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ゆるゆり なちゅやちゅみ!
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TYO Animations |
キャンプ用品を見つけた娯楽部は、夏休みにキャンプに行くことを決める。生徒会も同行することになる。カレーを作って過ごした後、少女たちはペアを組んで肝試しに挑戦し、その後みんなで銭湯に入る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏休みのある日、娯楽部の面々はキャンプ用品を見つけたことをきっかけに、みんなでキャンプへ出かけることを決めます。話を聞きつけた生徒会のメンバーも合流し、にぎやかな夏の小旅行がスタート。テントを張り、火を囲んでカレーを作り、思い思いに過ごす一日が描かれます。夜になるとペアを組んでの肝試しに挑戦し、暗闇のなかで普段は見られない素顔が次々と飛び出します。最後はみんなで銭湯に浸かり、笑い合いながら夏の一日を締めくくる——『ゆるゆり』らしいゆるくてあたたかな時間が詰まったOVAです。みどころ・魅力
① 娯楽部と生徒会が勢ぞろいする夏イベント
あかり・京子・結衣・千歳をはじめ、生徒会メンバーまで一堂に会するオールキャスト感が魅力です。キャンプという非日常の舞台だからこそ、いつもの教室とは違う組み合わせの掛け合いが生まれ、ファンにはたまらない賑やかさに仕上がっています。② ペアで挑む肝試しの化学反応
本作の山場のひとつが、ペアを組んで挑戦する肝試し。誰と誰が組むかで生まれる気まずさやドキドキ、思わぬ本音の漏れなど、キャラ同士の距離感が一気に近づきます。怖がる姿やはしゃぐ姿に、それぞれの個性がぎゅっと凝縮されています。③ カレー作りから銭湯まで“夏休みの全部”
火起こしやカレー作りといった定番のキャンプ風景から、締めくくりの銭湯シーンまで、夏休みの楽しさが丁寧に描かれます。大きな事件は起きなくても、何気ない時間がいちばん愛おしい——日常系の心地よさを存分に味わえる構成です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 畑博之 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 谷口元浩 |
| 音楽 | 三澤康広 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | Nanamori Chu☆Goraku Bu「ゆるゆりんりんりんりんりん」 |
| ED | Nanamori Chu☆Goraku Bu「アフタースクールデイズ」 |
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アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を一周して、二期も追いかけて、それでもまだ夏が足りなかった人間が手を出すのがこれだと思う。なちゅやちゅみ、はOVA。「夏休み」を舌っ足らずに言うとこうなる、というだけのタイトルで、本編の番外編、筋を進める回ではなく、あの四人の夏をもう一日だけ延長するための補完みたいな一本だ。最初は正直、本編の余りもので一本でっち上げたやつでしょ、と斜に構えて再生した。違った。というか「いつも通り」なんだけど、それを夏休みの尺でやられると効きかたが変わる。一回目はキャンプと銭湯をぼんやり眺めて終わった。二回目で気づいたのは、ここには事件が一個も起きていない、ということ。それでも見終わるとちゃんと夏が一回終わった顔になっている。本編が好きならまず後悔しない、そういう種類の一本。終わると決まっている時間を、わざわざ終わらせないために撮ったような夏
日常系というジャンルは、よく「何も起きない」と要約される。でもなちゅやちゅみを見ていると、何も起きないことと、何も起きないように作ることは、まったく別の労力なんだと分かる。キャンプ用品を見つけて、行こうと決めて、カレーを作って、肝試しをして、銭湯に浸かる。書き出すと予定表みたいだけど、この並びには一個も山場がない。普通のアニメなら、どこかで誰かが泣くか、勝つか、告白する。ここではその全部が、わざと回避されている。単なる気の抜けたお祭り回ではなくて、これは「終わりが最初から決まっている時間」をどう撮るか、という話なんだと思う。夏休みは、始まった瞬間にもう終わりが見えている。八月の頭に感じる、楽しいのにうっすら寂しいあの感じ。娯楽部の四人と生徒会が一緒に過ごすこの数日は、二学期が来れば消える。作品はそれを一切セリフで説明しない。説明しないまま、カレーの湯気とか、肝試しでびびる声とか、湯船で伸びをする間とかに、その有限さを溶かしている。
そしてその真ん中に、相変わらず存在感を消されているあかりがいる。主人公なのに忘れられる、というあかりのあの構造は、ここでは妙に切実に効く。誰の記憶にも残らない夏の一日、というモチーフと、あかりという存在が、夏休みの尺の中でぴったり重なるからだ。堀江由衣が演じる姉・あかねの暴走っぷりと並べると、その対比がさらにくっきりする。何も起きないのに、見終えると確かに何かを少し失った気持ちになる。それがこのOVAの撮りたかったものだと、二回目で腑に落ちた。
特に刺さったシーン
肝試しのペア分けのくだりが、何回見ても好きだ。怖がる側とびびらせる側、どっちにしても結局じゃれ合いに着地するのがこの作品の体質で、大室櫻子と向日葵のあの腐れ縁が暗がりで一段うるさくなる瞬間がいい。加藤英美里の櫻子は、強がりと地の小心さの切り替えが速くて、暗闇でだけ漏れる本音みたいなトーンがちゃんと用意されている。あと斎藤千和の撫子が姉をからかうときの、あの低めの含み笑い。三姉妹の力関係がワンフレーズで分かる。銭湯のシーンは逆に音で刺さる。湯がはねる音と、誰かが伸びをするときのため息みたいな声と、豊崎愛生の池田千歳が眼鏡を外したあとに始める例の妄想の声色。お湯に全部の警戒心を預けた人間の喋り方になっていて、こっちまで肩の力が抜けた。生徒会と娯楽部の声が湯気の中で層になって重なる時間は、内田真礼まで含めた賑やかしが効いていて、ひと夏の集合写真みたいだ。事件が起きないぶん、声優の芝居の解像度だけで持っていく時間がちゃんとある。そこを聞きにいく一本でもある。
読んで見たくなったら——『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を全部見終えて、あの四人ともう少し夏を過ごしたいと思っている人
- 事件が起きない時間そのものを味わえる、日常系に体が慣れている人
- 声優の芝居の細かい温度差を聞き分けるのが好きな人
合わない人
- 本編未見で、ここから初めてゆるゆりに触れようとしている人(キャラの関係が前提なので置いていかれる)
- 一話の中に起承転結や明確なオチを求める人
- 百合的な距離感のじゃれ合いが延々続くのが苦手な人
次に見るなら
この「何も起きない夏」の感触をもっと浴びたいならのんのんびより。田舎の時間の伸び方と、終わってほしくない夏の描き方が、なちゅやちゅみと地続きだ。
四人組のじゃれ合いのテンポが好きだったならきんいろモザイク。距離の近い女の子たちの、意味のない会話の応酬を延々と見ていられる体質の人向け。
とにかく緩い空気と可愛い顔ぶれに浸かりたいならご注文はうさぎですか?。事件のなさを心地よさに変換する作りが近いし、キャラの掘り下げも丁寧だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合も、ご自身の利用スタイルに合わせて選べるので安心です。









