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ドラゴンボール エピソード オブ バーダック
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
バーダックは、フリーザの攻撃を受けて消滅するはずだったが、時間軸を逆行させられ、奇妙な生物が住む惑星に送られた。そこでフリーザの祖先である宇宙海賊チルドと出会い、惑星を守るために彼と戦う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
惑星ベジータでフリーザの攻撃を受け、消滅するはずだった下級戦士バーダック。だが彼の意識は時間軸をさかのぼり、見知らぬ生物たちが暮らす古代の惑星へと送り込まれていた。記憶も力も万全ではないなか、バーダックはその星を脅かす宇宙海賊チルド——のちにフリーザ一族の祖先となる存在と対峙する。星に生きる人々を守るため、たった一人で強大な侵略者へ立ち向かうバーダックの孤独な戦いが幕を開けます。サイヤ人の誇りと、後の伝説へとつながる戦士の姿が描かれる短編特別編です。みどころ・魅力
① 孤高の戦士バーダックが主役のスピンオフ
本編では悟空の父として断片的に語られるバーダックが、単独で物語の中心に立つ貴重な一編です。フリーザに散ったはずの彼が再び戦場へ身を投じる姿は、原作ファンの想像を刺激します。家族も仲間も知らない地で、それでも誰かを守ろうとする戦士の生き様が胸を打ちます。② フリーザ一族の祖先チルドとの激突
敵として現れるのは、のちのフリーザにつながる宇宙海賊チルド。一族の宿命を予感させる因縁の対決は、ドラゴンボールの壮大な歴史に新たな一ページを加えます。圧倒的な力を持つ侵略者へ単身挑むバーダックの覚醒と、ほとばしるバトルアクションが最大の見せ場です。③ 約20分に凝縮された濃密な特別編
SPならではのテンポの良さで、序盤から一気に物語が加速します。長編シリーズを追っていなくても楽しめる独立した構成でありながら、サイヤ人の誇りやドラゴンボール世界の奥行きをしっかり感じられる密度の高さが魅力。短時間で熱いバトルを味わいたい人にぴったりの一作です。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| キャラクターデザイン | 山室直儀 |
|---|---|
| 美術監督 | 行信三 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初は「ああ、あのバーダックのやつね」くらいの軽い気持ちで再生した。悟空の父親が単身フリーザに挑んで散る——あの1990年の特別編の記憶が強すぎて、これはその後日譚というか、二次創作っぽい外伝でしょ、と斜に構えていた。ところが20分そこらの尺なのに、見終わったあと妙に喉の奥が熱くなっている自分がいた。時間軸をさかのぼって見知らぬ惑星に飛ばされる、という出オチみたいな設定を、よくここまで「ドラゴンボールの背骨」に接続したな、と。2回目に見たときに気づいたのは、これが単なるファンサービスじゃなくて、シリーズ全体の一番おいしい因縁にそっと答え合わせをしている話だということだった。
超サイヤ人伝説の「最初の一発」を、悟空ではなく父親が撃っていた話
この作品の核心は、超サイヤ人という伝説がどこから来たのか、という一点に尽きると思っている。フリーザが心の底で恐れていたのは「いつか現れる伝説の超サイヤ人」だった。Zの本編では、その恐怖を現実にするのが悟空だ。だがこのスペシャルは、その恐怖の出どころを悟空の一代前に、しかもフリーザの一代前にずらして見せる。バーダックが流れ着いた惑星で出会うのは、フリーザの祖先である宇宙海賊チルド。つまり、悟空とフリーザの最終決戦は、実は親子二代・宿敵二代をまたいで二度繰り返される因縁だった、という構造をここで初めて明かしてくる。
面白いのは、バーダック本人にその自覚がまるでないことだ。彼は伝説を背負おうとして戦うわけじゃない。目の前の惑星と、そこに暮らす連中を守るために、行き場のない怒りごと拳を振るっているだけ。結果として彼が放った金色の閃光が、その星の人々の記憶に「黄金の戦士」として刻まれ、長い時間をかけて宇宙の片隅に伝説として沈んでいく。フリーザがあれほど怯えた伝説の起源が、実は自分の先祖を殴り倒した名もなき下級戦士の一発だった——この皮肉の効かせ方が、ただの前日譚を超えていると思う。これは単に悟空の父を再登板させただけの話ではなく、「血と因縁は本人の意志と無関係に円を描いて戻ってくる」という、ドラゴンボールがずっと描いてきたテーマの、一番コンパクトで濃い縮図なんだと思う。
特に刺さったシーン
やっぱり終盤、バーダックが追い詰められて、それでも立ち上がるあたりの野沢雅子さんの声だ。悟空とまったく同じ声帯から出ているはずなのに、悟空のあの底抜けの明るさが一切ない。乾いていて、すり減っていて、それでも引かない。同じ「声」でここまで別人を立てられるのか、と毎回唸る。対するチルドの中尾隆聖さんも見事で、フリーザと同じ声でやるからこそ「ああ、こいつら本当に同じ血なんだ」と理屈じゃなく腹に落ちる。序盤で惑星の子どもベリーを庇うくだり、桑島法子さんの澄んだ声がバーダックの荒んだ声とぶつかる対比も効いていて、ここで彼が「守る側」に回る動機がすっと通る。江原正士さんのイバナも短い出番ながら芯があって、惑星の住人たちが書き割りにならずに済んでいる。金色に変わった瞬間、思わず前のめりになった。
読んで見たくなったら——『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- Zのフリーザ編を通っていて、サイヤ人とフリーザ一族の因縁が好きな人
- 1990年のバーダック特別編が刺さった世代
- 短い尺で「設定の答え合わせ」をされるのが好きな人
- 野沢雅子・中尾隆聖の演じ分けを味わいたい人
合わない人
- ドラゴンボールをほぼ知らずに単体で楽しみたい人
- 原作の正史にどこまで含めるか、という整合性が気になって没入できない人
- 20分尺に物足りなさを感じやすい人
次に見るなら
まず外せないのがドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜。バーダックが惑星ベジータでフリーザに散る原点の特別編で、こちらの「その後」を見たなら、対になるこの悲劇を先に押さえると因縁の重さが倍になる。
サイヤ人とフリーザ一族の血の話に乗れたならドラゴンボール超 ブロリーもおすすめ。バーダックやサイヤ人の出自が現行の正史として描き直されていて、エピソード オブ バーダックの後味と地続きで楽しめる。
純粋に「因縁が円を描いて戻る」構造が好きなら、本丸のドラゴンボールZフリーザ編をもう一周するのが一番効く。あの最終決戦の手前に、もう一つの決戦があったと知ってから見ると景色が変わる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ドラゴンボール エピソード オブ バーダック」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluの5つのサービスで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、幅広い作品を扱う総合系サービスまで対応しているため、すでに加入中のサービスがあればそのまま楽しめます。複数の選択肢があるので、ご自身に合ったプラットフォームで気軽に視聴できます。