※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

フリクリ シューゲイザー
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Production I.G |
マサキは独特な背景と性格のため、クラスに馴染めず苦労していた。彼はマサキ以上に風変わりなハルミと出会う。ハルミはマサキの悩みを爆撃で解決してくれると申し出る。本作はFLCL Alternative から10年後を舞台とし、高校の少年少女を中心に展開する第5シーズンである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
クラスになじめず孤立しがちな高校生・マサキは、独自の感性と風変わりな言動で周囲を驚かせる少女・ハルミと出会う。「あなたの悩みは爆撃で解決できる」と言い放つハルミの登場が、マサキの平凡な日常を一変させていく。本作は『FLCL Alternative』から10年後の世界を舞台に、新世代の高校生たちが繰り広げる青春とロボットバトルを描くシリーズ第5シーズン。FLCLならではのカオスなエネルギーと予測不能な展開が、新たなキャラクターたちを通じてよみがえる。みどころ・魅力
① FLCLシリーズ10年後の世界を描く新章
『FLCL Alternative』の10年後という設定により、シリーズのファンには懐かしさと新鮮さが共存する。過去作との世界的なつながりを感じながら、まったく新しい登場人物たちの物語として独立して楽しめる構成になっており、初見のアニメファンにも入りやすいシーズンとなっている。② 個性爆発のキャラクターが生み出すテンポの良いコメディ
「悩みを爆撃で解決する」と言い切るハルミをはじめ、一筋縄ではいかないキャラクターたちの掛け合いがテンポよく展開する。クラスになじめないマサキと常識外れなハルミの凸凹コンビが生み出す化学反応が、作品のユーモアの核となっている。③ FLCLシリーズ伝統のカオス演出とジャンルを超えた世界観
アクション・コメディ・メカ・SFが入り乱れるジャンルレスな作風は、FLCLシリーズの真骨頂。テンポの速いカット割りや予測不能な展開、シリーズを通じて培われてきた独自の映像センスが、本作でも惜しみなく発揮されている。キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 上村泰 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 高橋裕一 |
| ED | ザ・ピロウズ「About A Rock’n’Roll Band」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
オルタナティブと同時期に配信されていたほう、と言えば伝わる人には伝わる。フリクリが続編シリーズを2本同時に出してきたとき、正直「どっちか一方でよかったんじゃ」と思いながら両方見た。シューゲイザーはそのうちの一本で、設定上はオルタナティブから10年後という位置づけ。最初に見たとき「またか」という感覚が先に来て、それでもフリクリというタイトルへの義理で最後まで付き合った。2周目は少し違う目で見られた。千葉翔也が声を当てているマサキが序盤でぽつりと言う台詞に、初回では気づかなかった質感があって、そこだけは少し見直した。完全に「見てよかった」とは言えないが、「見なくてよかった」とも言えない。そういう作品。
「異物」同士が引力で引き合うだけで、それが青春だという開き直り
マサキは「独特な背景と性格」という表現で片付けられているが、要するにクラスで浮いている。ハルミはそれ以上に浮いている。そこに爆撃が加わる。フリクリの文法はずっとこれだ——理解不能な力が降ってきて、それが人間関係の触媒になる。
オリジナルのフリクリが特別だったのは、その「触媒」の暴力性と哀愁がきちんと機能していたからで、ハルハラ・ハルコというキャラクターが「理解できないまま去っていく大人」として機能していた。シューゲイザーでそれに相当するものがあるかというと、正直弱い。ハルミが爆撃で悩みを解決するという設定は面白い入口なのに、その「爆撃」がどういう意味を持つのかが掘り下がりきらない印象がある。
ただ、このシリーズが描こうとしているのは「馴染めない人間が馴染めない人間を見つけて、それでとりあえず今日をやり過ごす」という構造だと読めば、それはそれで誠実な話ではある。クラスに居場所がない、でも集団に溶け込む気もない、そういう人間が「俺よりやばいやつ」と出会って少し息をつく。大仰な成長も和解も要らない。ただそこにいる、という。フリクリのシリーズ中では最も「地味に生きている10代」に寄り添った作りで、それがシューゲイザー(音楽ジャンルとしての轟音と内省)というタイトルとゆるく呼応している気はする。
そういう読み方をすると田村睦心が演じる本山満というキャラクターが少し違って見えてくる。田村睦心は感情を抑えた芝居に独特の重みを乗せる人で、本山が何を考えているのかわからない場面での「静止」が効いている。派手な見せ場があるキャラクターではないのに、いるかいないかで作品の温度が変わる。そういう役の使い方はうまい。
特に刺さったシーン
序盤、マサキが教室の端で何かをじっと見ている場面。千葉翔也の芝居がここで効いていて、台詞量は少ないのに「この子は黙っているのではなく、最初から発信する気がない」という質感が出ている。千葉翔也は元気な役もやるが、こういう内側に閉じた10代の声が妙に似合う。怒鳴っていないのに存在感がある、という意味での演技の密度が高い。
終盤、ハルミの「解決」が暴力的な形で現れる展開は、フリクリシリーズのお約束として受け取りつつも、その後の静けさが個人的には刺さった。騒がしい何かが起きて、それが終わって、また静かな日常に戻る——その「戻る」感じがこのシリーズの核にある気がして、シューゲイザーというジャンルの「轟音の後の余韻」と重なる。意図的かどうかは知らないが。
読んで見たくなったら——『フリクリ シューゲイザー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- フリクリシリーズを全部追いかけているコレクター気質の人
- 千葉翔也・田村睦心のファンで、この二人の掛け合いが見たい人
- 派手な展開より「浮いた人間が何となく共存する」空気感に共感できる人
- 10代のぼんやりした閉塞感を懐かしむ気持ちがある人
合わない人
- オリジナルのフリクリの熱量を期待している人(そのテンションはない)
- SF・メカ要素に一貫したロジックを求める人
- 「続編を作る必要があったのか」という問いが頭から離れない人
- キャラクターの内面が明示的に語られないと乗れない人
次に見るなら
フリクリ オルタナティブは同時期に制作・配信された姉妹作で、こちらは女子高生4人の群像劇。シューゲイザーより感情の起伏がはっきりしていて、「フリクリの続編としての完成度」で言えばこちらが上という評価が多い。フリクリ本来のテンポが恋しくなったらまずこれ。
フリクリ(2000年のオリジナル)は言うまでもなく、これだけ見れば十分だったと今でも思っているが、シューゲイザーを見た後に見直すと「あの密度は何だったんだ」という感覚が新鮮に戻ってくる。6話という短さが全てを正当化している。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクションは「日常と非日常が混在する中で10代が何となく生きている」という構造が近い。こちらはより日常側の解像度が高く、シューゲイザーの「静けさ」が合った人には響きやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『フリクリ シューゲイザー』は、dアニメストアで視聴できます。FLCLシリーズのファンはもちろん、カオスな世界観と青春ドラマを楽しみたい方にとっても見ごたえのある作品です。dアニメストアのサービスを利用している方は、ぜひチェックしてみてください。




