未来SFアクション。みどころ・魅力
① AIが統治する管理社会というテーマの深み
「合理的なら正しいのか」を問いかける世界観が大きな魅力です。AI「サピエンティア」による完璧な統治が、月の貧困と格差という矛盾を生み出していく構造は、便利さと引き換えに何を失うのかという普遍的な問いを突きつけ、単なるアクションに留まらない見応えを生んでいます。② 月と地球を舞台にしたスケールの大きな物語
舞台が地球だけでなく月にまで及ぶことで、物語の規模は一気に広がります。送り込まれた者たちが暮らす月の過酷な現実と、平和を享受する地球の対比が鮮明に描かれ、二つの世界が衝突していく展開からは目が離せません。③ 重厚な近未来SFのビジュアルと世界観
作り込まれた近未来の都市や月面、メカニックの描写など、SF作品としての画づくりも見どころです。緻密に構築された世界の中でキャラクターたちの感情がぶつかり合い、アクションと人間ドラマの双方を高い密度で味わうことができます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 肥塚正史 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 肥塚正史 |
| 原案キャラデザ | 荒川弘 |
| キャラクターデザイン | 山田歩 |
| 美術監督 | 東潤一 |
| ED | アイナ・ジ・エンド「大丈夫」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見たときは、正直なにも頭に入ってこなかった。ムーンライズ。月が、昇る。それで? という感じで、トップ画面を流し見していたら親指が止まっただけ。Netflixのオリジナルだし、ハズレならハズレでいい、くらいの温度で一話を再生した。それが、気づいたら続きを止められなくなっていた。最初は「近未来SFの定番セットだな」と斜めに構えて見ていたのに、二話、三話と進むうちに、これは世界設定を見せたいんじゃなくて、その世界に踏みつけられた人間の顔を見せたい話だとわかってくる。二周目で見ると、一話の何気ない引きの絵がぜんぶ伏線だったことに気づいて、軽く�01んだ自分が恥ずかしくなった。合理的な正しさが、いちばん遠くの誰かを踏んでいく話
この作品の中心にあるのは、国際AI「サピエンティア」が下す決定の、文句のつけようがない正しさだ。汚染物質と犯罪者を月へ送る。地球はきれいになり、争いは減り、統計上の幸福は確かに上がる。誰も嘘をついていないし、誰も悪意で動いていない。なのに、その「正しい計算」のしわ寄せは、計算式のいちばん外側――月で暮らすことになった人々の生活に、貧困と不平等という形で全部たまっていく。ムーンライズが描いているのは、SFのガジェットでも月面バトルのスペクタクルでもない。「全体にとって最適な答え」と「目の前のひとりにとって耐えられる答え」は、決して同じではない、というずれそのものだ。 面白いのは、この作品が「AIが暴走しました、倒しましょう」という単純な敵を用意しないところ。サピエンティアはバグっていない。むしろ正常に、忠実に、与えられた目的を達成し続けているからこそ怖い。悪役がいない不平等ほど、ほどきようがないものはない。主人公が背負わされる復讐の動機も、最初は個人的な喪失に見えて、見返すと「その喪失すら、誰かの正しい判断の結果だった」という構造に接続していく。単なる近未来アクションではなく、正しさを誰が決めるのかという、答えの出ない問いを最後まで手放さない作品だと思う。特に刺さったシーン
中盤、敵側にあたるはずの人物が自分の信念を静かに語る場面で、思わず一時停止した。子安武人が演じるワイズ・クラウンの声は、威圧でも演説でもなく、淡々と「これが正しい」と言い切るからこそ背筋が冷える。憎みきれない強さが声だけで成立していて、ここが本作の重心だと感じた。対して、上村祐翔のフィル・アーシュと小林千晃のジェイコブ・シャドウの掛け合いは、地面に足のついた等身大の温度で、世界の大きさに対して人間の小ささをちゃんと描いている。そして小林ゆうのエリック・ベーカー。序盤の何気ない一言の裏に終盤で全部回収される感情が仕込まれていて、二周目でその声を聞き直したとき、ようやく彼が何を抱えていたのかが腑に落ちた。配信オリジナルらしく月面の光の表現が異様に細かく、戦闘の一瞬より、戦闘が終わったあとの静けさの絵に長く目が留まった。読んで見たくなったら——『ムーンライズ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 明確な悪役がいない、システムそのものが敵になる物語が好きな人
- 近未来SFの設定を、世界観の説明ではなく「人間の生活」から描いてほしい人
- 復讐劇の動機が、個人の感情から社会構造へ広がっていく展開に弱い人
- 声の芝居でキャラの内面を読み取るのが好きな人
合わない人
- 分かりやすい勧善懲悪と、スカッとする決着がほしい人
- 毎話バトルの派手さで押し切ってくれる作品を求めている人
- 答えをはっきり提示してもらわないと、もやもやが残るのが苦手な人
次に見るなら
システムが管理する社会の正しさと、その外側からはみ出す人間を描くという意味では、PSYCHO-PASS サイコパスが近い。数値で人を裁く仕組みの内側で揺れる人間を、これでもかと突きつけてくる。月や軌道上に押しつけられた不平等と、そこから始まる復讐の手触りが好きなら、アルドノア・ゼロも合うはず。圧倒的な格差の前で頭脳で抗う冷たい緊張感が共通している。もう少し地に足のついた宇宙の生活と労働を味わいたいなら、プラネテスを。近未来の人類が宇宙でどう食って生きるかを、地味に、しかし誠実に描いた一本だ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ムーンライズ」はU-NEXTとNetflixで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、好きな方を選んで楽しめます。近未来SFアクションをじっくり堪能したい方は、ぜひこの2つの配信サービスからチェックしてみてください。
