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ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
Z戦士たちが開けられない音楽箱を発見し、ドラゴンボールで開けるよう言われる。中には、怪物ヒルデガルンと共に自らを封印したタピオンという戦士が現れる。悟空は、この邪悪な怪物を倒すため、新たな必殺技を完成させなければならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
Z戦士たちが、どうしても開けられない不思議な音楽箱(オルゴール)を発見します。ドラゴンボールの力で封印を解いたところ、中から現れたのは、太古の昔に怪物ヒルデガルンを封じるため、自らもろとも箱に封印された戦士タピオンでした。やがてヒルデガルンが復活し、街を破壊しはじめます。悟空は、この邪悪な怪物を打ち倒すため、新たな必殺技「龍拳」を完成させることを決意します。タピオンの孤独な戦いの背景と、トランクスとの心の交流を描きながら、物語は最終決戦へと向かっていきます。みどころ・魅力
① 悟空の新必殺技「龍拳」の誕生
本作最大の見どころは、タイトルにもなっている新技「龍拳」の完成です。悟空の闘気が黄金の龍となってヒルデガルンを貫く演出は、劇場版シリーズの中でも屈指の迫力。技に込められた「悟空がやらねば誰がやる」という覚悟が、クライマックスを熱く盛り上げます。② タピオンとトランクスの友情
封印から目覚めた孤高の戦士タピオンと、彼を慕う幼いトランクスの交流が物語の軸になります。剣士としての誇りと弟を守れなかった悲しみを抱えるタピオンの人物像が丁寧に描かれ、戦闘だけでないドラマ性が本作に深みを与えています。③ DBZ劇場版シリーズ最終作としての集大成
本作は『ドラゴンボールZ』劇場版の最終第13作にあたります。悟空をはじめZ戦士総出演でヒルデガルンに立ち向かう構成は、シリーズの締めくくりにふさわしいスケール感。アクション・友情・家族の絆が凝縮された一本です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橋本みつお |
|---|---|
| OP | 影山ヒロノブ「We Gotta Power」 |
| ED | 影山ヒロノブ「俺がやらなきゃ誰がやる」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初はタイトルだけで見始めた。「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」。この文字の圧、なんなんだ。説明文じゃなくて、もう叫びになっている。中身を知る前から「やらねば誰がやるって言われたら、そりゃ悟空がやるだろうな」と納得させられている自分がいた。DBの劇場版はだいたいこの調子で、開始数分で星に穴が開くか街が割れるかするので、身構える必要すらない。ところが今回、見終わったあとに残ったのは破壊の余韻じゃなかった。トランクスと、笛を吹く見知らぬ戦士の距離感。最初は派手な必殺技目当てだったのに、覚えているのはやけに静かな場面のほうだった、という落差がこの映画の妙な手触りになっている。
兄を持たなかった少年が、ひと夏だけ兄を手に入れる話
この映画、表向きはヒルデガルンというでかい怪物をどう倒すかの話だ。封印された戦士タピオンがオルゴールから現れて、悟空が新技を仕上げて、最後に龍が爆ぜる。あらすじだけ並べるといつものDBに見える。でも何度か見返すと、本当の軸はそこじゃないと思えてくる。これは、トランクスという子どもの話なんだ。
トランクスは未来から来た青年版もいるけれど、この時代の彼はまだ小さい。父はベジータで、あの父はあの父なりにしか愛を示せない。同年代の友達は悟天くらい。そこに、タピオンというぶっきらぼうで、少し影のある年上の戦士が現れる。トランクスは露骨に懐く。剣に憧れ、オルゴールの音色に聴き入り、彼を「お兄ちゃん」みたいに追いかける。タピオンのほうも、最初は突き放しているのに、だんだんこの子を放っておけなくなる。怪物バトルの裏側でずっと進行しているのは、血のつながらない兄弟がひと夏だけ成立する、その儚い時間のほうだ。
そして残酷なのは、タピオンの存在自体が怪物の封印と結びついていること。仲良くなればなるほど、別れが構造的に約束されている。出会った瞬間からタイマーが鳴っているような関係なんだ。だから終盤、トランクスが涙をこらえる場面が効いてくる。これは単なる怪獣退治の劇場版ではなくて、「得たものを手放す練習」を子どもにさせる話だと、僕は受け取っている。龍拳の爆発はあくまで花火で、本編はその静けさのほうにある。
特に刺さったシーン
やっぱり終盤、悟空が龍拳を放つところ。気を巨大な金色の龍に変えて怪物を貫く、あの一発。理屈で言えばただのエネルギー技なんだけど、画面が一瞬で神話の挿絵みたいになる瞬間があって、毎回そこで背筋が動く。映画館の音響で浴びたら腹に来ただろうな、と想像してしまう類いの場面だ。
そして声。野沢雅子さんが悟空・悟飯・悟天を一人で演じ分けているという事実を、この映画は改めて突きつけてくる。親子三代が同じ画面で言葉を交わしているのに、全部同じ人。冷静に考えるとおかしいのに、聞いていると自然に三人として成立している。草尾毅さんのトランクスが、タピオンに向けるあの少し背伸びした声色も良くて、「年上に認められたい子どもの声」になっている。派手な技より、この声の芝居のほうを僕は何度も巻き戻した。
読んで見たくなったら——『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バトルの爽快感だけでなく、キャラ同士の距離感や別れの余韻まで味わいたい人
- トランクスというキャラに思い入れがある人(ここでの彼は格別に良い)
- 野沢雅子・草尾毅といったベテランの声の芝居をじっくり聴きたい人
- 90分でちゃんと泣かせにくる、古き良き劇場版アニメの呼吸が好きな人
合わない人
- DBの予備知識ゼロで、キャラ相関を一から説明してほしい人
- 理屈の通ったSF設定や、緻密なバトルロジックを求める人
- 怪物退治の本筋以外の「感情のより道」をテンポの遅さと感じる人
次に見るなら
少年とパワーの一回性に惹かれたなら、ドラゴンボール超 ブロリーへ。孤独な戦士の背景がきちんと描かれていて、ぶつかり合いの奥にある寂しさという点でタピオン回と通じるものがある。
劇場版の「ひと夏のお祭り感」をもっと浴びたいならドラゴンボールZ 復活の融合!!悟空とベジータ。馬鹿馬鹿しさと熱さの配合が絶妙で、肩の力を抜いて笑いながら見られる。
血のつながらない者同士の絆という軸が刺さったなら、いっそ離れて鋼の錬金術師を。失ったものと手にしたものの天秤、という重さが、この映画の静かな別れの延長線上にある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の大手サービスに対応しているため、ふだん利用している配信サービスでそのまま楽しめる作品です。劇場版をまとめて見たい方も、これらのサービスから自分に合ったものを選べます。