POKÉTOON

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2020POKÉTOON

POKÉTOON

★ 3.5 / 5.0コメディファンタジー日常系
放送年2020年
フォーマットONA
話数8話
原作ゲーム
制作Dandelion Animation Studio

ポケモンキッズTV YouTubeチャンネルで公開された短編エピソード。第1話「ズルッグとミミッキュ」(2020年6月4日)、第2話「ヒーローになりたいヤンチャム」(2021年5月5日)、第3話「ユメノツボミ」(2021年6月4日)、第4話「まっててね!コイキング」などが配信されている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ポケモン公式YouTubeチャンネル「ポケモンキッズTV」で配信されるオリジナル短編アニメシリーズ。ズルッグとミミッキュの友情、ヤンチャムのヒーローへの憧れ、コイキングの懸命な姿など、さまざまなポケモンたちを主人公に据えた独立した物語が展開される。テレビシリーズとは一線を画す、ほのぼのとした日常系の世界観が特徴。

みどころ・魅力

① ポケモンだけが主役のスピンオフ短編

サトシやコハルといったトレーナーは登場せず、ポケモンたちが主役として自分の言葉と感情で物語を紡ぐ。普段はバトルや捕獲対象として描かれるポケモンの”素の姿”が丁寧に描かれており、ファンにとって新鮮な視点で楽しめる作品に仕上がっている。

② 1話完結・短編形式でサクッと見られる

各エピソードは独立した完結型の短編構成で、視聴順を問わず好きな話から楽しめる。忙しい合間に気軽に楽しめる手軽さが魅力で、子どもから大人まで幅広い層が入りやすいフォーマットとなっている。連続ドラマのような追いかけ視聴も不要。

③ 温かみのある作画とやさしい世界観

TVシリーズとはテイストが異なり、よりやわらかく情感豊かな作画が採用されている。コメディとしての笑いを押しつけず、日常の小さな出来事やポケモン同士の交流が静かに描かれるため、大人でも素直に感情移入できる雰囲気を持っている。

キャスト・声優一覧

ズルッグ
ズルッグ
メイン
›
ミミッキュ
ミミッキュ
メイン
›
ヤンチャム
ヤンチャム
メイン
›
ツボミ
ツボミ
メイン
›
水瀬いのり
プリン
プリン
メイン
›
岡咲美保
ゲンガー
ゲンガー
メイン
›
武隈史子
ショーコ
ショーコ
メイン
›
井口裕香
モモ
モモ
メイン
›
本渡楓
アンズ
アンズ
メイン
›
富田美憂
ナレーター
ナレーター
サブ
›
南壽あさ子
パパ
パパ
サブ
›
小野塚貴志
ママ
ママ
サブ
›
沼倉愛美

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「ポケモンの短編シリーズ」と聞いて、正直あまり期待せずに再生したのを覚えている。YouTubeのポケモンキッズTVチャンネル、子ども向けコンテンツの棚に並んでいる時点で、大人がわざわざ構えて見るものじゃないと思っていた。ところが第1話「ズルッグとミミッキュ」を流してみたら、10分もしないうちに「あ、これ普通に好きかもしれない」という感覚になっていた。

何がいいって、尺の短さが潔い。各話が短編単体で完結していて、伏線も引っ張りもない。見たいときに見て、終わる。配信オリジナルの短編シリーズとしての設計が、作品のテンポとぴったり合っている。2回目に見たとき気づいたのは、ビジュアルの丁寧さだ。YouTube向けとは思えないくらい作画に力が入っている回があって、TVアニメとはまた違う「短編専用の密度」で作られているのがわかる。

ポケモンと人間ではなく、ポケモンとポケモンの話をしている

POKÉTOONが面白いのは、人間をほぼ主役にしていないことだ。第1話はズルッグとミミッキュ、第2話はヤンチャムが主役で、ポケモン同士の関係性や感情がメインに描かれる。これは地味に珍しい。ポケモンというIPは基本的に「人間とポケモンの絆」の物語として展開されてきたが、このシリーズはそこをあえて外している。

「ユメノツボミ」では、水瀬いのりが演じるツボミが夢を持つポケモンとして描かれる。水瀬いのりは芯があって少し遠い声の出し方が得意な人で、ツボミの「届きそうで届かない」感覚がそこにうまく乗っていた。第3話は特にこの方向性が強く、ポケモンが「何かになりたい」と願う構造になっている。子ども向けコンテンツとして作られながら、テーマとしては普遍的な話をしている。

短編という制約が、むしろこのテーマを強くしている。長編なら説明や成長のプロセスを丁寧に描くが、ここではそれをしない。感情の一断面だけを切り取って終わる。だからこそ、見た後に「この先どうなったんだろう」と考える余白が生まれる。POKÉTOONが単なるファン向け短編にとどまらないとしたら、この「余白の作り方」が理由だと思う。

特に刺さったシーン

「ヒーローになりたいヤンチャム」で、ヤンチャムが自分なりのヒーロー像を模索する場面が妙に好きだ。富田美憂が演じるアンズの声は、少し張り詰めた芯の強さがあって、脇役でも存在感をきちんと作れる人だと改めて思った。本渡楓演じるモモも、短い尺の中でキャラクターの輪郭をしっかり出していて、声優の技量が作品の密度を上げているのが実感できる。

沼倉愛美のママ役は、出番は少なくても安定感が違う。「この人が出てくると場が締まる」という役者がいるが、沼倉愛美はまさにそのタイプで、短編の中での比重の置き方が絶妙だった。井口裕香のショーコも、序盤の登場シーンで一気に場の空気を作っていて、194本のキャリアが伊達じゃないなと思う。短い作品でこれだけのキャストを揃えているのは、子ども向けとはいえIP全体へのリスペクトを感じる。

読んで見たくなったら——『POKÉTOON』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ポケモン好きだが、バトルよりキャラクターの感情描写に興味がある人
  • 10〜15分程度の短編アニメを隙間時間に楽しみたい人
  • 声優の演技を軸に作品を見る習慣がある人
  • 子ども向けコンテンツだからこそ生まれるシンプルな感動が好きな人

合わない人

  • ポケモンバトルや育成ゲームとしてのIPを期待している人
  • ストーリーの連続性や伏線回収を求める視聴スタイルの人
  • 短編という尺に物足りなさを感じやすい人

次に見るなら

POKÉTOONのような「IP原作・短編・キャラクター感情フォーカス」の感覚が好きなら、ポケットモンスター (2019)もあわせて見ると面白い。こちらは長編シリーズだが、サトシとピカチュウの関係性の描き方がPOKÉTOONとは対照的で、短編ならではの「密度」が逆にわかりやすくなる。

リトルウィッチアカデミアは、もともとYouTube向け短編アニメとして始まったONAで、POKÉTOONと同じ「短編配信オリジナルから生まれた作品」という文脈を持つ。作画クオリティと感情の乗せ方が短編としての完成度を示していて、配信オリジナル短編に興味があるなら見ておいて損はない。

ポケモン以外のIPで似た空気感を探すなら、こんな夜中にバナナかよではなく——短編コメディ路線なら天才バカボン(2018)がdアニメストアにあり、「気軽に見られる短編ギャグ」というポジションで雰囲気が近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ—¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix—¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu—¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+—¥1,250〜(税込)なし500+
POKÉTOONはdアニメストアおよびDMM TVで視聴できます。短編の独立エピソード形式なので、空き時間にさっと1話から楽しめます。ポケモンファンはもちろん、ほのぼの系アニメが好きな方にもおすすめの作品です。

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よくある質問

Q. POKÉTOONはどこで見られますか?
A. dアニメストアとDMM TVで配信されています。各サービスの会員登録を行うことで視聴可能です。
Q. 何話まで配信されていますか?
A. 「ズルッグとミミッキュ」「ヒーローになりたいヤンチャム」「ユメノツボミ」「まっててね!コイキング」など複数のエピソードが存在します。各話は独立した内容のため、どの話から見ても楽しめます。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. はい、全年齢向けのほのぼの日常系アニメです。暴力的な表現や難解なストーリーもないため、小さなお子さんから大人まで一緒に楽しめます。
Q. 通常のポケモンアニメと何が違いますか?
A. トレーナーが登場せず、ポケモン自身が主役の短編スピンオフ作品です。バトルよりもポケモン同士の日常や感情にスポットを当てた、やわらかい作風が特徴です。

まとめ

POKÉTOONはdアニメストアおよびDMM TVで視聴できます。短編の独立エピソード形式なので、空き時間にさっと1話から楽しめます。ポケモンファンはもちろん、ほのぼの系アニメが好きな方にもおすすめの作品です。

トレーラー・MV

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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