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WORKING!!!
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
ファミリーレストラン「ワグナリア」の個性的な従業員たちが再び大騒ぎを繰り広げる。第三シーズンでは、彼らのユニークなキャラクターと日常の中での予想外な出来事が織り交ざり、コミカルで心温まるストーリーが展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台に、個性豊かな従業員たちが繰り広げるにぎやかな日常を描く第三シーズン。小さなことに喜び、大きなことに戸惑いながらも、それぞれが少しずつ成長していく姿が温かく描かれる。不器用な人たちが不器用なりに関係を築いていく、笑いあり感動ありのハートフルコメディ。みどころ・魅力
① 長年の「フラグ」がついに回収されるクライマックス
シリーズを通じて積み上げられてきた恋愛フラグが、第三シーズンでいよいよ決着を迎える。特に小鳥遊宗太と山田葵の関係が大きく動き、ファンが待ち望んでいた展開が次々と訪れる。伏線回収の快感を味わえる、シリーズファン必見の内容となっている。② 個性豊かなキャラクターたちの”ぶつかり合い”が生む笑い
男性恐怖症、暴力癖、ミニチュア好きなど、一癖も二癖もある従業員たちが狭いレストランで繰り広げる騒動は相変わらず絶好調。キャラクター同士の掛け合いが生み出す笑いのテンポは本シリーズの真骨頂で、ついつい次の話を見てしまう中毒性がある。③ 日常系としての完成度と、ちゃんと”終わる”物語
ゆるやかな日常描写を保ちながらも、きちんと物語に決着をつける構成が秀逸。長期シリーズにありがちな「引き延ばし感」がなく、登場人物全員が報われるかたちでフィナーレを迎える満足感は格別。コメディと人情劇のバランスが絶妙に取れた一作。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 鎌倉由実 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉岡たかを |
| キャラクターデザイン | 足立慎吾 |
| 音楽 | 有限会社モナカ |
| 美術監督 | 木下了香 |
| OP | 阿澄佳奈「NOW!!!GAMBLE」 |
| ED | 阿澄佳奈「NOW!!!GAMBLE」 |
| ED | 小野大輔「まつ毛にLOCK」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ファミレスもの」というだけで見始めた。深い理由はなかった。1期が評判良かったのは知ってたけど、なんとなく後回しにしていて、気づいたら3期まで来ていた。まあそういう作品はある。
最初の数話は「ああ、こういうやつね」と少し距離を置いて見ていた。変なキャラがそれぞれ変なことをしていて、絶妙にかみ合わない。でも2周目に入ったとき気づいたのは、この作品の変人たちが全員きちんと「一貫した変人」だということ。ブレない。どんな状況に置かれても自分のルールで動いている。それが積み重なると、いつのまにかそのズレ自体が愛おしくなっている。
3期は特に、積み上げてきたものを回収しにいく感じがあって、見終わったあとに「ああ、長く付き合ってきてよかった」という気持ちになった。ファミレスアニメとしてではなく、3年分のキャラクターの話として。
壊れた人間同士が、狭い職場でしかたなく距離を詰めていく話
WORKING!!!の登場人物は、ほぼ全員どこか欠けている。小柄なものが好きすぎて人間関係の判断基準がおかしくなっている主人公、男性恐怖症で反射的にパンチが出る女の子、常に日本刀を携えて先輩に片想いを続けるホール担当、店内の情報を握って密かに楽しんでいるシフトマネージャー——。
こういう設定だけ見ると「ギャグのための舞台装置」に見える。実際1期の頃はそうだった。でも3期まで来ると、それぞれの「壊れ方」に歴史があることがわかってくる。なぜそうなったのか、何が怖いのか、どこに踏み込まれると動けなくなるのか。ギャグのフォーマットの中に、じわじわと「人が変わる瞬間」が差し込まれていく。
特に面白いのは、ワグナリアという場所の閉鎖性だ。同じシフトで、同じカウンターで、毎週顔を合わせる。逃げ場がない。それが強制的に「関係性の更新」を促している。普通なら距離を置いたまま終わる人間同士が、職場という構造のせいで少しずつ変化せざるをえない。
福山潤が演じる小鳥遊宗太の「小さいものへの偏愛」という設定が、実は彼の脆さの言い換えだったと3期で腑に落ちた。守れるものの中にいるのが安心、という話。喜多村英梨の轟八千代も、刀を手放さない理由が単なるキャラ付けではなく、佐藤への感情を言語化できないことの代替物として機能している——と2周目では読めた。小野大輔が演じる佐藤潤の、ぶっきらぼうな優しさとの対比が絶妙で、この二人のシーンは台詞より間の使い方で見せている。
「職場の人間」として始まって「ちゃんと人間として見ている」に変わる瞬間を、この作品はコメディの皮をかぶったままやり遂げている。そこが単なる日常系と違う部分だと思う。
特に刺さったシーン
終盤、小鳥遊と伊奈美の関係がようやく動き始める一連の流れ。「動き始める」と書いたが、正確には「お互いがすでに動いていたことをやっと認める」展開で、そこに時間をかけてきた3期の意味があった。
伊藤静が演じる梢の、感情を抑えながらそれでも滲み出てしまう芝居が印象に残っている。抑制されているからこそ、崩れた瞬間の重さが違う。声優の演技としては、「言葉でなく息と間で感情を出す」という技術がよく出ていた箇所で、2回目に見てようやく気づいた。初見では台詞の内容しか追えていなかった。
あとは神谷浩史の相馬が、ほかのキャラの恋愛模様を観察しながら独り言のように何かを呟くシーンが複数あって、あの「当事者でないのに一番状況を把握している人間」感がじわじわくる。こういうポジションのキャラは声の温度感が難しいはずで、神谷浩史はそれを乾いた面白さとして成立させていた。
読んで見たくなったら——『WORKING!!!』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- キャラクターに時間をかけて愛着を持つタイプ——3期から入るのはおすすめしない。1期から順に見ること前提
- 「何も起きない話」が苦にならない。日常系の空気感をそのまま楽しめる
- テンポの良いボケとツッコミの掛け合いが好き。会話劇として面白い
- スロウバーンのラブコメが好きで、じれったさを楽しめる
- 声優のアンサンブルとして聴ける人——主要キャスト全員の声の組み合わせが心地いい
合わない人
- 1話ごとに起伏のある展開を求めている。ほぼないので期待しない方がいい
- 「男性恐怖症でパンチ」という設定をコメディとして受け取れない人——ここは最初に確認すべき地雷ポイント
- 3期だけ見ようとしている人——文脈のない感動になる
次に見るなら
WORKING!!!のあとに何を見るかは、どの部分が気に入ったかで変わる。
職場を舞台にしたキャラクター群像が面白かったなら、NEW GAME!がある。ゲーム会社を舞台に、個性的なスタッフたちが仕事と人間関係をこなしていく話で、空気感が近い。WORKING!!!ほどボケは激しくないが、キャラクターの掛け合いで見せる点は同じ。
日常の中でじわじわ積み上がる温かさが良かったなら、甘々と稲妻を。子育てと料理を軸にした話で、ジャンルは違うが「小さな変化の積み重ね」という構造が似ている。感情の揺れ方が穏やかで、見終わったあとの体温が近い。
スロウバーンのラブコメ部分が刺さったなら、ゆるキャン△という選択肢もある。恋愛ではないが、キャラクター同士の関係性が「気づいたら好きになっていた」という構造で動いていて、急がない気持ちよさがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『WORKING!!!』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。いずれも見放題対象作品として配信されているため、すでにいずれかのサービスに加入済みであれば追加料金なしで楽しめます。シリーズ完結編となる第三シーズンをぜひ一気見してみてください。





